かゆみ消え 見える景色も 変わるかな
全腎協の7月号に掲載された「透析のかゆみ川柳コンテスト」の最優
秀賞となった句。
若いころ、透析をしている義父の背中をたわしで掻いてあげるのが、
日課になっていた。当時は、それほどの痒みを我慢しなければならな
かった。今は治療がすすんでいるが、何割かの人は大変なようだ。
同じ号で、透析40年の表彰もあった。
ほんとうにごくろうさま、と思った。
透析の苦労ははかり知れないが、命を守るうえではかかせない。
いつも思う。
世界の巨大な軍事費の一部でも減らし、それを医療にまわしたら。
軍事費は、何の富も生みださない。それどころか、破壊と殺傷しか
うみださない。
軍事兵器や物資の「需要」をつくりだしているのは、「国家」であ
り、税金でもある。そのため、常に国民への「不安」をあおりたて
ている勢力がいる。「攻撃されたらどうするのか」・・・
「戦争法案」
これが通れば、日本の軍事費がどれだけ増大するのであろうか。
大学での軍事研究も、予算をちらつかせて広がっている。
そこのけ、そこのけ、軍事が通る。いつか来た道である。
世界貢献は、軍事ではないだろう!(怒り)
金がないのではない。使い道が問題なのだ。
医療研究に、もっとお金を!
全腎協の7月号を見て思った。