わが家の庭には、毎年サフランが咲きます。
あの高級スパイスの原料になるサフランです。サフランを使うと、食材は鮮やかなイエローになり、主にパエリアなどに使用します。
花そのものは淡いパープルで、これぞサフラン色。
もともとサフランを植えたのは、ホワイトカレーが世のブームになっていた(←懐かしいでしょ?)頃のこと。
白いカレーに白飯だと、いかんせんおいしく見えないので、ライスを黄色に染めよう・・・・・・・と、思いたったのはいいが、まぁ、なんとサフランの高いこと、高いこと。
こんなに高いなら、え~い、自分でこしらえてやれ、と庭に植えました。
サフランをスパイスに仕立てるためには、採取したメシベを陰干しして乾燥さえすればOKなはず・・・・・なんだけど。
やってみて高価な理由が納得できました。とっても難しい、かなり難しい。
ウィキペディアによると・・・・1gのサフランを採るのに160個ほどの花が必要。1gあたり500~1,000円程度と高価である。
・・・・ということで、無謀な手作りサフラン計画は、あえなく頓挫。
そんな私の無謀な企てと挫折を知っている友達が、フランス旅行のお土産に、スパイスに仕上がったサフランをくれました。
これが、製品化されたサフラン。うわっ、どれだけの数の乾燥メシベが入っているんだ???
きっと手先が器用で、気の長~い方がお作りになったんでしょう。 高価なお土産をどうも有難う。
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