その日の象徴となる物をここに紹介しているが、頭のすっきりする朝に
基本導くようにしている。
今これを書いているのは夜であるが、いつもとは違った環境にある。
それは、縦書きで書いたということだ。
不思議というか、当然というか、カタカナの横文字を使う率が減る。
そもそも日本語は縦書き用にできているから、横書きできるのは
この国の言葉の柔軟性によるだろうが、本来はまことに不自然と言わざるを得ない。
人は面白いもので、こうして縦に書くだけで、やや厳かなる書き言葉と
しぜんに変化している。
書き言葉は、文字通り文書として残したものだから、ひつぜん責任が生じる。
夜中は文章が流れる傾向にあるが、それでもせつなの感情に流されることを
食い止める力はあろう。
前々より、縦書きはよいよ、と人に勧めてはいたが、毎日更新するメモ用紙は
ボールペンの横書きであった。縦書きは覚悟が要るから、サッと書き留めるには
ヨコ書きの方が速くて向いているだろうが、かえって余計なことが増えるかもしれない。
縦書きで、それでも書くか?と腹に聞き了承を得て書いたメモは、優先度というか
より本意に沿ったものが残るだろう。
だが、横書きを全否定する氣もしないので、使い分けるのも手だ。
書き言葉に合った内容、ハナシ言葉に見合った中身によって縦とヨコを
まさに縦横無尽に使いこなすという遊びもまた、緩急あって面白いだろう。
さて、そうなると、毎朝の象徴(シンボル)を書く際は、どちらがよいかと問うが
せっかくなのでしばらくは、オール縦書きの、そのコピーでいこうと思う。
(ここにも縦書きで表示できるとよいが、原文はワープロソフトで縦に打っています)。
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