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国際司法裁 露は先住民差別停止を クリミア巡り仮措置

2017-04-20 | 先住民族関連
毎日新聞2017年4月20日 00時09分(最終更新 4月20日 00時09分)
 【ブリュッセル八田浩輔】ウクライナ紛争を巡り、ウクライナ政府がロシアの親露派勢力への支援停止などを求めた訴訟の公判が19日、国際司法裁判所(オランダ・ハーグ)で開かれた。同裁判所はウクライナ側の訴えを一部認め、ロシア政府が一方的に編入したウクライナ南部クリミア半島の先住民族クリミア・タタール人への人種差別があると判断。ロシア側にウクライナ語による教育停止措置などをやめるよう求める仮保全措置を命じた。
 仮保全措置は判決までの間、裁判所が緊急性から必要と判断した場合に命じるものだが、拘束力はない。一方、ウクライナ東部で続く政府軍と親露派武装勢力との紛争を巡り、ウクライナ政府が求めていたロシアによる親露派勢力への支援停止措置は退けた。
 今年1月に提訴したウクライナ政府は、ロシアによる親露派への資金や武器提供がテロ組織への資金提供を禁じた国際条約に違反すると主張。またロシア政府が一方的に編入したウクライナ南部クリミア半島で先住民族クリミア・タタール人への政治的・文化的な抑圧が人種差別の撤廃に関する国際条約に違反するとし、これらの行為の即時停止を求めていた。一方、ロシア側は請求の棄却を求め、「司法管轄外の事象を政治利用している」などと批判していた。
 ウクライナ東部では2014年以降、分離独立を求める親露派勢力と政府軍の武力衝突が始まり、独仏が仲介して停戦を呼びかける「ミンスク合意」が調印されたが、散発的に戦闘は続き1万人近い死者を出した。ロシア政府は「わが国は紛争当事者ではない」との立場で、ウクライナ政府も和解には消極的だ。
https://mainichi.jp/articles/20170420/k00/00m/030/144000c

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野趣あふれる男の刃物!日本の漁師達が愛した万能ナイフ「マキリ」【にっぽん刃物イズム第2回】

2017-04-20 | アイヌ民族関連
サライ.jp 2017年04月19日

文・写真/かくまつとむ
名前が風変わりなら、形も個性的。しかも用途と歴史的背景がユニーク。「マキリ」は私がいちばん好きな刃物です。
形状で独特なのは、包丁のように握ったとき指をかける手元のくびれがなく、刃の後端がそのまま木の握りに接していること。わかりやすく言うと、かつての任侠映画で鶴田浩二や高倉健が懐に忍ばせていたドス(短刀)。あんな形です。
けれど、マキリは少しも物騒な道具ではありません。漁師御用達の刃物です。私がはじめてマキリをじっくり見たのも、北海道の定置網漁の現場でした。大きな木鞘に収まったマキリを、老若問わず腰に結わえて仁王立ちする姿は、まさに男の世界でした。
網を固定している紐を切ったり、絡んだ障害物を切って外すのがマキリの主な用途ですが、陸に上がると網を繕う作業刃物や、魚をさばく包丁としても使います。つまり、浜の万能刃物です。
ルーツはアイヌが使っていた刃物で、名前もアイヌ語の「小刀」から来ています。
マキリは想い人への贈り物でもあり、アイヌは鞘に凝った彫刻を施していました。現代の漁師もこの風習をそれとなく引き継いでいます。竜虎や竹林の七賢といった縁起柄を、自分で彫ったり特注して楽しんでいる漁師が大勢います。
木鞘に収まったマキリは、海に落としても沈まないことも漁師に愛用されてきた理由です。
北海道の沿岸域ではとてもポピュラーな道具で、水産加工の現場で使われる包丁の多くもマキリ型です。サケからイクラを取り出す工場では、筋子を傷つけないよう先端に丸い玉を溶接した専用のマキリがあったり、切り身にしやすいよう刃形が波刃になったものがあったりします。
さらに興味深いのは分布圏です。私が調べた範囲では、南へ下がった青森を軸に、太平洋側は宮城県まで。日本海側は島根県付近まで使われています。
いずれも沿岸域で、海と山が接している能登半島を除けば、内陸部ではあまり使われていません(昔のマタギの刃物にはマキリ様のものはあります)。
まったくの推測なのですが、マキリ文化は北前船が運んだものではないかと思ってます。昆布などの蝦夷の産物を日本海ルートで運ぶ過程で、アイヌに由来するこの刃物文化も携えられていった――。そう考えるのが仮説として最も筋道が立っています。
とはいえ、下関から回り込んで大阪へ向かう瀬戸内海ルートの港には、この形状の刃物が好んで使われた形跡がありません。昆布の終着駅である沖縄でも見ることができません。引き続き調べていきたいと考えています。
マキリに興味を覚えた方は、前述のエリアの港町を旅したときに金物店や船具店に立ち寄ってみてください。出会える確率はかなり高いはずです。
文・写真/かくまつとむ
かくまつとむ(鹿熊勤) 自然や余暇、一次産業、ものづくりなどの分野で取材を続けるライター。趣味は日本の刃物文化の調査、釣りと家庭菜園&酒。『サライ』には創刊号から参画。著書に『鍛冶屋の教え』(小学館)、『日本鍛冶紀行』(ワールドフォトプレス)、『糧は野に在り』(農山漁村文化協会)など。立教大学兼任講師。
http://serai.jp/living/172227

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浜渦正志とMinaのユニット“IMERUAT”が新作『Far Saa Far』を発表 IMERUAT  

2017-04-20 | アイヌ民族関連
CDジャーナル 2017/04/19 16:17掲載

 アイヌ語で“稲光が光る”という意味を持つ言葉を名前に冠した音楽ユニット“IMERUAT(イメルア)”が3rdアルバム『Far Saa Far(ファーサファー)』を4月21日(金)に発売。YouTubeでは収録曲から、「のみたいな」(ディレクション: スギモトトモユキ)と、「ぽろろろろろろ」(アニメーション: すみたさゆり)のミュージック・ビデオを公開しており、表情豊かな音楽性を映像として表現しています。
 IMERUATは、ゲームやTVアニメ、CM、映画と様々な作品に参加している音楽家の浜渦正志と、自身のルーツであるというアイヌの伝統音楽と楽器を奏でるシンガー / ダンサーのMinaによって2011年に結成されたユニット。作品を発表するフォーマットとして、コンテンポラリー・ダンスを交えたイベントや、書籍付きCD、映像の制作など、新たな試みへ意欲的に取り組んでおり、5月にはアメリカ・シカゴで行われるアニメ・コンベンション・イベント〈Anime Central〉への出演も決定しています。
■2017年4月21日(金)発売
IMERUAT
『Far Saa Far』
MNMK-010 2,593円 + 税
[収録曲]
01. Far Saa Far
02. ぽろろろろろろ
03. のみたいな
04. Flakes
05. kilto kilto
06. 里山デパートメントストア
07. Quarter Tones
08. 暗殺したい!
09. ルフルール
10. LIFE CM
11. La danse Battaki
12. 草原駆けて
http://www.cdjournal.com/main/news/imeruat/75672



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知里幸恵像、表情豊かに 日展会員・能島さん、登別「記念館」に日本画寄贈 /北海道

2017-04-20 | アイヌ民族関連
会員限定有料記事 毎日新聞2017年4月19日 地方版

 登別市の「知里幸恵(ちりゆきえ)銀のしずく記念館」に、日展会員で横浜市在住の能島和明さん(73)が日本画「知里幸恵像(アイヌ神謡集)」を寄贈した。能島さんが記念館を訪れ、創作のいきさつなどを語った。
 知里幸恵(1903~22年)は登別市(当時は幌別村)出身のアイヌ人女性。アイヌで初めてアイヌの物語を文学化した「アイヌ神謡集」の著者として知られるが、心臓病のため19歳で短い生涯を閉じた。
2010年、生誕地近くに記念館が開設され、遺品や自筆書簡などを展示するほか、アイヌ文化講座の活動の場にもなっている。
 能島さんは同記念館友の会会員でもあり、15年に改組新第2回日展出品作を贈る予定だったが作品が大きすぎて館内に収まらなかった。そこで4カ月近くかけて約3分の1サイズのP20号(縦72・7センチ、横53センチ)に描き直した。
 能島さんは「神謡集を読んでアイヌの文化に関心を持った。人としても、厳然とした翻訳も素晴らしい。その雰囲気を大事にしながら描いた」と語った。金崎重弥館長は「幸恵が表情豊かに生き生きと描かれており、励ましになる」と感謝した。【横尾誠治】
https://mainichi.jp/articles/20170419/ddl/k01/040/016000c


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国民登録局で買収行為?偽装転居持ちかけか

2017-04-20 | 先住民族関連
マレーシアナビ-2017年04月19日 20:51 JST配信
クアラルンプール=マレーシア BIZ ナビ】 クアラルンプール(KL)の都市改造センター(UTC)にある国 民登録局(NRD)の分局で、登録住所を指定された場所に 移して特定の政党に投票する代わりに金銭を支払う行為が 密かに行われていると「中国報」が報じた。激戦区に有権 者を書類上転居させて自派候補者に投票させることで、自派候補者を有利にしようとしているとみられる。 同分局の周辺でブミプトラ(マレー人および先住民族の総称)、華人、インド系の3人の「仲介人」がターゲットを物色。金に困っているような高齢者や貧困者ふうの市 民がターゲットになっている。登録住所を変更すればその場で 30リンギ、さらに指定政党に投票すれば 300 リンギ払うと約 束しているという。「仲介人」には1人当たり 10リンギのコミッションが支払われて いる。多くがセランゴール州セキンチャン への転居を指示されていた。 
http://www.malaysia-navi.jp/news/?mode=d&i=6141

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車いすの大統領=中村秀明

2017-04-20 | 先住民族関連
会員限定有料記事 毎日新聞2017年4月19日 東京朝刊
南米のエクアドルで来月に車いすの大統領が誕生する。64歳のレニン・モレノ氏である。
 1998年、妻とパンを買った帰り道、強盗に背中を撃たれて両足の自由をなくし、車いす生活になった。
 「死にたい」とも思った。だが、見舞いの人の冗談につられて笑うと、傷の痛みが和らいだ。そこから「体や心が病んだ時はユーモアが最良の薬になる」と気づき、講演や著作を通じて失意と克服の体験を社会に広めてきた。
 その後、政界に誘われて副大統領を務めた。今回の大統領選では対立候補の元銀行頭取を破り「私はすべての国民のための、中でも特に貧しい人々のための大統領になる」と語っている。
 一方、日本で障害を持つ政治家はほとんど見ない。
 その一人である福岡県大牟田市議の古庄和秀さんによると、現在全国に車いすの議員は約10人で、車いすの首長はいないという。このほか聴覚障害者と全盲の議員がそれぞれ数人いる。
 「障害者の政治活動に対する周囲の支えが年々弱くなっているのが気がかりだ」と話す。今後、議員活動に欠かせない介護者や通訳士などの費用を議員報酬から自己負担するのではなく、公費を出してもらえるよう全国市議会議長会などに働きかける。
 車いすの首相、いや市町村長が現れる日は遠いと思えるような現状だ。
 エクアドルは、大統領が次々に失脚・国外逃亡するなど政情が不安定な国だった。立て直したのが、現大統領のコレア氏と言われる。
 先住民族の政治参加を促し、国会議員の女性割合を法律を定めて引き上げた。政治に「多様性」を求めてきた延長上に、ユーモアの力を説く車いすの大統領が生まれた。
(続きあり)
https://mainichi.jp/articles/20170419/ddm/003/070/047000c

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「行きにくさ」で注目 根室・チャシ跡群 観光客2千人突破

2017-04-20 | アイヌ民族関連
北海道新聞2017/4/18 07:004/18 21:28updated

根室半島のチャシ跡を訪れる道外からの観光客(市観光協会提供)
 【根室】アイヌ民族がとりでなどとして築いた市内のチャシ跡群を訪れる観光客が増えている。市観光協会によると、2016年度に訪れた観光客は前年度比242人増の2177人で、初めて2千人を超えた。「根室半島チャシ跡群」が06年に日本城郭協会(東京)の「日本100名城」に選定、スタンプラリーとツアーに組み込まれ、遠方ならではの「行きにくさ」で注目されているという。
 チャシはアイヌ語で「柵囲い」の意味。市内には牧の内の「ノツカマフ1・2号チャシ跡」、温根元の「ヲンネモトチャシ跡」など16~18世紀に築かれたとされる32カ所のチャシ跡が残り、このうち24カ所が国指定史跡となっている。
https://this.kiji.is/226826696167424009?c=110564226228225532

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伝統保存食おいしい アイヌ民族のペネイモ作り

2017-04-20 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 (2017年 4/18)

ペネイモ作りに挑戦する参加者たち
 白老モシリは15日、白老町内のアイヌ民族博物館体験館でイオル体験交流事業ミニ体験を行った。町民12人が参加し、ジャガイモを使ったアイヌ民族の伝統保存食のペネイモ作りに挑戦。独特の風味に舌鼓を打った。
 ペネイモは、ジャガイモを冬期間、屋外で保管し、凍結と解凍を繰り返したものを乾燥、水にさらしてあくを抜き、きねでついて焼いたもの。春先は、野菜などの食料が不足していたため、アイヌ民族が保存食として日常的に食べていたという。
 この日の体験では、参加者たちが協力してジャガイモを粘りが出るまできねでつき、かたくり粉を混ぜ合わせたり、ほんのり甘みが出るようホットケーキミックスを混ぜたりして生地を練り上げ、直径5センチほどに成形。鉄板の上で焼き上げて完成させた。
 白老小2年の野本遥さん(7)は「すごくおいしい。少し甘い方が好きかな」とペネイモを頬張った。参加者の女性も「ジャガイモは冷凍できないと思っていたので、凍ってもこうして利用できることを初めて知った。自宅でもやってみたい」と話していた。
http://www.tomamin.co.jp/20170449685


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道内の文化財を訪ねて 根室半島チャシ跡群 和人迎え撃つ砦 /北海道

2017-04-20 | アイヌ民族関連
会員限定有料記事 毎日新聞2017年4月16日 地方版
 2006年に日本城郭協会の「日本の100名城」に選ばれた根室市の国指定史跡「根室半島チャシ跡群」。翌年度の来訪者は50人に過ぎなかったが、昨年度は2177人と年々増えている。海岸段丘に浅い壕(ほり)や盛り土があるだけで、訪れた人の大半は「これが城なの」ときつねにつままれたような顔をする。だが、指定された24カ所のいくつかはアイヌ民族が和人を迎え撃つために築いた「砦(とりで)」だと聞けば、何の変哲もないように見える野っ原も「夏草や強者(つわもの)どもが夢の跡」(松尾芭蕉)のように見えてくる。【本間浩昭】
残り2026文字(全文2280文字)
https://mainichi.jp/articles/20170416/ddl/k01/040/195000c

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子どもたちがフィリピン山岳民族と交流(高知県)

2017-04-20 | 先住民族関連
日テレNEWS24-[ 4/17 19:55 高知放送]
17日、高知市の小中一貫校「土佐山学舎」で行われた授業は、フィリピンの伝統楽器や英語での授業に触れることで、子どもたちに外国の文化を学んでもらおうと行われた。フィリピンの山岳先住民族「カリンガ族」の出身で竹工芸職人のエドガー・バナサンさんなどフィリピンの文化を広める団体のメンバーが、2年生から6年生までの77人の子どもたちに英語や現地で使われているタガログ語などを使ってフィリピンの文化や歌を紹介。「バリンビン」と呼ばれる伝統の竹製の楽器を使って子どもたちと一緒に演奏を楽しんだ。
http://www.news24.jp/nnn/news8777702.html

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