潮風に誘われて

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吉備路を訪ねて

2011年05月05日 | 観光地
5月5日の子供の日、朝から五月晴れの気持ちのよい行楽日和でした。

備中国分寺の近くにある「まほろば珈琲店」にモーニングを食べに・・・。
人気のようで朝から待ちが出ていました。

ロケーション的にかなりいい場所です。
フレンチトーストと紅茶をいただきました。
ポットマット付で、保温もばっちりで2杯目も美味しく頂きました。



腹ごしらえが出来た所で、国分寺と国分尼寺の中間にある松林に覆われた所
にある「こうもり塚古墳」へ向けて出発です。



全長100mの前方後円墳です。
こうもりが棲みついたことから、この名前で親しまれているそうです。

石室に降りる階段から中に入ると、長いトンネルのような羨道が続き、玄室の
入口には場違いな鉄柵が築かれています。



仁徳天皇との恋物語で有名な黒媛の墓と伝えられているそうです。

異様な涼しさと不気味さを感じました。

石室はすべて自然石で造られていて、広い玄室の中央には家形石棺がぽつ
んと安置されていてその石棺の前後には十分な空間がありました。



1トン以上の石だけでも70個以上はあり、その最大の物は40~50トン
あると推定されているそうです。

重機が存在していないのですから、すべて人力ですよね。
昔の建造物はどれも一つの目的の為に、一致団結したものばかりで匠の技
が宿っていると感じます。

どれだけの時間と労力を費やしたのでしょうか。
かなりの大勢の労働者が必要だったと考えました。

何百年前にタイムスリップ・・・・・。









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