イタリア映画の巨匠 ルキノ・ヴィスコンティ監督 生誕110年、没後40年記念のメモリアル上映が、広島でも始まりました。このメモリアルポスターのカッコイイこと。
昨夏にもデジタルリマスター上映されたので、会社を休んで見に行きました。
「ルードヴッヒ」と「山猫」は、途中休憩をはさむくらいに長い上映時間で、鑑賞には気力・体力がいった。
・・・が、今の時期は年度末で、なにかと忙しい。会社を休むのはちょっと厳しい。
今度ばかりはサラリーマンには鑑賞はムリか・・・・思っていたら、思わぬところから助け舟。
WOWOWが24日~ヴィスコンティ特集やるんだって!!
ありがとうーーー、WOWOW。4月いっぱいで解約しようと思ってたけど、これでまた解約できなくなったな(爆)
日曜日を利用して、記念上映のうち「家族の肖像」をひとりで見に行ってきました。
暗くて、美しくて、絢爛豪華で、悲劇的。ヴィスコンティならではのすべてが詰まってました。
貴族や大金持ちしか出てこないので、衣装、家具、調度品、内装なにもかもが美しくため息もの。
今どき流行りの雰囲気イケメンではなくホンモノの美男子ヘルムート・バーガーのおキレイナお顔にも、ほぉ~。
一般ピーポー日本国民のワタクシには、別次元過ぎて、どっぷりと映画の世界にひたれました。非現実に触れることが出来るのも、映画の醍醐味かな。