多少面倒臭く思いながら出掛けた合唱の祭典、僕にとっては思いがけず大きな成果があった。
まず「トライトーン」
女性2名、男性3名のアカペラ・ポップスコーラスグループだ。
プロだから当然上手なのだが、とにかくご機嫌なハーモニー!ノリも良いし、MCも気が効いているし、とても楽しかった。
帰りに友人Oと「あんなのやりたいねぇ」と話したが、やれないことないよ。あそこまで完璧にやるのは無理でも、頑張ればやれるよ!
小アンサンブルはやっぱり良いなぁー。合唱団の皆さん、アンサンブルやりましょう!
〈合唱団麗鳴〉
30名ぐらいの混声合唱だったが、とっても上手!
この上手な合唱団が歌う曲が「ゲゲゲの鬼太郎」「ルパン3世」「鉄腕アトム」
いろいろ工夫を凝らした演出、動き回っても一切乱れないハーモニー、そして指揮の中館さんの、鬼太郎からルパン、アトムへの七変化! Bravo~!でした。
〈横浜並木男声合唱団〉
本日の白眉!圧巻!会場全体がぶっ飛んだ!いやぁすごいオヤジたちがいたものだ。
派手な衣装でステージに現れたメンバーは、どう見ても我が男声合唱団よりも平均年齢は随分上だと思われる。
それでもソフト帽を片手に、みんなで身振り手振りを付けて「勝手にしやがれ」を歌いきった。それだけで場内は大爆笑!
その後「津軽海峡冬景色」を経て、最後は「ウルトラマン・タロウ」
これが凄かった。胸の前で手を十字に組んでスペシューム光線は出すし、怪獣はやっつけるし、最後はM78星雲に帰るために全員が両手をあげて空に向かってジャンプした!シュワッチ!!
う~~ん、会場の聴衆は涙を流しながらヒイヒイいって笑った。もうこうなると合唱のハモリがどうとかは関係ない。どれだけエンターテイナーに徹することができるか!?
我が団も、たまにははじけましょう!その気になってやってみると、意外と楽しく簡単だと思います。
アンサンブルを作ることについては一定のレベルに達したと思う。あとは、思い切りとかもっと踏み込んだデュナーミクが必要だ。
歌う本人が照れていたら、絶対に聴衆にはその楽しさが伝わらない。
来年の定演では、我が男声合唱団はアニメソングを取り上げる予定。我が団が一皮剥けるのには良い機会だと思う。
いやぁ~、他の合唱団の演奏を聴くことは、本当に勉強になるなぁ。僕たちも頑張ろう!