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お詫び

2015-07-25 07:49:24 | 日記

飲酒運転と事故、人の命にかかわることであり絶対にあってはならない。砂川市の党の議員が重大な事件を起こしたことに対して、怒り、憤りが寄せられている。同じ党の一員として、重ねてお詫びしなければならない。所属している地区委員会が「お詫び」を出したので、全文転載。

報道各位

星洋一砂川市議の議員辞職について
              2015年7月23日
              日本共産党北空知留萌地区委員会

 市民が一丸となって飲酒運転根絶に努力しているときに、仮にもその先頭に立つべき党の市議会議員がこのような重大な事故を起こしたことについて、まずお詫び申し上げます。
 今日23日午前9時40分に、日本共産党砂川市議である星洋一議員が、道路交通法違反(酒気帯び運転、事故不申告)の罪により逮捕されました。
 日本共産党北空知留萌地区委員会は7月23日、星洋一市議に対し議員辞職を勧告し、星市議も速やかに議員辞職願いを届け出ることを了承しました。弁護士を通じて市議会議員を辞職するよう勧告し、本人も受け入れたものです。市議会議長に辞職願を届けで、辞職が認められました。
 星市議の容疑は、酒気帯び運転であり、接見した弁護士にたいして、酒を飲み自家用車を運転し、22日午前3時過ぎに国道12号線沿いの電柱に衝突する物損事故を起こしたことを認めています。飲酒運転そのものが犯罪であり絶対に許されない行為です。事故を届け出ず破損した車を放置して自宅に戻った行為も重大な違法行為です。
 星市議の行為は、公人である市議会議員としての資格が問われ、市民の命や暮らしを何よりも大切にする党議員の任務と役割に照らしても相容れないものです。
 砂川市議会では親子5人が死傷する事故を受けて、「飲酒運転などの交通死亡事故を撲滅する決議」を全会一致で可決しています。
 市民や飲食店など関係者が一丸となって飲酒運転を根絶しようと努力しているときに、その先頭に立つべき党市議会議負が飲酒運転による事故をおこしたことは、関係者と市民にたいする背信行為であり、みなさんに重ねてお詫びするものです。
 ふたたび、このような不祥事を起こさないよう、全党をあげて努力することを重ねて申し述べます。

 以上です。

私も議員時代、アルコール問題の相談が多く、アルコールとの「たたかい」を進めてきた一人としてあまりにも残念である。

アルコールは、理性を麻痺させる「至酔性」の飲み物であり、「依存症」という病気を発症させる。一度、この病気になると「生涯にわたる断酒」しか治療法はない。

今回のケースがこうした問題に該当するかわからないが、理由はどうあれ、社会的責任はあまりにも重い。

あらためてアルコール問題で、自らと同僚議員ともども身を引き締めていくとともに、こうした事件を起こさないためにも、私たちが提唱している「市民道徳」をいっそう深めることを誓う。

なお、このブログの5月31日~6月2日にかけて、私の「依存症」相談事例の一部を書いた。参考に。

日本共産党の提唱する十の市民道徳
①人間の生命、たがいの人格と権利を尊重し、みんなのことを考える。
②真実と正義を愛する心と、いっさいの暴力、うそやごまかしを許さない勇気をもつ。
③社会の生産をささえる勤労の重要な意義を身につけ、勤労する人を尊敬する。
④みんなの協力を大事にしながら、自分の責任は自分ではたす自立心を養う。
⑤親、きょうだいや友人、隣人へのあたたかい愛情を育てる。
⑥民主的市民(生活)に不可欠な公衆道徳を身につける。
⑦男女同権と両性の正しいモラルの基礎を理解する。
⑧次代をになう主権者としての自覚をたかめる。
⑨侵略戦争や暴力の賛美でなく、真の平和を愛好する。
⑩他国を敵視したり、他民族をべっ視するのではなく、真の愛国心と諸民族友好の精神をつちかう。