佐藤功の釣ったろ釣られたろ日誌

釣り・釣りの思い出・釣り界のこと・ボヤキ.etc

山口県のメバル釣り/1999・2 

2009-09-05 11:05:22 | 釣り
関西ではそれほどメジャーでもない磯のメバル釣りに、広島の釣り仲間、中村氏に誘われて行くことになった。

場所は山口県端島の磯。大阪から中国道を経由し山陽道へ乗り継いで400キロほどの行程であるが、高速道路一本で走っていくのでそれほど苦にはならない。時間的には南紀の串本に行くのとさほど変わらない、4時間少しで行ける。

長距離運転に慣れてない人は、この距離にビックリされるが、車の運転は好きな方なのでこのくらいの距離ならそれほど意識せずとも走っていける。女房は一度串本まで乗せて走ったが、それから二度と釣りのお付き合いはしてくれない。

釣り仲間は少々遠くまででも車で行く。男女群島に行くのに長崎まで車で走るし、愛媛の日振島、神津島へも伊豆の先端まで6~7時間は平気で走っていく。釣人以外の人から見たら「ようやるなぁ」と思うでしょう。

さて、このメバル釣り、ブツエビをパラパラと捲きながら、臆病なメバルを驚かさないようにして1匹1匹と釣りあげるのであるが、なかなか趣のある楽しい釣りなのである。

仕掛けはノベ竿にセルウキ、ハリスは1号以下という軽い仕掛けで、ウキ下も一ヒロから1.5ヒロなので、メバルがエサを追う姿が見えるほどに潮が澄んでいる。この山口県端島の磯はメバルがすこぶる多く、どこの磯でもメバルの群れが見られた。

釣行したのは2月の初めだったが、4人の仲間がそれぞれ22センチを筆頭に16センチまでを50匹から70匹ほど釣り上げた。

いつもは磯竿にリールをつけて釣っているので、ノベ竿となると何か物足りない感じがせぬでもないが、この釣り、少し意地になりそうで、並んで釣っているとお互い相手を意識して手返しが自然に早くなる。

そして少し大きいのが掛かるとキーンと糸鳴りがして、「よっ!、こいつは大きいぞ!」と声が出る。慣れてくるとメバル独特の前アタリが分かってきて、よけいに楽しくなってくる。

中村氏の話では、3月から4月になるとメバルもぐんと大きくなって、ノベ竿では少し手こずるのもあると言う。

この釣りで驚いたのは、釣り場の干満差が2m近くもあることだ。それにさえ気を付ければ、内海なので船が通った時以外は大した波もこず、磯も安全である。

この広島の案内人の中村幸春氏は、広島における若きトーナメンターである。グレ、チヌ、メバル何でも好きという釣り師で、地元では子供の釣りやら瀬野川における魚の保護運動なども行っている、これからの人物である。

今日はこれから勝浦に久しぶりに仲間と釣りに行きますので、ブログは明日お休みです、ゴメン。
コメント
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