現在取り掛かっている東大阪の老人ホーム、確認申請がやっとこさで検査に通りました。
アネハの事件以来、構造計算が大変厳しくなり、検査機関でチェックされた後、適合性判定という名の下で、構造計算を再度調べて質問が何度か(大体3回)あり、それのやり取りが合って後に合格したら許可が出ます。
大変な手間とお金がかかるのです。検査機関においての検査料と適合性判定の検査料とが今回の場合は同じぐらいでした、高くつくようになりました。
この適合性判定に要する時間がかかり過ぎるので困り者です。いつもぼやいているのですが、計算のチェックをする人がいくつかを掛け持ちするようなので、どうしても長くかかるのです。
以前など、担当者が嘱託の人で、1週間に1度か2度しか来ないので見る時間が無いので遅くなるということもありました。これは国の管理の問題のように思います。
それでも、とにかくと言うか、やっとと言うか、許可が下りたので、これから工事開始です。2ヶ月遅れのオープンになりそうです。施主さんに大変迷惑をかけて申し訳なく思っています。
これから、7ヶ月に及ぶ現場、私も監理に行くつもりです。良い建物を作るために業者の多くの方の力を合わせて頑張りたいものです。
京都のマンションも業者が決まり、これからボーリングを始めます。昨日、工場へ行ってみたら、あらかた片付いていました。確認申請やら近所の挨拶と説明会やらがこれからです。この工事が5月ごろからの予定ですので忙しい事です。
嬉しい事に、もうひとつの老人ホームの計画も急がれてきて、始まったらどうなる事やら嬉しい悲鳴です。後に聞いている物件も、こういうときに多分動き出すものですので、それこそどうなる事やら、もうひとつ鞭を打たなければならないようです。いま2班で始まってるのがもう1組必要かも。
心配かけた私の仲間と祝杯をあげます。