潮風に誘われて

立ち寄って頂き有難うございます。
趣味や特技、好きな分野のこと、毎日行っていることを綴っています。

菊芋

2014年01月31日 | 料理
糖尿病に効くという菊芋を友達が沢山持って来て下さいました。
皆さん、菊芋って知っていましたか。
見たこともなければ、名前も始めて・・・と言うのはipeibabaだけでしょうか。

菊芋という名前は、菊に似た花をつけると言うところからきているのだそうで、
ご覧のように菊芋には小さなこぶが沢山あり、立体図形のような形でおもしろいです。




菊芋は他の種類の芋とは異なり、デンプンがほとんど含まれてなくて、主成分は
多糖類イヌリンとといわれる食物繊維になんだそうです。

これが菊芋の効能成分になんですね~。

イヌリンの糖質は人間の酵素では消化吸収できないものなので、ブドウ糖の生成が
抑えられ肝臓への負担を減らすことができ、さらにインシュリンの分泌量を低下させ、
血糖値の上昇を抑える効果があるそうです。
だから糖尿病の予防に用いられるのですね。

今日は玉ねぎと菊芋のサラダごぼうとのキンピラを作りました。

参考にさせていただいたレシピでは、「皮ごと食べられるので少々皮がのこっていても大丈夫」
と書かれているのですが、洗えないようなところがあるので皮をむきをしました。


生の菊芋は菊芋独特の癖もなく味はそれほどなくほんのり甘い後味が残る感じです。
山芋をもう少し固くして粘り気をなくしたような、シャキシャキとした歯ごたえがあり
美味しかったです。

見た目は生姜で、香りは牛蒡、味はじゃが芋に近いですが、

菊芋は生で食べられるので、それがじゃが芋との違いかなあ~

一番食べて欲しかった主人が喜んで食べてくれたのが、何よりもよかった。


かもめ

2014年01月28日 | 日常の出来事
今年もユリカモメが我が家の近くに集結する時期になりました。



朝と夕方には電柱の先に止まり、「ギィー」とか「ギュゥーィ」と聞こえる声で鳴き、
餌を要求します。
人に対する警戒心が薄く、パンやお菓子を投げるとすぐに集まってきます。

数十羽のユリカモメが近くに集まって、餌のお菓子やパンを奪い合います。
空中でうまく捕まえたり失敗したり・・・・。
餌付けされている時の群全体の鳴き声は大変騒々しいものです。


なんか浅ましいなぁ、と思ったり、かわいいな~と思ったり・・・。



餌をくれない人だと分かったら「な~んだ」という感じで散らばっていってしまいます。

飛び交うユリカモメの群れをこんな風に至近距離で見ることができるのは、沿岸近くに
住んでいるからでしょうね。

赤いくちばしと足がきれいなゆりかもめはが水上に群がる姿は白い花が一面に咲いたようです。

ユリカモメは初めて越冬した場所を記憶し、以降毎年同じ場所に飛来するらしいです。

彼らは日本では繁殖をしておらず、故郷のカムチャッカ半島で初夏に卵を生み、夏にかけて
子育てをしているそうです。

冬になると南下してくるのは、故郷のカムチャッカでは水辺が厳しい寒さで凍結してしまうためで、
餌を求めてはるばる旅をして来るのです。

お腹をすかせてくるのでしょうから、食欲が旺盛なのも頷けるし、春に帰るためのエネルギーも
蓄えねばなりませんからね~。


ユリカモメは足とくちばしが赤く、目の後ろに黒い斑点があるのが特徴ですが、旅立つ前には
頭巾をかぶった黒褐色の頭に変化していきます。
機会があれば注意して見てみて下さい。










牛神様参拝

2014年01月26日 | 観光地
大寒は1年の内で、最も寒さが厳しいという意味らしいですが、寒さが緩んだ
土曜日、朝から備前の田倉牛神様へお参りして来ました。


ここは牛の守護神として、また農耕の神として多くの信仰を集めていたそうですが、
昭和の初期ごろからは、次第に一般的な五穀豊穣、家内安全、結婚、就職、入試、
交通安全、商売繁盛などと時代の流れと共に祈願の対象が変化しているそうです。

こちらには拝殿・本殿などはありませんがその代わりに珍しい物があるんですよ。
鉄格子の向こうに牛塚と呼ばれているこの牛達の頂上には御神体の牛神様が鎮座
されています。
これ全部、備前焼きの牛です。
20万個、30万個とも言われているそうです。


「ここでのお参りは形式にこだわってないんです。購入された物をお供えしてお願い事をし、
それを持ち帰られたらいいいですよ」とのことでした。

雄牛のような逞しい物・雌牛のような優しい物・子牛のような可愛い物と牛も色々あるんですよ。

ipeibabaが購入した牛様です。とても可愛いでしょう。


ところでここの神社の作法をご存知ですか?

お願い事をするときに備前焼の牛を一体購入してお供えし、お祈りをして、祭ってある牛の山
の中に既に置いてある牛の中から一体持ち帰ります。

願いが叶ったら、その牛を返しに行きます。

返す時に新しく購入した牛と共に二体お返しします。

こうして備前焼の牛は増殖していきます。

社務所 に戻ってくると、お茶とお菓子を用意して待っていてくださいました。 ヾ(●⌒∇⌒●)ノ わーい


お心遣いに感謝しながら一服させて頂きました。







 




海老芋

2014年01月24日 | 料理
自然を愛し環境を考えるお兄ちゃんから、沢山の野菜が届きました。
その中に今回も伝統的な京野菜ブランドのひとつでもある海老芋が沢山入っていました。

海老芋は里芋の品種のひとつですが、里芋と比べきめが細かく甘味が強いです。

煮物にすると、ねっとりとして、こくがあり、本当たまらないほどの旨さがありますが、
今回は海老芋の揚げ饅頭を作ってみました。



最初に海老芋を炊きすぎて煮崩れしたので、すり潰したのがきっかけで完成しました。
災転じて福となすです。


よく和食のお店で食べる蓮根饅頭にヒントを得て揚げ饅頭にしましたが、香ばしさが
プラスされて更に美味しくなりした。

海老芋揚げ饅頭のレシピです。

海老芋:4個 チンゲン菜:1把 シイタケ:2枚 ベビーホタテ:6個 塩:ひとつまみ 
片栗粉:適量

・海老芋は皮をむいて、たっぷりの水を入れた鍋で20分ほど茹る。

・茹で上がったら、水を切り、塩をふりかけながらつぶす。

・チンゲン菜半分とシイタケをみじん切りにしたものを混ぜ込む。

・ベビーホタテを1個ずつ包み丸め、片栗粉をまぶして、170℃の油で揚げる。

・だし汁:400cc 薄口しょうゆ:大匙1 みりん:おお匙2 水溶き片栗粉:適量を
 鍋に入れて中火でとろみがつくまで混ぜる。

・器に盛りつけた揚げ饅頭にかける。

・残っているチンゲン菜を茹がし、彩に添える。








ガトーフェスタハラダ

2014年01月23日 | スイーツ
娘から届いた宅急便の中にガトーフェスタ・ハラダというお店のガトーサブレ
「グーテ・デ・プリンセス」が入っていました。



グーテ・デ・プリンセスとは、王女様のおやつという意味で幸福を招くメーテル
リンクの青い鳥の形に仕上げた伝承のフランス菓子だそうで、ティアラをかぶって
いるところがとてもかわいいです。



ガトーフェスタハラダと言えばラスクと思っていましたが、ラスクの他にもサブレが
あるんですね。

サブレ生地にはマーガリンや植物油ではなく、ちゃんとバターを使用している所が
素敵です。

バターの香りがよく、噛み締めると奥歯の奥でギュッと詰まったサクサクの食感が心地よく
変に甘すぎず、ハラダらしい上品な雰囲気が出てます。

さすが、名前のとおり、王女様のおやつですね。




市民劇場

2014年01月21日 | 趣味
昨夜、文学座公演「くにこ」が西大寺公民館大ホールで上演されました。


放送作家の故・向田邦子さんの青春時代をモデルに、向田さんが作家になるまでの
軌跡をたどり、おかしくも哀しい人間のあれこれを描き出す作品です。

向田邦子さんの家族を中心に、その折々に出会った人たちとのエピソードを取り
混ぜながら、作家として独り立ちするまでの軌跡が演じられていました。

最初の場面は鹿児島に家族ぐるみで転居した姉妹三人が、薩摩弁を練習するシーン
から始まりました。
一家は父の転勤によって、めまぐるしく幼少から高等女学校まで日本全国を転々として
育っていきます。

くにこのサクセスストーリーではなく、おかしくて哀しい、立派じゃないけど憎めない
人間達を、くにこが見つめる形式で演じられました。

祖母が亡くなって棺桶に入れたとき、祖母の悪口か愚痴が聴こえると死んでいる祖母が
立ち上がつて反論する遣り取りなど所々にユーモアもまじり面白かったです。

就職したところで出会った相手には妻子がありました。
おなじころ、父もどうやら外に女性のが出来、あれほど尽くしてきた母が家を出て行きます。

一家が崩壊してはと、くにこは父の相手に直談判に乗り込みます。
相手は渋っていましたが、結局身を引き、父は母に謝り、もとの家族は戻ってきます。

そこから作家向田邦子が作品を書き始める、というところで「野ばら」の合唱で幕でした。

高松への転校の場面の時、先生が「野バラ」の歌の意味を話します。

どうもこのあたりのことがこのお芝居のテーマのようでした。



気の利いたセリフによる滑稽と軽快感。
作家「向田邦子」誕生のストーリーに無理がなく納得出来ました。

出演は角野卓三、栗田桃子、塩田朋子主演と言うことで、わりと喜劇仕立てだったものの考えさ
せられた劇でした。












どんど焼き

2014年01月15日 | 日常の出来事
穏やかな15日の朝どんど焼きの日です。

どんど焼きの「どんど」とは火が燃える様子をあらわす囃し言葉から来たものという説が
もっとも有力なんだそうです。

どんど焼きはお正月に出迎えた歳神様を、門松やしめ飾りを焼くことによって炎と共に見送
る儀式で古くから日本にはあるようです。

我が家ではしめ飾りをおろし、お酒と塩で地面を清めた石の上で火をつけました。


煙を浴びただけですが、一年中無病息災に暮らせたら幸せだと思います。

年々、お正月の飾りも簡素化されたり、ゴミとして捨てたりでこのどんど焼きの行事を一般家庭
では目にすることはすくなくなりましたね。


火災の恐れで禁止された東京をはじめ、都市部ではどんど焼きも廃れている傾向がうかがわれますが、
その一方で地域の伝統行事を見直そうという住民の機運が各地で盛り上がり、復活する例も見られます。

神事から始まったのではしょうが、現在では宗教的意味あいは少なくなっていますよね。
日本全国に伝わるお正月の火祭り行事として残ってほしいと思います。





鏡割り

2014年01月12日 | イベント
先日テレビで耳にするまで、11日が「鏡開き」だということを忘れていました。

いままで、家の中でお正月オーラを出しながらどっしり鎮座していた鏡餅
これを食べてしまう、というイベントです。



鏡餅は「割る」もので、刃物で切るのは切腹を連想させるため、手や木鎚で割ったり
砕いたりするのが正しい方法だとか。

そのテレビの言葉を借りて言うなら、重ね餅の解体を、割るとか砕くとせず、開くという
ところに日本語の優しさを思う・・と言っていました。

お祈りだらけのお正月の行事だったわけですが、鏡開きもその締めくくりに、相応しかったです。


鏡餅を割るのに一苦労しましたが、鏡餅を割っていくと、本当に沢山のお餅が出来、こんな
に食べれない!と思いましたが、とりあえず冷蔵庫の中に・・・。


なぜ、鏡餅だけ11日なのかというと、鏡餅が武士の風習だったからだそうです。
こうやって、武士というものが、なくなってもその風習が根付いてるというのは、日本人として、
誇らしいと思います。

割ったお餅を一度焼いてからぜんざいの中に入れた方が、外側がパリパリ、中がふっくら、そして
何より焼いたお餅から漂う香ばしさがもうたまりませんでした。










シクラメン

2014年01月11日 | 鉢植え
毎年この時期になると、近くのスーパーマーケットでポイント券500円で
冬の鉢花の王様、シクラメンの鉢植えの交換があります。

その交換会が今日9時から始まりました。
9時過ぎに行くと2階にある交換場所は我先にと押すな押すなの人の山・・・・・。

可愛い鉢を2鉢ようやくgetし、交換して来ました。
普通に買えばおそらく1000円上するでしょうね。


シクラメンは球根の形から「豚の饅頭」という無粋な名前で呼ばれたり、
花びらが上に反り返るので,篝火に見えるからでしょうか、日本名は「いさびり花」
と呼ぶとのことです。
赤いシクラメンならその通りでしょうね。

冬の花の少ない時期に春まで咲いてくれる妖精のような花です。

大事に育て楽しませてもらおうと思っています。





新年宴会

2014年01月09日 | ランチ
今年1番の寒波が到来して来ました。

京阪神に居る妹達に殻付牡蠣を送る為、今季初にやっと牡蠣の買い付けに伊里漁港の
真魚市まで行って来ました。

岡山ブルーラインを走っている途中、片上大橋から片上湾を眺めるとカキの養殖筏が
整然と並ぶきれいな景色を見ることが出来ます。


伊里漁港は美味しい香りと人の活気で溢れ、朝、水揚げされたばかりの新鮮な牡蠣や
海産物が即売されていました。





ホームページを勉強しているサークル「ほほえみ隊」の新年宴会に岡山市中区にある
RoomRoomへ行きました。

いつもながらステキな店内の雰囲気は異国感あふれていて、でもどこか心安らぐ落ち着いた空間でした。

野菜たっぷり、体が喜ぶラインナップでした。
一番美味しかったのは揚げ餅の海鮮あんかけでした。
八宝菜にお餅が入っている感じです。

他のおかずもひと品ひと品丁寧に作られているのがわかる、手の込んだ優しい家庭料理です。
家庭料理と呼ぶのは申し訳ないくらい丁寧に作られていて、少しづつ色々な味が楽しめるのが
嬉しいです。

今日のメニューは
・揚げ餅の海鮮あんかけ ・コールスローサラダ ・竹輪入り五目煮
・彩野菜のピクルス ・ブロッコリーと豆腐ソースがけ ・お味噌汁
・ご飯 ・季節の果物 ・生麩の田楽 ・茄子のおろし炒め
・デザートは和風パフェ


飲み物は3種類で・ブレンドコーヒー ・柚子茶 ・RoomRoomブレンドティーから選ぶことが出来ます。


写真はみかんさんから頂きました。

ゆず茶を頂きましたが、ゆずの香りが広がって心が落ち着きした。

お昼から美味しいものを沢山いただいて、とても幸せな気分になれました。

健康っていいな~って改めて感じた1日でした。