潮風に誘われて

立ち寄って頂き有難うございます。
趣味や特技、好きな分野のこと、毎日行っていることを綴っています。

五福袋

2014年02月16日 | 会陽
世間はオリンピックで賑わっていますが、昨日2月第3土曜日の西大寺の夜は
日本の三大奇祭“西大寺の会陽”でした。



500年以上続く伝統ある修正会結願の行事です。
福を求めて集まった数千人の裸の群れが本堂の床に集い、激しくぶつかり合い
ながら、二本の宝木を奪い合い、それを手に入れた人は福男とよばれ、その年の
幸福がもたらされると言われています。

昨年から土産品として宝木の香りをイメージした匂い袋「五福袋」を販売している
事を知り買ってきました。



五福袋には西大寺観音院で祈願された護符とお香が入っていて、縁起が良いとされる
赤、白、緑、紫、黄の5色のひもで結ばれています。

袋の色は昨年は赤色だったそうですが今年は白色です。
年ごとに色を変え、5年で5色を一巡させるのだそうです。

名前は、宝木を手にした福男に健康や長寿などの「五福」が授かるとされることに
ちなんでつけられたそうです。


宝くじ

2013年02月10日 | 会陽
備前平野に春を呼ぶ伝統行事西大寺会陽は日本三大奇祭としても
全国的に有名です。

福を求めて集まった数千人の裸の群れが本堂の床に集い、激しくぶつかり
合いながら、二本の宝木を奪い合う。それを手に入れた者は福男とよばれ、
その年の幸福がもたらされると言われています。
そのさまは、圧巻で勇壮そのものです。



JR赤穂線の西大寺駅前はちょうちんと、地元の園児・児童が用意したペット
ボトル・イルミネーションでライトアップされて幻想的な光がとても綺麗です。



この西大寺会陽が西日本宝くじの図柄に採用され、30日に発売されました。



図柄は、まわし姿の男衆が宝木獲得を目指してひしめき合っている様子や、会陽の
舞台となる西大寺観音院の本堂と三重塔が描かれています。


宝くじは1枚100円。17県内で2月12日まで300万枚販売されるとのことです。
1等4千万円(1本)、同前後賞500万円(2本)、2等100万円(3本)、3等5万円(30本)
などだそうです。

我が家に福が舞い込んでくるでしょうかね~。
主人がいつも買って来ていますが、夢にも出てこない福ですが・・・。




宝木投下は今晩・・・

2012年02月18日 | 会陽
お昼前より激しい雪吹雪でした。

締め込み姿の男たちが一年の福を求めて「宝木(しんぎ)」を奪い合う
はだか祭「西大寺会陽」が、今晩行われます。

日頃、とても静かな西大寺の町も、2月には会陽(裸祭り)で信じれない程
に賑わいます。
参加するのに必要な白タビと晒しを商店街のあちこちで売っています。



西大寺観音院本堂は裸の人が床から落ちないよう仮の階段が追加されたり
土嚢による対策もされています。



一昨年までは午前0時の宝木投下でしたが昨年より午後10時に前倒しになり
ました。
昔から会陽を知っている者としてはやはり午前0時の方が神秘感が在ると思
うのですが・・・・

連日連夜、お香を焚く中「五穀豊穣、国家安泰、会陽の無事」という願いを
込められた宝木に魂が吹き込まれています。
宝木投下直前まであとわずかの時間です。
ご住職の最後のご祈祷は続いていることでしょう。

御福窓からの宝木投下10分以上前から境内は、異様に殺気立った雰囲気に包ま
れるそうです。


さて陰陽2本の宝木はこの御福窓から誰の手に渡り何処に行くのでしょうかね~。

翌日からは植木市や、露店が出て賑わいます。






会陽後祭り

2011年02月21日 | 会陽
会陽が終わると備前平野に春を呼ぶと言われている通り、とても
暖かい早春となりました。

知人のグループが宝木を獲得したとのこと、お祝いにお酒を届け
ました。

祝い主、福男と知人が・・・・・。
福のお裾分けが頂けたかな~。

春のような暖かさに誘われ、主人と観音院の後祭りに行って
きました。



本堂大床は会陽当日の熱気はなく、参拝者が静かに手を合わす姿を
見ることが出来ました。



普段は閑静な境内、向州公園には梅や松などの植木をはじめ、色とり
どりのテントを張った露店が並んでいます。\(◎o◎)/あっ!



訪れた人達は本堂にお参りしたあと、はだか祭りの余韻に浸り
ながら買い物を楽しんでいました。

西大寺会陽

2011年02月19日 | 会陽
今夜は備前平野に春を呼ぶ西大寺会陽です。\(^o^)/

投下される2本の宝木をめぐり、白い締め込み姿の男達が
激しい争奪戦を繰り広げる会陽が今晩開かれています。

我が家では会陽に肖り朝からバラ寿司を作りました。



美味しいかどうか味の保証はありませんが、お友達に少し
ずつお裾分けをしました。

夜は7時よりはだか祭りの前座で、打ち上げられた千数発
の冬花火。\(◎o◎)/あっ!

真冬の澄み切った夜空に開花する花火は裸祭りの雰囲気を
一層盛り上げていました。
夏では見ることの出来ない美しさです。

7時から始まった打ち上げもラストの怒涛の打ち上げに魅了
されつつ7時30分に終わりました。

はだかの群れも時間が迫るにつれだんだんと増え、「わっしょ
い、わっしょい」の掛け声が西大寺一円に響いているようです。



福をもたらと言われる宝木は誰の手に・・・。

早々と我が家へと帰途につきました。

牛玉所殿参拝

2011年02月15日 | 会陽
冬は西大寺が面白い!と言われます。

19日の会陽に向けて準備が進んでいます。

本堂の大掃除も行われ、観客席もほとんど出来上がっています。
宝木も14日前から修正会が開白され、僧侶によって厳修され、
祈りが続いている事でしょう。



「牛玉西大寺寶印」と書かれたお札を宝木に巻きつけて投下す
るとか。

そこで大修理が完成した牛玉所殿にお参りしました。



ここには牛玉所大権現と金毘羅大権現、二つの権現が拝殿の
軒下に仲良く祀られていることを始めて知りました。



牛玉所大権現は裸の守護神であり、裸祭りの参加者はここで
ご加護を授かった後、本堂大床で宝木投下を待ちます。

友達が経営している会社が今回祝い主になっています。

祝い主の記念にファイルを作ったとのことで持って来て下さいま
した。\(◎o◎)/あっ!



誰でも簡単になれるものではない祝い主、一生の記念になるこ
とでしょう。

日本伝統の行事は古いものが多いですが、受け継がれる伝統
行事がある日本文化は素晴らしいですね。

今夜宝木投下

2010年02月20日 | 会陽
裸祭りが終わると備前平野に春が訪れると言われている
西大寺会陽が今日行われています。

2時過ぎにお参りしましたが、境内は防護壁が設けられ、
会場には照明器具や観覧席が設置され準備はほぼ完了
していました。

午後3時50分からの子供会陽で幕が開き、5時30分から
8時にかけ、地元の踊り連による演舞や女性グループの会
陽太鼓がありました。σ(^◇^;)。。。

会陽に参加する裸の男は仁王門から入り、垢離取場で身を
清め本堂大床に上って行くのが裸の通路だそうです。



西大寺観音院の大床で押し合う裸の数は1升ますに1人の割
合と言われます。



2本の宝木は10時に本堂の灯りが一斉に消えた後、御福窓
より熱気で湯気を上げもみ合う裸の群の中に投下され、勇壮
な裸絵巻が繰り広げられます。(屮゜Д゜)屮



今年は誰が宝木を手にし、福男になるのでしょう。

西大寺冬フェスティバル

2010年02月15日 | 会陽
西大寺冬フェスティバルの一環としてJR西大寺駅前
にペットボトルのイルミネーションが約1500個、ちょう
ちんが約140個点灯し、幻想的な光でお客様のお出
でをお待ちしています。

いつもは寂しい駅前も2月28日までは18時から22時まで
はとても賑やかに感じられます。



神崎の緑地公園の梅も紅梅が丁度今が見ごろを迎えてい
ます。

白梅は今咲かんとばかりに蕾を膨らませて出番を待ってい
ます。

20日の会陽の後祭りの頃には緑地公園一帯が甘い梅の花
の香りに包まれることでしょう。


芸能フェスティバル

2010年02月07日 | 会陽
西大寺会陽が500周年を迎えます。

郷土を良く知って貰うという事で開催された
   「西大寺郷土芸能フェスティバル2010」

宝木の争奪戦に参加出来ない女性達が裸の男達の士気を高め、
安全祈願をする為に境内に向かって打ち鳴らすという会陽太鼓で
幕が開き、地元の皆さんが故郷の歌や踊りを演じられました。



ゲスト出演は「倉敷天領太鼓」の披露でした。

ゆっくり振り上げられたバチが打ち鳴らす大中小の太鼓や篠笛の
演奏。
一糸乱れぬ所作から繰り出される音が波動となって心に伝わって
来ました。



最後は創作劇による「会陽ものがたり」で観音院の開山から会陽
の始まりまでとか、家族の会陽前日の一日の様子を演じ、裸軍が
宝木を奪い納める実技を披露されました。



改めて我が郷土西大寺に関心を持ち、愛着が湧いて来ました。

西大寺ファンタジー

2010年02月02日 | 会陽
毎年2月第3土曜日に行われる西大寺会陽。

観音院はこの日にかけて本堂の大床の階段が設置されたり、
観覧席が出来上がったりと準備が進んでいます。



西大寺東区役所が主催している西大寺冬フェスティバルの
イベントの1つである西大寺ファンタジー2010が昨日雨の中
点灯式が行われました。

JR西大寺駅、観音院の周辺、西大寺ふれあいセンターには
提灯やペットボトルイルミが飾られています。



これから2月28日まで18時~22時の間、提灯の幻想的な灯
りが西大寺の町を照らしています。