士師記 18:5-6
『彼らは言った、「どうぞ、神に伺って、われわれが行く道にしあわせがあるかどうかを知らせてください」。 その祭司は彼らに言った、「安心して行きなさい。あなたがたが行く道は主が見守っておられます」。』
ミカの家の雇われ祭司となった若者は、領地を求めて探りに来たダンのスバイたちの問いに対して、主に尋ね求めることもせず、安直に神の平安と守りがあると答えました。まことの祭司ではなく神様に仕えるべき資質のない者は、単にその場をうまく取り繕い、人を喜ばせるためだけに、いたずらに神の平安と祝福の言葉を口にします。私たちはそのような神の言葉に見せかけた偽りの言葉、不真実な平安の約束に騙されてはなりません。
http://bible.com/81/jdg.18.5-6.ja1955
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士師記 18:9-10
『彼らは言った、「立って彼らのところに攻め上りましょう。われわれはかの地を見たが、非常に豊かです。あなたがたはなぜじっとしているのですか。ためらわずに進んで行って、かの地を取りなさい。 あなたがたが行けば、安らかにおる民の所に行くでしょう。その地は広く、神はそれをあなたがたの手に賜わるのです。そこには地にあるもの一つとして欠けているものはありません」。』
ダンの人々は偽祭司の語った言葉を自分の都合の良いように解釈し、平和に暮らしていたライシの町を攻め取ることを神様の御心だと受け止めました。このような身勝手な信仰、自分の目によいと思われることを神様の御心だと勝手に思いこむ自己中心な信仰は、神様に喜ばれるはずがありません。私たちはこのような身勝手な信仰に陥らないよう気をつけなければなりません。
http://bible.com/81/jdg.18.9-10.ja1955
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士師記 18:17-20
「かの土地をうかがいに行った五人の者は上って行って、そこにはいり、刻んだ像とエポデとテラピムと鋳た像とを取ったが、祭司は武器を帯びた六百人の者と共に門の入口に立っていた。 彼らがミカの家にはいって刻んだ像とエポデとテラピムと鋳た像とを取った時、祭司は彼らに言った、「あなたがたは何をなさいますか」。 彼らは言った、「黙りなさい。あなたの手を口にあてて、われわれと一緒にきて、われわれのために父とも祭司ともなりなさい。ひとりの家の祭司であるのと、イスラエルの一部族、一氏族の祭司であるのと、どちらがよいですか」。 祭司は喜んで、エポデとテラピムと刻んだ像とを取り、民のなかに加わった。」
ミカの家の雇われ祭司は、偶像とエポデを奪って行こうとするダンの人々の誘いに乗り、喜んでダンの祭司に鞍替えしました。彼の祭司としての召しは神様からではなく、金銭欲と名誉欲から来るものでした。彼は結局神様に仕えたのではなく、自分の欲望に仕えたに過ぎなかったのです。私たちが神様に仕える動機は、神様のためにお役に立ちたいという純粋な信仰、神様の御言葉に忠実に従う従順と謙遜から来るものでなければなりません。
http://bible.com/81/jdg.18.17-20.ja1955
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士師記 18:27-31
「さて彼らはミカが造った物と、ミカと共にいた祭司とを奪ってライシにおもむき、穏やかで、安らかな民のところへ行って、つるぎをもって彼らを撃ち、火をつけてその町を焼いたが、 シドンを遠く離れており、ほかの民との交わりがなかったので、それを救うものがなかった。その町はベテレホブに属する谷にあった。彼らは町を建てなおしてそこに住み、 イスラエルに生れた先祖ダンの名にしたがって、その町の名をダンと名づけた。その町の名はもとはライシであった。 そしてダンの人々は刻んだ像を自分たちのために安置し、モーセの孫すなわちゲルショムの子ヨナタンとその子孫がダンびとの部族の祭司となって、国が捕囚となる日にまで及んだ。 神の家がシロにあったあいだ、常に彼らはミカが造ったその刻んだ像を飾って置いた。」
誤った信仰、誤った召命、誤った御言葉の解釈は、悲劇と混乱をもたらします。偽祭司を擁し、誤った御心に従って自分たちの好き勝手に振る舞ったダンの人々は、ライシの人々を虐殺してその町をダンと改名し、ミカが造った偶像を置いた偽の神殿と、偽の祭司を任命して、偶像礼拝を始めました。この偶像礼拝は、北イスラエル王国が滅亡するまで続きました。私たちはダンの人々が行ったような過ちを決して犯してはなりません。
http://bible.com/81/jdg.18.27-31.ja1955
『彼らは言った、「どうぞ、神に伺って、われわれが行く道にしあわせがあるかどうかを知らせてください」。 その祭司は彼らに言った、「安心して行きなさい。あなたがたが行く道は主が見守っておられます」。』
ミカの家の雇われ祭司となった若者は、領地を求めて探りに来たダンのスバイたちの問いに対して、主に尋ね求めることもせず、安直に神の平安と守りがあると答えました。まことの祭司ではなく神様に仕えるべき資質のない者は、単にその場をうまく取り繕い、人を喜ばせるためだけに、いたずらに神の平安と祝福の言葉を口にします。私たちはそのような神の言葉に見せかけた偽りの言葉、不真実な平安の約束に騙されてはなりません。
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士師記 18:9-10
『彼らは言った、「立って彼らのところに攻め上りましょう。われわれはかの地を見たが、非常に豊かです。あなたがたはなぜじっとしているのですか。ためらわずに進んで行って、かの地を取りなさい。 あなたがたが行けば、安らかにおる民の所に行くでしょう。その地は広く、神はそれをあなたがたの手に賜わるのです。そこには地にあるもの一つとして欠けているものはありません」。』
ダンの人々は偽祭司の語った言葉を自分の都合の良いように解釈し、平和に暮らしていたライシの町を攻め取ることを神様の御心だと受け止めました。このような身勝手な信仰、自分の目によいと思われることを神様の御心だと勝手に思いこむ自己中心な信仰は、神様に喜ばれるはずがありません。私たちはこのような身勝手な信仰に陥らないよう気をつけなければなりません。
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士師記 18:17-20
「かの土地をうかがいに行った五人の者は上って行って、そこにはいり、刻んだ像とエポデとテラピムと鋳た像とを取ったが、祭司は武器を帯びた六百人の者と共に門の入口に立っていた。 彼らがミカの家にはいって刻んだ像とエポデとテラピムと鋳た像とを取った時、祭司は彼らに言った、「あなたがたは何をなさいますか」。 彼らは言った、「黙りなさい。あなたの手を口にあてて、われわれと一緒にきて、われわれのために父とも祭司ともなりなさい。ひとりの家の祭司であるのと、イスラエルの一部族、一氏族の祭司であるのと、どちらがよいですか」。 祭司は喜んで、エポデとテラピムと刻んだ像とを取り、民のなかに加わった。」
ミカの家の雇われ祭司は、偶像とエポデを奪って行こうとするダンの人々の誘いに乗り、喜んでダンの祭司に鞍替えしました。彼の祭司としての召しは神様からではなく、金銭欲と名誉欲から来るものでした。彼は結局神様に仕えたのではなく、自分の欲望に仕えたに過ぎなかったのです。私たちが神様に仕える動機は、神様のためにお役に立ちたいという純粋な信仰、神様の御言葉に忠実に従う従順と謙遜から来るものでなければなりません。
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士師記 18:27-31
「さて彼らはミカが造った物と、ミカと共にいた祭司とを奪ってライシにおもむき、穏やかで、安らかな民のところへ行って、つるぎをもって彼らを撃ち、火をつけてその町を焼いたが、 シドンを遠く離れており、ほかの民との交わりがなかったので、それを救うものがなかった。その町はベテレホブに属する谷にあった。彼らは町を建てなおしてそこに住み、 イスラエルに生れた先祖ダンの名にしたがって、その町の名をダンと名づけた。その町の名はもとはライシであった。 そしてダンの人々は刻んだ像を自分たちのために安置し、モーセの孫すなわちゲルショムの子ヨナタンとその子孫がダンびとの部族の祭司となって、国が捕囚となる日にまで及んだ。 神の家がシロにあったあいだ、常に彼らはミカが造ったその刻んだ像を飾って置いた。」
誤った信仰、誤った召命、誤った御言葉の解釈は、悲劇と混乱をもたらします。偽祭司を擁し、誤った御心に従って自分たちの好き勝手に振る舞ったダンの人々は、ライシの人々を虐殺してその町をダンと改名し、ミカが造った偶像を置いた偽の神殿と、偽の祭司を任命して、偶像礼拝を始めました。この偶像礼拝は、北イスラエル王国が滅亡するまで続きました。私たちはダンの人々が行ったような過ちを決して犯してはなりません。
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