伊丹スピードクラブ

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練習予定、練習記録、大会結果、その他雑感などに使用していきます。

第16回全日本インラインロードレース選手権大会 兼:2018年世界選手権/アジア大会代表選手選考会

2018年05月21日 19時39分29秒 | 大会結果
第16回全日本インラインロードレース選手権大会 兼:2018年世界選手権/アジア大会代表選手選考会
【日時】平成30年5月19日~20日
【場所】岐阜県クリスタルパーク恵那スケート場
【参加者】
 (ジュニアA男子)Teppei, Ken
 (ジュニアA女子)Riko
 (ジュニアB男子)Toshinobu, Yotaro, Genta, Issei, Kohei
 (ジュニアB女子)Saya, Moeka, Yuzuki, Chikako
 (ジュニアC)  Kazuki, Kanta

今年も全日本インラインロードレース選手権大会に参加しました。
週初めの週間天気予報では雨予報だったので、どうかなと思っておりましたが、見事に回復し、2日ともドライな路面でレースができました。
雨でも滑走できる路面とは言え、やはり転倒のリスクも高くなりますし、短距離は出来ないですし、本当に晴れて良かったです。
最後の表彰式だけ少し時間を要したものの、それ以外はほとんど計画通りの進行で、大変良かったです。
大会運営頂きました日本ローラースポーツ連盟の皆様、お手伝いの皆様、ありがとうございました。

また、今回はYuzuki Papaが日ロからの依頼で、公式に写真撮影班を担当されました。2日間大変だったと思います。日ロのFacebookやこのブログ、その他でも見れますので、お楽しみください。

さて、今大会も伊丹スピードクラブにとっては大変良い結果となりました。

世界選手権およびアジア大会のジュニアカテゴリに、TeppeiとKenが選出されました。
昨年度に続いて、伊丹スピードクラブから2名の輩出で、大変大きな成果です。


また、ジュニアB女子でも2位、3位多数、ジュニアCは1,2フィニッシュと、大変好成績でした。

大会後。今大会に参加した伊丹スピードクラブ部員で集合写真


代表として選出された選手一同



Teppeiは4月の全日本選手権で優勝しているため、代表選出はほぼ内定していたようなものでしたが、Kenについては大会前には2位以上に入ることはまず無いと考えていたため、Ken本人を含め部員一同大変驚きました。
逆に言うと、誰にでもチャンスがあると言えるわけで、後輩一同も上を目指して頑張っていく道筋になりそうな気もします。
皆、益々頑張っていきましょう。

では、当クラブ選手が出場したカテゴリを中心に、上から順に記載していきます。

【ジュニアA男子】
(総評)

今回はシニアカテゴリと同走になったことで、ジュニア内での順位が分かりづらくなった面はありますが、かえって見てて面白かったです。
最近TeppeiはジュニアAでの長距離では鉄板の強さを得つつあったのですが、Syuto選手が長距離に随分強くなってきており、10000mでは負けてしまいました。Teppeiの途中の戦術もいまいちでしたけれども。

100m
Ken   12"050 2位
Teppei 12"140 3位

まさかのKenが2位入賞で、代表選手選出となりました。
ただ、世界選手権レベルでは、100mのこのタイムでは残念ながら話にならないと思います。が、それも経験しなければ分からないことです。経験を得られるチャンスと思って頑張ってきてください。

100m Ken


1周
Teppei 35"880 2位
Ken   37"450 予選敗退

やはり短距離系はTeppeiよりSyuto選手が速かった。

予選のスタートシーン


10000mポイントレース
Teppei 2位(ただしレースとしてはエリミネート)
Ken   エリミネート

Teppeiは得意な長距離で痛恨のエリミ。途中ブレイク狙いでポイントを重ねに行ったものの、足が持ちませんでした。
先頭集団はおろか、2位集団(普通ならつける)にも着くことなく、一人旅→エリミとなってしまいました。
Kenも2位集団から離されてしまい、エリミネートされました。

20000mエリミネーションレース
Teppei 33'25"114 1位(ゴールは3位)
Ken   エリミネート

シニアのKato選手とNobu選手が序盤2人でブレイクし、ほぼ完全にブレイクは決まった感じだったのですが、Nobu選手にトラブルが発生し、急に失速しました。
一旦2番手集団に吸収されたものの、2番手集団もチームプレイが出来るメンバーでなかったため、幸いにもNobu選手を振るい落とすような動きがありませんでした。結果、Nobu選手が回復し、Teppeiと二人で再度逃げを打ち、これが上手く決まりました。
かなりの周回をNobu選手とTeppeiが二人で回し、後続を断ち切ってゴール。最後のゴールは二人で手をつなぎながら(実際には繋いでないけど繋いでいるかに見えました)でした。

スタートシーン


ゴール直後。Nobu選手から労われています。



【ジュニアA女子】
(総評)

ここはRikoだけが参加です。
周りが遥かに強いため、Rikoはまだ入賞を狙うといった感じではありませんが、しかしながら成長していると思います。
良く自分の課題を考えて、努力を続けてください。

100m
Riko  14"380 9位

腕を強く振る筋力、強いプッシュ、リズム。。。いろいろ課題はありますね。

100m Riko



1周
Riko  47"671 予選敗退

ここも基本的には100mと同じような課題なのでしょう。

10000mポイントレース
Riko  エリミネート

ポイントレースはどうしてもトップスピードが速くなってくるので、なかなかレースに参加するのが難しいですね。
長距離滑れる体力、フォーム。どちらも必要です。

20000mエリミネーションレース
Riko  エリミネート

エリミネーションレースについては、序盤はずっと一定のペースで周回を重ねる展開だったため、集団から落ちる要因は体力切れしかないわけです。
今回、10周以上はつけたかなと思います(正確には分かりません、ごめんなさい)。これをもっと続けるためにはどうすればよいか?考えてみてください。

スタートシーン



【ジュニアB男子】
(総評)

4月の全日本選手権に続き、鉄板3人衆が強いですね。
特に、小兵(というかまだ小学生のような)伊丹スピードクラブの中1男子たちとは20cmくらい体格差があり、体力要素の大きいロードではちょっと勝負に持ち込むには難しく、しかも、最長でも1500mだけと短いカテゴリしかなく、なすすべ無しといった感じでした。
来年が勝負かな?といった感じですね。

100m
Issei  12"952 準決勝敗退5位
Kohei  13"316 準決勝敗退7位
Yotaro  13"343 準決勝敗退8位
Toshinobu 13"770 予選敗退
Genta   13"950 予選敗退

決勝には進めませんでした。
しかし、Isseiの伸び率が良く、12秒台が出てきました。
Koheiはとてもフォームが良いですが、いかんせん小さすぎるため、ロードでの伸びが得られません。身体が大きくなった時には、爆発的に速くなるとみています。将来が楽しみ。
Yotaroも似た感じですね。特に悲観する必要もなく、頑張りましょう。
Toshinobu、Gentaは体重センターすぎますかね。もっと体重を乗せていきたいですね。

Yotaro


Issei


Kohei


1周
Issei  41"009 準決勝敗退5位
Yotaro  44"426 準決勝敗退7位
Toshinobu 44"499 準決勝敗退8位
Kohei  43"626 予選敗退
Genta   44"338 予選敗退

これも残念ながら決勝には進めませんでした。
また、予選の組ごとの展開によってタイムも異なるため、予選敗退の方がタイムが良いこともあります。
しかし、決勝には行けなかったとはいえ、Issei速くなってますね。なかなか楽しみです。

予選




1500m
Issei  2'36"095 決勝4位
Yotaro  2'37"027 決勝6位
Kohei  2'40"250 決勝8位
Toshinobu 2'42"030 予選敗退
Genta   2'47"676 予選敗退

この種目が結果を見ると一番善戦しましたかね。ですが、3位とは12秒弱の差があるので、実質的にはレースに参加していません。
技術面、体力面共にまだまだ差が大きいですね。今後もしっかり練習しましょう。


【ジュニアB女子】
(総評)

ここは鉄板Natsuki選手をどう切り崩すかが、我々にとっての最大の課題だったのですが、結論、まったく届きませんでした。
策を講じてどうにかなる差ではなかったです。

100m
Saya   13"261 2位
Moeka  13"460 3位
Chikako  13"278 準決勝敗退4位
Yuzuki   13"503 準決勝敗退5位

去年に引き続きSayaが入賞しました。Moekaを制して2位は周りも驚きました。気づいていませんでしたが、ここの100mが得意なようですね。
ただ、残念ながら、1位のNatsuki選手との差は大きかったです。
5年生ながらChikakoが速いですね。中1男子より速いです。Yuzukiよりも速いというのも驚きです。
Yuzukiはここの所、短距離が悩みどころです。が、課題が明確なのはラッキーなことでもあるので、しっかり頑張りましょう。

Saya


Yuzuki


Chikako


1周
Moeka  41"233 2位
Yuzuki   41"449 3位
Saya   42"165 4位
Chikako  45"274 予選敗退

決勝ではNatsuki選手 v.s. 伊丹女子3名で、もう少し力の差が小さければ、チーム戦で勝ちに行けるところなのですが、残念ながら差が大きく、置いていかれました。もう少し地力をつける様頑張っていきましょう。

予選のスタートシーン



予選。Natsuki選手のフォームが無茶苦茶格好良い。低く、腰も入り、プッシュもしっかり押せています。速いわけです。



1500m
Moeka  2'41"963 2位
Yuzuki   2'42"032 3位
Saya   2'50"883 4位
Chikako  2'53"048 5位

ここも1周と同じです。
3周+300mのレースで、2周目はじめくらいでNatsuki選手に飛び出されましたが、その後ろに着いていけず。
ここで後ろに着いていければ、全く逆のことが出来るのですが、トップスピードが違うため着いていけず、勝負に持ち込めませんでした。
2位~5位を独占するという、微妙な結果となりました。


【ジュニアC】
(総評)

去年は入賞できなかった中、今年は1,2位を結構取れました。
全体的にタイムは速くはないですが、低学年のうちは、楽しくレースに参加できることの方が重要でしょうね。

100m
Kanta  15"622 2位
Kazuki 走路逸脱により失格

Kantaの手の振りを何とかしたいところながら、持ち前のバネで2位に入りました。
Kazukiは慌ててしまったらしく、転倒+コースアウトにて失格となりました。残念でしたが、仕方ないです。

1周
Kanta  53"416 1位
Kazuki 53"490 2位

Kanta、Kazukiで1,2フィニッシュでした。おめでとう!



1000m
Kazuki 2'20"353 1位
Kanta  2'20"471 2位

長距離はKazuki、Kantaで1,2フィニッシュでした。
よく頑張りました。





アップ前。沢山いますね。


アップ



レースの合間ですかね? 伊丹女子たち。


2日目の試合終了後だと思います。伊丹女子とNatsuki選手、伊丹女子とSara選手



表彰式。ジュニアA男子




表彰式。ジュニアB女子




表彰式。ジュニアC