呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

蔵王山麓暮らしのオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

フランス映画

2007-10-08 | 映画(DVD)の話
今日の「SMAP×SMAP」はアラン・ドロンがゲストだ。
昨日、久しぶりにフランス映画を見て、「アラン・ドロンはどうしているのかなぁ」と思っていたところだ。
いやぁ~、老けたねぇー。
番組の中で「冒険者たち」のシーンが出てきたけれど、この映画良かったよねぇ。
1967年の公開らしいが、僕は高校の頃に仙台の名画座で見たっけ。
潜水服姿で海底にゆらゆらと沈んでゆくラストシーンが、とても印象的だった。
アラン・ドロンはもう72歳だそうだ。
そりゃぁ老けるはなぁ・・・。



この前映画館で観た予告編で、ロバート・レッドフォードが出てきた。
これまた久しぶりだったが、やはり昔の顔からは想像もつかないような老け方だ。
僕もあと20年もしたら、あんなふうに老け込むのだろうか・・・。

それでもTVのアラン・ドロンは、相変わらず素敵だった。
どうしたらあんなふうに歳が取れるのか・・・。
アラン・ドロンは「女性が必須だ!」みたいなことを言っていた。
やっぱりそういうことなのかねぇ。
それにしても、昨日の「エディット・ピアフ」でも感じたが、フランス語っていいねぇ。
なんとも味のある滑らかな言葉だな。
学生時代の第二外国語はフランス語だったんだけどな。
結局4年間掛けて、漸く単位を貰ったような気がする。
フランス語やドイツ語を、もっと勉強してみたいねぇ・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「魚Bar 一歩」恵比寿

2007-10-08 | 食べ物・お酒の話
久しぶりに「呑み」の話題。
恵比寿駅の東口の奥まった住宅街に、ぽつんとあるお店。
仙台出身の元証券マンが脱サラ?で始めた店らしい。
カウンター10席+α、テーブル・小上がりに11~12名というこじんまりした店だ。
でも「魚Bar」というくらいで、肴はどれも美味かった。
刺身はもちろん新鮮、「ふわふわさつま揚げ」は本当にふわふわ熱々、「豚の粕漬け焼き」は、ちょっと不思議な初体験の味だ。
「キスの天ぷら」は肉厚の開いたキスが美味しかった。
「いわしの梅煮」は、もう少し炊き上げるか圧力釜を使って、骨や頭まで食べられると良かったな。でも味はgoodです。
〆の「鰹づけ丼」まで、どれも美味しかった。

そしてお酒・・・。
ビールはハートランドのみ。僕はこのハートランドが好きなんだよね!
焼酎もいろいろ置いてあったけれど、やっぱり日本酒が中心のお店です。
「雁木(山口)」「綿屋(宮城)」「撰勝山(宮城)」「東北泉(山形)」「陸奥八仙(青森)」もう一つ忘れた・・・、結局6種類6合呑んじゃった。
ここは「小=120ml」と「普通=1合」があるので、多分「普通」は正1合あるのだろう。
勝山と八仙がちょっと甘かったが、あとは美味しかったです。
相変わらず良く呑むなぁ・・・。
ほとんどがカップルだったけど、男一人の客もちらほら。
それも初めて来ました、という感じの若い男性。
う~ん、若者よ、そうやって一人でカウンターで美味しいお酒と肴を賞味するとは、いかにも天晴れ!
まっとうな酒呑みになれよ!

今度はマスターがトントンとまな板で刻む「なめろう」と、大振りの「あんきも」が是非食べたい。
そしてマスターと仙台の話でもしながら呑めれば、尚結構。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画「エディット・ピアフ~愛の賛歌」

2007-10-08 | 映画(DVD)の話

シャンソン歌手エディット・ピアフの波乱万丈の生涯を描いた映画。
エディット・ピアフは「愛の賛歌」や「ばら色の人生」で、世界的に活躍したシャンソン歌手だ。
3歳の頃に娼婦宿を経営する祖母に預けられたり、一時視力を失ったり、大道芸人の父とサーカスのドサ回りや街頭で歌わされたり・・・。
16歳で恋愛し娘を出産するが、2年後には病気で亡くしてしまう。
不遇の少女時代だ。
20歳の時に街頭で歌っているところを、高級クラブのオーナーに見出され、歌手としてデビューする。
その後は、歌手としては次々とヒット曲を出し順風満帆だったが、私生活では恋人だった世界チャンピオンのボクサーが飛行機事故で亡くなったり、交通事故に何度も遭遇したり、結婚と離婚を繰り返したりと、相変わらずの波乱万丈ぶりだ。
結局恋人の死や交通事故の痛みから逃れるために薬物に溺れはじめる。
しかし最後の最後までステージに立って、観客の前で歌うことを諦めなかった。
そして47歳という若さなのに、完全燃焼し身も心も老け切って生涯を終える・・・。

父親に急かされて、初めて人前で歌った曲が「ラ・マルセイエーズ」
革命を歌った勇ましい歌詞のフランス国歌だ。
これが堂々として、素晴らしかった。
吹き替えではなく、子役のポリーヌ・ビュルレ本人が歌ったのだと思うが、とても上手だった。
幼児役をやった子も含め、なんで外国映画の子役ってみんな上手なんだろう。
それから成人のピアフ役のマリオン・コティヤールも凄い!
普段はまっとうな美人女優らしいが、すっかりエディット・ピアフになり切った。
歌唱力も素晴らしいし、死に際の80歳のような老け方も見事に演じていた。
なんか映画俳優って、皆んな凄いなぁ・・・。

観ていていろいろな部分で美空ひばりを思いだした。それとレイ・チャールズも。
それぞれ苦難の人生を歩みながら、歌手として確固たる地位を築きあげたところは共通している。
エディット・ピアフの人生は不幸続きだったかもしれないが、シャンソンに全霊を注ぎ込んだ満足すべき人生だったのではないだろうか。
世代的にも僕の親の代の方々にも是非観て欲しい映画だ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする