呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

蔵王山麓暮らしのオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

「悪役」と「悪人」~亀田一家はどっちだ?

2007-10-17 | 徒然なるままに
亀田一家のことは、もう散々みんなが語っているから触れるつもりもなかった。
なにせ「1億総評論家現象(?)」みたいだからね。
しかしさっきのTBS「ニュース23」の膳場アナの発言が、あまりにも無責任だったので、思わず一言言いたくなった。
膳場アナは「さて処分は軽かったのでしょうか、重かったのでしょうか?」的発言をして、にこっと笑った。
おぉ~い、お前んとこの局が亀田を増長させたんだろうがぁ~!!
なに無責任でお気楽なコメントしているんだよぉ~!!

世の中には、スポーツ界だけではなく、芝居でも映画でも、それから一般の会社にも、「悪役(ヒール)」はいつも存在する。
でもプロレス界を見るまでもなく、あくまでもヒーローを引き立てるために「役」を演じているのであって、根っから悪い訳ではない。
ダンプ松本だって、ジャガー横田だって、デストロイヤーだって、映画の悪役商会だって、みんな素は良い人がほとんどだ。

亀田一家も、最初は「悪役」だったはずだ。
多少素行が悪くても、悪態つきながら強ければ、それはダーティーヒーローとして認められもする。
だが世界チャンピオンに向かって「ゴキブリ」呼ばわりしたり、切腹発言をしたり、興毅が後ろから挑発したり・・・、この辺から「悪役」も怪しくなってくる。
それでも試合前のブラフと考えれば、まだなんとか許すことも出来ただろう。
しかし試合中の数々の反則、最終ラウンドのレスリング技、そしてセコンドに付いていた一家の姑息な反則指示に至っては、「悪役」では済まされなくなった。
「悪役亀田」は、いつの間にか「悪人亀田」になってしまったのだ。
「悪人」は、当然逮捕されて裁判に掛けられ、罪を償わなければならない。
だから「悪人亀田」は、罪滅ぼしをしなければ世間から受け入れられることはない訳だ。

悪人輩出に手を貸したTBSは、責任をどう考えるのだろう。
何の説明もない。
膳場よ、笑っている場合じゃないでしょうが!!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする