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(日々これバタバタ)Evergreenでちょっとsilverなdiary

人生100年時代といえども後半戦。好きなものはアレコレ・・・本、映画、観劇、ガーデニングに食べること。

杜氏の手売り酒と名人の蕎麦で、酔っぱらう

2014-03-11 | そとごはん

なかなかめぐり会えない会にお誘いいただき、オットと2人で参加してきました。
旭鳳酒造の杜氏 土居さんの手売りの日本酒と、そば打ちの神様、あの高橋名人の一番弟子佐川さんの手打ち蕎麦を食べる会。
                

誘ってくださったのは、広島ブログの総帥のようなこの方、⑦パパさん。
「えっ??私で良いんですか?」とおののきましたが・・・・・⑦パパさんの記事を見て、誘っていただいた理由がわかりました。
以前、ブログに書いたうちのオットの泥酔醜態ぶりが、⑦パパさんの日本酒好きの”魂”に触れたようです。人間、何が幸いするかわかりませんね。

酒屋の娘を母に持つオットは、実家の酒屋の店先で、
ランドセルを背負ったまま、魚肉ソーセージを肴にワンカップ空けてたという、とんでもないコドモでした。(今は更生して、素面の時は腰の低い銀行員ね)
会場の丸本酒店さんの豪邸へ伺うと、佐川さんが蕎麦切りちゅう。
               

さて、手売りの酒とは何ぞや??
それは、杜氏がここぞ、と思った酒屋でだけ販売を許可する酒だそうで、市販ルートに乗っていない貴重酒。
日本酒が苦手でも、あら不思議。スルスルと飲めます。しかもチェイサーに用意されていたのは、仕込み水。さすがに、水がうま~。
お酒は、フルーティでスッキリ。日本酒の概念が変わりました。でもほかの酒ではそうはいかないのだと思います。
               
             
そして、ついに蕎麦。うちたて、切りたて、茹でたて。
『こんなウマイ蕎麦、初めて食べた』と、オットは涙ぐまんばかり。
酔っぱらっているので、「ウマイ、ウマイ」と勝手に3枚食べた(爆)・・・・結果、他人様の蕎麦も喰いつくした。
よりによって、主催者のご主人が「ワシの蕎麦が無い・・・・」と言ってらしたので、アワワワ

               

西条酒まつりで、路上に倒れこんでいる酔っ払いを見て、「いいなぁ~。ああいう風に死にたいなぁ~」と言ったオトコです。
美味しかった、楽しかった、と、始終ご機嫌でしたが、パスを待っていたら・・・・・・あと7分したらバスが来る、という段になって、突然「しめサバ買ってくる」と、私の制止も振り切って、駅前のスーパーに駆け込みました。

「なぜに、しめサバ???」・・・・・・いえ・・・・・もう、酔っ払いの行動を、解析しようとすること自体、ムダなことです。
案の定、オットはバスに乗り遅れた。
私は、サッサとバスに乗って、1人で帰りました。丸本酒店で買い求めた「旭鳳」の一升壜を抱えて、家まで帰ったのは私です。


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目にも舌にも優しい日本料理つるま

2014-03-10 | そとごはん

土曜日、実家の母の誕生日祝いで、母と父と私の3人で久しぶりに親子水入らず。日本料理「つるま」へ出かけました。
美味しい、という評判は以前から聞いていましたが、なかなか予約がとれず。今回訪問時も、満席の札が。

こんなエントランス。ザ・日本料理って雰囲気でお迎えしてくれます。
                 

お誕生日なので、と事前に伝えていたので、仲居さんが母に、「お誕生日おめでとうございます。」と丁寧にお祝いを。
これに対して、緊張した母が「おめでとうございます」とおうむ返し。
「そこは、ありがとうございます、じゃろ」と父につっこまれてました。この切り替えしの早さなら、80歳の父はまだボケてない。安心、安心。

店内に入ると、ズラっと”かまど”が並んでいて、土鍋に入れた米をテーブルまで来て、「本日は●●産の米をかまどで炊き上げます」との説明。いや~、楽しみぃ~

先付(春キャベツ、温泉卵、春キャベツにゆるい餡がかかって、黒胡椒にディル)
              

お椀(桜えびしんじょ、白きくらげ、水菜、柚子)桜えびの滋味がたっぷり。
              

12種盛(色々あって、もうわかんないけど・・・・・とにかく12種類)ホタルイカとか、焼き筍とか、菜の花とか、春の彩り。
              

お造り2種(カツオとスズキ)ねっとりして美味しいお刺身と、盛りつけも美し~。
     
        

肝心の炊きたてご飯の写真がボケボケこのオコゲがカリカリでお煎餅みたいで絶品でした。あつあつだし、甘味があるし、ついつい2膳おかわりしてしまった。
              

デザート2種。淡雪の上に、煮リンゴと日本酒ジュレ。そしてくずもち、ぷるぷる。
              

さすが、世界無形文化遺産(合ってる??)に登録されただけのことはある日本料理でございます。
風雅、と言いましょうか・・・・・眼に優しい、舌に優しい。こんなお料理を出されたら、がさつな私も、ゆっくくり丁寧にお食事しました。
これがオットが一緒だと、そうはいかない・・・・パクパク、むしゃむしゃ、ハイ終わりっ。
今回は、連れて行ってやりませんでした。


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ついに最後です。京都撤収旅行vol.6~サバイバルうどんすき

2014-03-09 | 旅のあれこれ

息子の京都のヘドロの海のようなマンションの撤収が終わり、だるだるの足腰をひきずりながら、広島に戻るため京都駅に向かいました。
息子は、宿無しのまま、いずこかへ放浪に出ました。
リュックサックひとつで、あちこちの友達の家や、海外にも行く様子。まあ、男子だから、こんなもんだろう

京都駅まで来て、朝からなんにも食べていないことに、ハタと気づき、猛烈にお腹は空くわ、喉は乾くわ。
息子と2人で、京都駅ビル内のレストラン街の中にある大阪のうどんすきの老舗「美々卯 京都伊勢丹店」へ。
京都で大阪名物ってこれ、いかに
いや・・・・・もう疲れすぎて、つべこべ言いたくない。
でも、この店に来て、名物うどんすきを食べずにどうする、という根性だけはまだある。


これで1人前。うどんすき、というにはラグジュアリーなお値段ですが、その価格に見合った具材とボリュームです。2人で食べても十分なほど。
          

注文の時に仲居さんに「車海老は、ボイルしたものと活きのままと、どちらにしましょうか」と尋ねられ・・・・・どうせなら、ナマで、とお願いすると、こんな感じの生きた車海老が登場。
        

このトングには実に重大な意味があったのです。これ、実は、重しだったの。
なにげにトングをはずしたら、海老が、びょ~ん、と飛び出たぎゃあ~、生きてる、生きている。
そいで、隣のテーブルに座っていた女性の椅子の下へ飛んでった
「きゃぁ~」「あっ、スイマセン、スイマセン」と慌てて、息子が手で拾い上げました。

「・・・・で、どうする、これ」と、バタバタしている車海老を手に持ったまま、息子が私に聞くし、隣のテーブルの人はじっとこっちを見てる。
「えぇ~と、煮沸消毒で食べちゃおう」と言うと、隣の人が「えぇ~??」と小さくつぶやいたのが聞こえたけど・・・・・かまうもんか、もったいない。滅多に食べたことない車海老。
息子は「わかった」と言って、車海老をうどんすきに投入。熱湯の中でジタバタする海老をトングで押さえつけて、昇天させました。

そんな、京都の最後の晩餐となり、今頃、息子はセブ島でダイビングしています・・・・・そこでも、素潜りで海老を手づかみしてたりするかもしれません・・・・・

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やっと、撤収

2014-03-07 | 旅のあれこれ

わが子を買いかぶっていた私がバカでした。
引っ越し当日の朝、息子のマンションに行ってみると・・・・・・そこには、地獄絵図が待っていました。
「今日、引っ越しだよね??えっ?えぇぇぇぇ----???」と、腰がぬけました。
ほとんど、手つかず。足の踏み場もない乱雑さ。

思い出しても、、あらためて身震いしてきましたが・・・・・ベランダには引っ越しの時の(つまり4年前)段ボールがそのまま。もはや、段ボールというより、ヘドロと化していました
ペットボトルと缶は、4年間1度も捨てたことが無いって・・・・・

お風呂場は、1週間前に排水しなくなった、とかで、ここもまたヘドロのような汚水が、溜まっておりました。
最近は、近くの銭湯を利用して、ご近所のお年寄りたちとの交流を深めていた、というではありませんか。
怒ったり、呆れたりする時間も惜しみ、1滴の水も飲まず、一片のパンも口にせず、ただただ片付け続けました。
午後5時、荷物の搬出を終えた時には、足腰立たないほど。泥のように疲れた、というのを初めて実感しました。

荷物の無くなった部屋を眺めると、なぜか私の方が寂しくなって、ウルウル          
4年間過ごした京都のこの住宅街の景色とも、いよいよお別れです。
今後、京都に来ることはあっても、観光地でも無いこんな場所を訪れることは、もう無さそうです。
フツウの街の景色が絵になるのは、さすが京都です。

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もういっちょ、京都撤収旅行vol.5~老舗喫茶の昭和味

2014-03-06 | 旅のあれこれ

息子のマンションを引き上げるために、1泊2日で、京都に行ったのですが、1日目は息子が自分1人で整理したいというので、私は単独、京都の街散歩をして、その夜はホテルに泊まりました。

いよいよ、息子のマンションへ向かう前に、ホテルの朝食バイキングを軽め(ここ強調!!)に食べて、向かったのは、昭和7年創業の三条の『スマート珈琲』。喫茶店文化の発達した京都においても、老舗ちゅうの老舗。
いつも観光客が行列しているので、なかなか訪ねる機会が無く、今回がお初。
8時オープンと同時に入店し、2回目の朝ご飯

創業以来、自家焙煎にこだわるコーヒーと、ホットケーキとフレンチトーストが名物。
ホットケーキとフレンチトースト。どちらも捨てがたい・・・・・さすがに、2つはムリだな・・・・じゃっ、フレンチトーストに。
「全部は食べれないかも???」・・・・・な~んて、心配は、無用でした
シロップ全部かけて、甘~くして食べました。ふわふわです。懐かしい味です。

店内の内装、食器類、ウェイトレスさんの制服、店内に設置されたコーヒーの焙煎機。それら、全部が、昭和テイスト満載。
コーヒー+フレンチトーストで、1,000円。モーニングとしては、安くは無いけど、ずっと変わらないものの味がします。
2度め朝ごはんだっただけに・・・・Facebookで、『旅行中は胃袋拡大するんだよね』と、つぶやいたら、同級生の男子に『ウソこけ。いつも拡大しっぱなし中じゃん』とイタイとこつかれましたあっ、バレタ??

                     

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