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「慎重審議を」の声を否決!

2015-07-04 06:40:33 | 日記

釧路市議会の最終日は、市民の代表として政府や国会に意見を提出す
る「意見書」の審議、採決が行われる。

隣りの帯広市議会で全会派一致で可決された「安保法制」=戦争法案
の「慎重審議を」の意見書が、同じ文言にもかかわらず釧路市議会で
は賛成少数で否決された。
賛成討論も行われた。公明会派から「十分に審議されている」から、
「慎重審議」の意見書は必要ない。

国民の8割が、慎重審議と反対を表明していると世論調査でも出されて
いる。
「安保法制」は11本の法改正であり、審議は80時間。本来はその1本
でも重要な問題を含み80時間かける必要があるにもかかわらず、まと
めて審議するという乱暴なものである。
審議すればするほど、疑問点、問題点が噴出している。

このどこが「十分に審議されている」のか。

見えていない。見ようとしない。国民の大多数が不安や危険性を感じ
ていることをとらえようとしない。
これを自己暗示、あるいはマインドコントロールという。
あるいは、それとは別に地方議員が上意下達の執行者になろうとして
いるか。これを「ヒラメ議員」と呼ぶ。ヒラメは二つの目が上しか見
ていないことから。

釧路市議会で、この意見書に賛成した会派は共産、市民連だけであっ
た。隣りの根室市議会では、「廃案」の意見書が可決された。
根室や帯広との違いは何なのか、考えていくことが必要ではないかと
思う。

あらためて、国会で審議されている法案の新旧対照表をみていただき
たい。みずから考えてほしい。

http://www.cas.go.jp/jp/houan/130610/taishou.pdf

とりわけ削除されたところが重要!

きのうは国会で、首相の答弁が同じ文句しか言わないので、「お経」と
批判がでていた。