赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

おおぎやなぎちか 新刊『ヘビくんブランコくん』

2022-10-31 09:44:03 | その他

韓国から大変心を痛めるニュースがはいっていますね。群衆、こわい。犠牲者のご冥福をいのりたいです。

 

おおぎやなぎさんがかわいい新刊をだされました。

アリス館より『ヘビくんブランコくん』です。

井上コトリさんの絵、かわいいですよね。ストーリーをとってもよくひきたてています。ぴったり!

この幼年童話、横書きになっています。本づくりもていねいですね。

ヘビくんがブランコにからまってしまったのがきっかけなのですが、ふんわかと物語がふくらんでいて、言葉と言葉がひびきあって、おおぎやなぎさんのいいところがすごくうまくでた作品だと思いました。

これは売れるかもよ。読みやすいのもいいですね。

ときおり入るカラーのページがいいアクセントになっています。絵本から物語へのバトンタッチにちょうどいい本です。

 

さてさて、秋晴れが続いています。わたしは週末、諏訪にいき、諏訪湖のまわりを一周サイクリングしてきました。

これが気持ちよかった。その写真はまた明日。

こんな風にサイクリングを楽しめるようになったのも、コロナ禍からコツコツ、トレーニングをしてきたおかげです。

S先生がみてくれていて、マンツーマンのトレーニングがとってもわたしにあっていて、体の調子はよくなっています。

ずっと腰痛のアカハネといわれ、わたしも苦しんできたけど、少しずつ回復していますよ。

60才をすぎても、よくなるみたいです。


おはなしサイエンス シリーズ

2022-10-28 17:47:54 | その他

ネットを見ていたら、おはなしサイエンス シリーズ 講談社の情報がすでに公表sれていました。

↓こんな感じに。

シリーズ「おはなしサイエンス」のラインナップ※刊行予定も含みます

『遺伝子工学 光るマウスが未来を変える』 森川成美・作 石井聖岳・絵
『美容の科学 神永くんは知っている』 神戸遙真・作 藤本たみこ・絵
『未来のたべもの 未来の給食、なに食べる?』楠木誠一郎・作 下平けーすけ・絵
『AI(人工知能)ロボットは泣くのか?』佐藤まどか・作 酒井以・絵
『未来の医学』片川優子・作 大管雅晴・絵
『バイオミメティクス(生物模倣技術)マンボウ、空を飛ぶ』吉野万理子・作 黒須高嶺・絵
『鉱物・宝石の科学 七つの石の物語』小手鞠るい・作 サトウユカ・絵
『宇宙の未来 パパが宇宙に行くなんて!』松素めぐり・作 木村いこ・絵
『恐竜 恐竜の町で見つけたこと』松原秀行・作 梶山直美・絵
『危険生物 ひょうたん池の怪魚?』赤羽じゅんこ・作 ウラケン・ボルボックス・絵

最初が森川成美さんで、もうすぐ出版されるのかな? 一番、最後を見てください。わたしが、書きました! 『危険生物』について

これがなかなか手間取って、時間がかかってしまい、順番が最後になってしまいました。でも、参考文献もたくさん読みました。

オンラインで学者さんと話したりして、なかなかおもしろかったです。編集者さんもがんばってくれました。

2月頃には、だしてもらえる予定。

この絵の方、ウラケン ボルボックスさんって、おもしろい名前ですよね。ラフの絵、とてもうまいです。

とくに動物が生き生き表現する方で、迫力ある絵を描いてもらそう。楽しみにしています。

 

今日は母のはいってる施設にいってきました。94才ですが、まだまだ、元気でよくしゃべります。

食欲もありますよ。

施設はきれいにしてあって、玄関周りはいつも花でいっぱい。

めずらしい八重のヒマワリが咲いていました。

 

 


『やさしい猫』中島京子

2022-10-26 17:17:33 | その他

読書会の課題図書を、少し早く読み終わりました。今回は、『やさしい猫』 中島京子さんの話題作です。

やわらかい語り口で、作品は始まります。母子家庭で育ったわたし。おかあさんのミユキさんがスリランカ出身のクマさんとしりあって、やがて愛情をもち、いっしょに暮らし始めました。しかし、クマさんが、仕事をやめたことを隠していたことで、やっかいなことになります。不法滞在となり、入国管理局に収監されてしまうのです。これが長期にわたり、クマさんが病気にまでなってしまいます。

ほんと、入国管理局、むちゃくちゃ。民主主義社会じゃないの???って腹がたちますよ。

なんとか、出てきてもらって、いっしょに暮らしたいと願い、家族は弁護士をたのみ、裁判をすることにしますが、これがなかなか大変。勝率1%の裁判なんですから。

ほんとわたしは入管のこと、難民のこと、何も知らなかったと思いしらされました。また、裁判ってつらいものなんですね。

厳しい話で内容も濃いのですが、語り口がやわらかなのがすくい。そこが文章のうまさでしょうか。

途中から祈るような気持ちになり、ページをめくっていきます。この家族がいじらしく、自分の親戚かなにかのような気までして、勝訴をねがってやみません。でも現実はほんと、厳しくて、ヒリヒリします。

最後は、長編を読み切ったという思いとともに、感動がひろがり、読書の力を感じる本だと思いました。

また、スリランカの民話、やさしい猫がうまくつかわれていると思いました。

この作品を読めてよかった。長い作品ですが、長さが気にならなく、先が、先が気になって読み終わることができました。

たくさん調べて、勉強して、それを自分の思いの中で反芻して書かれたんだと思います。

中島京子さん、すごい作家だなー。

読書会では、みなさん、どんな感想をもつでしょうか。楽しみです。


『みち』三浦太郎

2022-10-24 09:00:28 | その他

気持ちのいい絵本を読みました。三浦太郎さんの『みち』

シンプルの文章、シンプルな絵。なのに、すごくいい。

こういうのが、すごくむずかしいのです。

ちょっと五味太郎さんの絵も思いだしました。

最後、ころんところがった帽子がいいなー。ひろってあげたいな。

「おーい、帽子、おちたよって」

 

さて、毎日のようにパソコンをしていると、迷惑メールの多さがほとほといやになります。

あと、ぴあから、志の輔落語のお知らせがきたので、申し込もうとしたら、なんと、ぴあカードを申し込まないと先行の申し込みはできないとありました。

前も、ミュージカル『エリザベート』を申し込もうとしたら、楽天カードがないとダメですとありました。

これって、いいの? 横暴じゃない? なんかの法律、ふれてないのかな?

競争の番人じゃないけど、公正取引委員会にがんばってほしいですね。関係ないのかな。

感じで話してしまっているので、まちがっていたら、すみません。

とにかく、いろんなセールスがあくどくなってきた気がするんです。まあ、カードもそのときだけはいって、あとで解約すればいいってことかもしれないけど。

なんか、いやだなー。

ということで、なかなかマイナンバーカードにも踏み出せないでいます。


芸術の秋

2022-10-20 10:00:42 | その他

ちょっと前ですが、娘と上野 国立西洋美術館でやっている『ピカソとその時代』展をみてきました。娘は展覧会を見るのがとても好きです。なので、そのおつきあい。

ピカソのほか、クレーやマチスの絵もかざられていて、なかなかゴージャスな展覧会。

おまけに写真もとってよかったんです。

これは『本を読む女』だったかな?

 

これらは、これぞピカソだ!って感じですよね。モデルの人はどう思ったかはわからないけど。

あと、クレー

 

クレーの絵は、わたしでも描けそうって思わせるところがすごい。描けないんだけどね。

文章でも、このくらいなら書けそうって思って、なかなかそこまで到達しないもの。

あと国立西洋美術館は、常設展もすばらしかった。改装をして見やすくなっていました。

ただ、企画展をみたあとだと、へとへと。

美術館めぐりも体力がいります。今度また、ゆっくり行きたいです。

 

まあ、こんな楽しい時間もありましたが、今週は親戚の訃報もはいってきました。

来週、お葬式です。何かとバタバタします。

本を読まなきゃ、作品、書かなきゃ。

忙しいと、そう思います。

暇だと案外、やらないんだけどね。

そういいつつ、進行させている作品も、いくつかあります。出版社の返事待ちも。

うまくいくと、いいんだけど。待つことには、だいぶ、慣れたかな-。