赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

『犬をかうまえに』

2014-11-29 09:08:22 | その他
昨日、よみうり新聞夕刊で、新刊『犬をかうまえに』が小さく紹介してもらえました。ここに全文をのせるのは、まずいと思うので一部を紹介します。
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きれいに表紙をカラーでのせてもらってうれしいです。このページはペットの話題がいっぱい。ペット好きは増えているのですね。
今のところ、わたしはメダカをかわいがっています。産まれたメダカは、だいぶ大きくなりました! 
ただ、死んでしまった親メダカもいて、せつない秋です。


さて、国分寺ブックタウンプロジェクトですが、フェイスブックに、みんなでつくる物語、全文アップしてくれました。
気になる方は、のぞいてみてください。

また、このブックフェスを企画された西国図書館は、カフェ、クルミドコーヒーといっしょに、book cafe KURUMED COFFEE というものもやっているもよう。テーマはきめてあるそうですが、好きな本について自由に語れる場みたいです。一度いってみたくなる企画。こちらも、興味がある方は、クルミドコーヒーのサイトをのぞいてみてください。


わたしは、昨日、国分寺三小のゲストティーチャーをおかげさまで終わることができました。体育館、冷たい床にすわって聞くのは、たいへんだったと思いますが、みんな行儀よく聞いてくれて、ありがとうございます。うれしかったです。
質問も活発にでて、三小の子どもたち、すごいなっと感心しました。


今年は、講演や絵本作り指導など、話す機会が多くありました。数えてみたら、11回もやっていました。
最後、今年のしめは、12月11日。青少年育成委員の方々にお話をするというのがあります。
それまで風邪をひけません。あと一息、がんばらないと。

さて、気がつくと今年もあと一ヶ月ほど。
公園のどうだんツツジが、まっかに紅葉していました。

幼年童話が次々と

2014-11-28 09:36:13 | その他
各社、年末にむけて本の出版が多くなっています。今年は、本がこれまで以上に売れなかったという声もちらほら。そんな中、幼年童話の出版が以前より多いなったように思います。

送っていただいた幼年童話を順番に紹介します。


森川成美さんの新刊です。はじめてよむこわーい話、というのにぴったりのテンポがいい、読みやすい作品です。傘に注目したのがいいですよね。今年になって、わたしは傘を二本もなくしてしまいました。
雨の日、母のところに行き、次の日、晴れて帰ってくると、どこか途中で置き忘れ・・・。傘が泣いているかもしれません。
わたしの傘も傘オバケになっているでしょうか? 盛り上がりもあって楽しい作品です。



松井ラフさんの初出版作品です。松井さんはボジョレーの会でお会いしました。創作コンクールつばさ賞の優秀賞作品ということでPHPから出版されています。
初めて自転車の補助輪をとった日のことを思いだすような作品。素直な文体で、気持ちをすくいあげて書いています。これをスタートにがんばってほしいです。



これは、わたしも選考にかかわった国土社と児文協で協力しておこなった公募「ともだちって☆いいな」のシリーズの一冊。中宮洋子さんも初出版です。おめでとうございます。
公募で読んだ時よりもずいぶんと文が流れ、ゆうれいの気持ちが伝わる展開になっていました。がんばって書き直されたのだと思います。
絵がぴったりで、イケメン幽霊が、なかなかステキ。さて、きもだめし、どうなるのでしょうか?
わたしもこんな幽霊ならあってみたいなーーって思いました。読者も、そう思うでしょう。

今日は、わたしは国分寺第三小学校でゲストティチャーとして出かけてきます。
うまくいくか、いつもドキドキ。六年生四クラスの生徒に話します。よろしくお願いします。




火星までいっちゃいました!

2014-11-25 08:58:13 | その他
昨日、国分寺ぶんぶんうぉーくが開催されました。「足あと、つけにいこう、国分寺再発見」というキャッチでの国分寺の市民発のお祭りです。実行委員として若者がたくさんボランティアをしていました。
まず、紅葉に彩られた武蔵国分寺公園では、ハンモックがゆらゆら。

一箱古本市も青空のもとでおこなわれていました。


わき水でコーヒーをいれるとおいしいといわれる「お鷹の道」を歩いていくと

ブックフェッスティバルの会場が!

駅から歩いて20分。遠いのに、会場には、ちょうどいいぐらいの人が来てくれていて、本好きはまだまだいると安心しました。

わたしはビブリオバトルにも初参戦。壁に大きなタイマーがうつる間に話すので、なかなか緊張します。わたしはチャンプ本には選ばれませんでしたが、おもしろい本にもめぐりあったし、なにより、楽しかったです。小学生もやるそうなので、この経験は、いつか本に書くぞ==と思いました。

また、壁一面にはられた巨大原稿用紙にみんなでお話をつくる企画も、同時進行。一行目をわたしが書いたので、とても気になるのですが、な、なんと、三人目で火星がでてくるという、とっても型破りなストーリーに。何度か、夢を見たとかいうノリで国分寺にもどす人がでるのですが、そこはなかなか思惑通りにはいかず、また、火星に飛んでいったりしました。この、宇宙規模のストーリー、みんな、なんだこれ??と思いながらも、笑いながら楽しんでいました。

だって、火星といいながら、火星の不動産やさんに、2LDKではせまいですから、3LDKにしてください、なんてたのんでいるんです。火星の住宅事情はどうなってるんだ? それに、わたしってひとり暮らしのはずなのに、2LDKせまいのか? つっこみどころ満載で、スタッフといっしょに大笑い。

 


会場の様子は、フェイスブックにも載りました。思わずアカウントをとろうかと思いましたが、やはり、躊躇してしまいました。

親切に声をかけてくれて、実行委員としてかけまわっていたサンタポストさん。おつかれさま。本も売ってくださり、大変ありがたかったです。
たくさんのスタップもいて、国分寺も悪くないなって思った一日です。

ぞくぞくびっくり箱 四巻目、『おこりんぼうおばけ』

2014-11-23 07:01:43 | その他
楽しみにしていた、アンソロジー、ぞくぞくびっくり箱の四巻目 『おこりんぼうおばけ』ができあがりました!とてもかわいい表紙です。今、おんなの子に一番人気のあんびるやすこさんの表紙だけあって、センスいい。おばけが抱きしめたくなるほど、かわいいです。



うら表紙も、こんな感じ。きらきらしてます。



わたしは、この中で、『ネトネトおばけのたおしかた』という小作品をかいています。実は、小羽芥子太郎というおかしなおばけ研究家がでてくるこの作品、あんがい気に入っています。アンソロジーで終わるのではなく、もうすこし何作か連作にしたかったくらい! なので、ちょっと手にとってみてください。

薫くみこさん、押川理佐さん、きむらゆういちさんなど、作品が読めます。公募が通った作品も、おもしろ~~い。さすが、たくさんの作品の中、選ばれただけあります。

さて、先週は、高倉健がなくなって、寡黙な男の魅力を再認識した週でした。母なんて、ほんとしょんぼりしています。
わたしは、20日にボジョレーヌーボーの会などあって、ステキな皆さんと出会えて、おいしく楽しく盛り上がりました。でも、飲み過ぎか、年のせいか、次の日はふらふら。

そのふらふら頭にとびこんできたのが、イノシシが武蔵野線とぶつかったというニュース。びっくりしました。だって、マンション、ビルがたちならぶ、住宅街です。武蔵国分寺公園という大きな公園はありますが、それでも、府中街道は渋滞がおこるほどの交通量。まったくイノシシはどこから来たのでしょうか?
多摩川にそって、山からおりてきたのかもしれません。ゴミという餌はいっぱいあったでしょうから。

北府中と西国分寺の間でということです。娘のラムネはこれを聞いて、「ああ、また、西国分寺、田舎説が急上昇してしまう」となげいていました。

さて、今日は国分寺ぶんぶんウォーク、ブックフェスティバルの日です。体育館にはられた巨大原稿用紙にみんなでつくるものがたり。たくさんの人に参加してほしいです!
 
国分寺の作家の本として、わたしの本も売ってくれるそうです。こちらも注目してね

週末はブックフェスティバルにどうぞ!

2014-11-19 23:10:33 | その他
また、宣伝ですみません。
本がつなぐひととまちーーというキャッチでおこなう国分寺ブックフェスティバルで、みんなでつくる物語というワークショップがあります。ひとり一節ずつ書いていって、なにか物語を完成させようというもの。
その栄えある一行目を、今日、わたしは書いてきました。市役所で企画者さんたちが、巨大な原稿用紙を印刷し、それにマジックで書いたのです。

恋ヶ窪駅で始まる一行目です。発表してもいいようなので、ここにも書きます。
『恋ヶ窪駅前のハートのベンチにすわって、わたしは一年前の約束を思いだしていた』
この一行目を考えるため、昨日、ずいぶん、悩みました。わたしがだれとどんな約束をしたかが、鍵です。そこがどうなっていくのか……、だれが書いてくださいね!
恋や国分寺がキーワードでおりなす、みんなでつくる物語、もう、わくわくドキドキです。
これからどういう展開になっていくのか、はたして、恋はかなうのか、はたまた失恋か。

一行目を書いたわたしは、もう、原稿用紙50枚くらいのストーリーは勝ってに考えたのですが、(ちなみに、わたしの脳内作品は、失恋して、おちこんで、また、新しい恋の予感……)それに近いものになるでしょうか。
なんか、離れていく感じがします。どーんとかけ離れていったほうが、おもしろいと期待しています。
下記のようなポスターも恋ヶ窪駅にはられたそうです。


フェイスブックに、わたしが一行目を書いているところがうつっています。ぜひ、見てください。https://ja-jp.facebook.com/kokubunjibooktown ちょうどよく頭だけうつっているってところがみそですねぇ。

そして、ノリでわたしも24日のビブリオバトルに出ることにしてしまいました。書評合戦です。
自信がないですが、みんなに読んでもらいたい絵本があるので、それでがんばってきたいと思います。
安東みきえさんの絵本です。どうなることやら。持ち時間は五分間。それをオーバーしそうな感じ。ビブリオバトルを熱心にすすめているサンタポストさんが、楽しんで!といってくれたので気が楽になりました。
当日は、思いっきり楽しんで、言葉遊びをおもしろがって来よう!

24日15時から:もとまち地域センターは、駅からちょっと遠いけれど、散歩にはいいところ。武蔵国分寺公園は、モミジがきれい。ドラマで田村正和がコーヒーのための水をくんでいた「お鷹の道」もあります。
ぶらぶら歩いて来てください。

物語の結末、そして、ビブリオバトルの結果は、また、このブログで発表しますーー☆
今回は、国分寺応援団でーす!