呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

蔵王山麓暮らしのオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

観る・聴く・丸呑み!~「ラ・フォル・ジュルネ」上海交響楽団

2008-05-05 | コンサート・LIVE・演劇などの話

有楽町の東京国際フォーラムで開催中の「ラ・フォル・ジュルネ」に行ってきた。
ラ・フォル・ジュルネとはフランスの地方都市で始まった音楽祭で、『世界でもっともエキサイティングなクラシック音楽祭』らしい。
日本では今年4回目を数える。
確かにGW中に国際フォーラムを中心に、約1,700人の音楽家が集まり400以上のコンサートを開催するというから相当デカイ音楽祭だ。
パンフを見ると、国際フォーラムのHallAからGまでの全ての会場を使って、毎日朝から晩までコンサートがある。
オケから室内楽、ピアノのソロ、連弾 、合唱 etc…。
どれも約45分ずつで、いろいろハシゴが出来るようになっている。
今年は「シューベルトとウィーン」がテーマだ。

上海交響楽団のシューベルトの「未完成」と「さすらい人幻想曲(オケ+ピアノ版)」を聴いた。
上海のオケって、一体どんな演奏をするんだろう…と興味があった。
後から調べたら、ナント100年以上の歴史があるらしい。
その頃から西洋音楽をやっていたのかは分からないが、日本にオケなんて存在しない頃から結成されていたというのだから凄い!
演奏は…、素晴らしいの一言!
ヴァイオリンもチェロも音色が統一されていてとてもきれいだった。
管だって大したものだ。
「未完成」をきっちりと聴かせてくれた。
ただ「さすらい人」は、オケと客席の間にピアノが入って、その音がカーテンのようにオケの音を遮断してしまった。
これってオケのせい?それともホールのせい??
いずれにしても日本の一流と言われるオケと全く遜色がない。
このオケのベートーヴェンとかブラームスが聴いてみたい。
しかしHallAはクラシックコンサートにはデカ過ぎだ。(5,000人以上入る!)
なんか遥か遠くでオケが演奏している感じ。もう二回りぐらい小さいホールが善いね。

その他にもベトナム国立交響楽団とかもコンサートをやっている。
う~ん、聴いてみたかったなぁ。
一つのコンサートが大体1,500~2,000円で時間も45分程度。
いろいろな催し物もやっているし、これは一日中居ても飽きない。
面白い音楽祭だ。


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観る・聴く・丸呑み!~「I'm not there」&「NEXT」

2008-05-05 | 映画(DVD)の話

今年のゴールデンウィークは「映画&音楽三昧」になりそうだ。
まず映画第1弾、学生時代以来?ハシゴしてしまった。たまには良いさ!

♪「I'm not there」

時間がぽっかり空いたので、有楽町で何かちょうど良い映画はないかと物色していて見つけた。
ボブ・ディランの半生を綴った伝記物。
「へぇ~、ディランの半生か…」と思わずチケットを買ってしまった。

しかしただの伝記映画ではなかった。
詩人、ロックスター、無法者、映画スターなど6人の全く違うキャラクターの人生を描くが
それが全てボブ・ディランなのだ。
要するにそれだけディランが多面性を持っているということらしい。
う~ん、ディランが好きな人、詳しい人が見ると良く分かるんだろうが
それほど彼に傾倒していない僕が見ても、よく理解できなかった。
ただ、フォークソングで人気があったのに、ロックに転向して批判を浴びるジュード役の女優ケイト・ブランシェットが良かった。
最初映画を観ていて、女性だとは全然分からなかった。中性的だと思ったんだけど…。
それ以外の5人もそれぞれ個性的で魅力的。
ディランと結びつけるといろいろ難しくなるが、それぞれのキャラクターの人生はとても興味深い。
もっともそれがみんなディランの人生なんだけどね。
今度ボブ・ディランをじっくり聴きたくなった。


♪「NEXT」



本命の「ラ・フォル・ジュルネ(クラシック音楽祭)」のコンサートが終わって、その後の会社の友人との食事までにまだ相当時間がある。
それで映画のハシゴとなった。というかコンサートを入れれば3つのハシゴ!

「NEXT」は、ニコラス・ケイジ主演のアクション物だ。
2分先に自分の身に起こることが予知できる能力を持つ男。
その能力に気づいたFBIが、核爆弾を米国内で爆発させようとしているテロ集団阻止に利用しようとする…。
ちょっと荒唐無稽ではあるが、スピード感も迫力もあり面白かった。
ニコラス・ケイジが相変わらずカッコよく、相手役のジェシカ・ビールもなかなかの美人で魅力的だ。
最後は、ちょっと安易じゃないの?と思って観ていたら、予想を覆すラスト!
う~ん、これだから映画は止められない。

しかし映画って一人で観ると1,800円。
最近は映画館のシートも良くなってゆったりリラックスして観られるが、やっぱり高いな。
「夫婦割り」なら@1,000円だもの。
思わず周りの女性に「夫婦の振りしてキップ買いませんか?」と声を掛けたくなってしまう。
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