潮風に誘われて

立ち寄って頂き有難うございます。
趣味や特技、好きな分野のこと、毎日行っていることを綴っています。

健康講座

2013年07月28日 | 勉強会
土曜日のお昼から旭東病院で開かれた健康講座に参加して来ました。

生活習慣病予防健康教室「糖尿病とがん」と題して、食事、運動、喫煙などの
生活習慣を見直し、ライフスタイルに合ったセルフケアや予防ができるよう、糖尿病ケアチーム
の内科医師をはじめ各分野の専門スタッフが講演をされました。


癌の発病率は日本人一般でも増えていますが、糖尿病患者さんではさらに増えているそうです。
日本糖尿病学会と日本癌学会の合同調査で糖尿病がある人は肝臓がんやすい臓がんリスク
は2倍、結腸癌は1.4倍だそうです。

生活習慣の改善は糖尿病治療に必要なだけでなく、癌のリスクも下げるとのことでした。

癌予防法では
・喫  煙:たばこは吸わない。他人のたばこの煙は避ける。
・飲  酒:飲むなら節度ある飲酒をする。
・食  事:食事は偏らずバランスよくとる。
      塩蔵品、食塩、の摂取は最小限に、野菜や果物不足にならないようにし、飲
      食物を熱い状態でとらない。
・身体活動:日常生活を活動的に過ごす。
・体  型:成人期の体重を適正な範囲に維持する。(太りすぎない、痩せすぎない)
・感  染:肝炎ウイルス感染の有無を知り、措置をとる。

自分の力で出来る癌予防策は意外に大きいものですよね。


毎日コツコツ出来る事から始め継続していくようにしようと思いました。
継続は力なり!!

    

珍しいお菓子

2013年07月24日 | お土産
ふと感じた、この甘い香りは・・・・。
庭に咲く藤? まさかね~。

2ヶ月ほど前に満開だった藤ですが、なぜかまた咲いています。
5月の時期に比べると今は花の数は少ないのですが。



沢山頂いた東北土産の中に、珍しいお菓子がありました。

手ざわり良い和紙を洒落たポチ袋のようにたとう折りにした包みは表紙に二本松霞ヶ城
の春を描き、夢のような色彩が魅力的です。
上等な紙を使っているのか、独特の風合いです。

肝心のお菓子の名前は花がすみです。

開いた中には、半透明のお菓子をワックス紙に挟んであるだけです。
予想外の潔さに少なからず感動してしまいました。

オレンジの"あんず"、紅い"いちご"、朱赤の"りんご"の三種類です。
ジャムをそのままシートにしたようなお菓子はセロファン紙のようにカラフルでちょっと
懐古的な紙包みによく似合っています。



とってもキュートな熨斗袋風の包紙をよく見ると、左下に目立たぬよう文字が描かれています。
「爾俸爾禄 民膏民脂  下民易虐 上天難欺」



これは二本松藩主、丹羽高寛公が二本松城前に藩士たちへの戒めのため掲げた「戒石銘碑」
刻んである文字なんだそうです。

あんずは甘酸っぱく、いちごは懐かしいジャムみたいだし、りんごはもっと穏やかな風味でした。








東北

2013年07月22日 | 旅行
主人の友達が自家用車で10日間をかけて秋田の友達の所まで行ってきたそうです。

お土産とカメラを持って来られました。

カメラの中には東北地方の写真がいっぱい入っていました。
気仙沼では津波で丘に打ち上げられたままになっている大型の船が。
この船を解体するにしても多額の費用が掛かるはずだし、海に戻すことは困難で
しょうね。

陸前高田では補修が進み、市民にとっては復興への大きな希望のシンボルの
「奇跡の一本松」の雄姿がよみがえっていたそうです。

その近くには、被害を受けたユースホステルがあり、周りには津波に耐えられなか
った木々の根っこがさらされているとか。



津波発生から満二年が経過しているのにこの有様は悲惨です。




誕生日

2013年07月20日 | 食事
7月20日、71歳の誕生日です。
この歳になって誕生日祝いではないでしょうが、珍しく主人が食事に
誘ってくれました。

4月から体調不良で食事がなかなか充分に食べることが出来ず、人生
終わりを考える日々が続いていました。
しかし、薬効の甲斐あってどうにか美味しく食事が出来るようになり
ました。

娘が結婚前によく連れて行ってくれた聖原田です。



農業会館の地下で入り口はせまいですが、お店の中は結構広いです。
割と古くからあるんだろうなーと思わせる店内ですが、落ち着いて食事
できそうな和の雰囲気です。

座敷は2間あり、掘りごたつでした。

メニュー

 ・名物網焼きステーキ・・・辛子・マヨネーズはお好みで

 ・刺身盛り合わせ・・・旬の鱧まで高級魚がずらり
 ・天ぷら盛り合わせ
 ・揚げ出し豆腐
・なすの田楽
 ・お茶漬け

どのお料理もとても美味しく、ボリューム満点でした。
特にお気に入りは、看板メニューの牛ロースのあみ焼きで、お肉がやわらかい
のはもちろん、ソースも絶妙で美味しかった

久々に食事の美味しさを味わった誕生日の食事でした。
主人に感謝!!感謝!!

稲田

2013年07月16日 | 日常の出来事
ふと窓の外に目をやると、田んぼの中に整然と並んだサギの一団がいます。

鷺は種類が多いですがアオサギと云うのでしょうか、首を竦めている姿を孤高の人の
風情と云った人もいました。

飛翔した瞬間が見たいと思いましたがじっとして動きませんでした。



大雨の後の水量が増し、透明度も薄い餌が見えずらい夕暮れどきにそれでもチャンスを
狙っているのでしょうかね~。

シラサギの群れです。



6月に植えられた早苗は30cmあまりに成長しています。
カエルや昆虫など小動物がたくさん生息しているのでしょう

コウノトリやトキの人工繁殖の話題をよく耳にしますが、以前はこんな風にごく自然に幾羽
もの仲間を作り、身近に見られたのでしょうね。

アオサギやシラサギにしても、何時までもこのように自然に繁殖して餌をついばみ、人間と
同じ時間を共有できるのでしょうか。

コウノトリやトキなどの二の舞に成りませんように。

ハスの花

2013年07月14日 | 観光地
昨日の夕立で厳しかった夏の猛暑がまるでウソの様に暑さが薄らいだ今日、高松城址まで
ハスの花を見に出かけて来ました。

備中高松城は、高松城水攻めの主戦場となった城趾として有名です。
田園のなかにこんもりとした松の緑が映え、古戦場の名残がうかがえます。

昭和50年代にここの池を復元したところ、地下に眠っていたはすが、再び立派な花をつけ、
城跡を訪れる方々の目を楽しませてくれているようです。

公園の中央にある広大な堀には、はすの花が見頃を向かえ、約4000平方メートルにわ
たって咲き乱れていました。



ハスにもいろんな表情があります。
花がかつての兵の霊を慰めているかのようです。

はすの花は仏教にもつながり、清らかな印象があり、城主の悲劇的な死ともあいまって、
神秘的な感じがしました。

9時過ぎからの散策でしたが、ハスの花は早朝が良いかもしれませんね。
まだまだ蕾のほうが多く、楽しみはこれから・・・・・。


写真を撮るなら早朝・・・しかし朝寝坊の私には無理ですね~!






ミニコンサート

2013年07月13日 | イベント
金曜日の10時から上南公民館の高齢者大学主催で蛯名宇摩さんによる
津軽三味線ミニコンサートが開かれ、参加して来ました。



宇摩さんは津軽三味線蝦名流の師範だそうです。

津軽三味線で津軽じょんがら、真相馬節、津軽三下がり、斎太郎節・・・・・
を引き語り


三線で沖縄民謡の安里屋ユンタ、・・・・を弾き語り


演奏の最後は津軽三味線の音に合わせて花笠音頭を合唱。
郷愁をさそう、のどかでどこかもの悲しい響きに魅力がありますね~

宇摩さんは埼玉県で指導をしていましたが、東日本大震災以降、原発事故による
放射線の影響を心配して、祖父のいる岡山へ自主避難しているそうです。

昨年より「夏休み、福島の子供たちを瀬戸内市へ」と呼びかけ、夏に福島の子
ども達を瀬戸内市に招く活動を展開中だそうです。

福島に住む子供たちとその家族のために現在、指導の傍ら小学2年生の娘さんと
演奏や民謡を唄い、少しでもお役に立てばと募金活動を行っているそうです。

私たちはありがたいことに放射能の被害にあっていないので、どんなに想像しても、
近くに住む人たちの恐怖というのは分かりません。

ややもすると忘れがちになる原発被害ですが、今も放射能におびえながら暮らして
いる人たちがいることを忘れてはいけないと、改めて思いました。
                

北の吹雪の中で生まれた津軽三味線と南国の穏やかな海と空を思わせる沖縄三線の
音色と響き、迫力を楽しむことができました。
     

久しぶりに

2013年07月10日 | スイーツ
昨日は主人の定期的治療の為、岡山大学病院まで運転手で行って来ました。

治療が終わり精算までの待ち時間に、院内にあるスターバックスでお茶を
するのが恒例となってしまいました。



常に満席状態の椅子席も午後になると陽がさして暑い・・・・。
どうにかならないのかな~。



最近、体調が良くなってきたので今回はストロベリーシフォンケーキと
キャラメルフラペチーノを愉しみました。


ストロベリーの風味豊かな味わいのふんわりとしたシフォンケーキです。

苺のマーブル模様がよく綺麗に出ているな・・・と感心しました。
外から見えるストロベリーソースはスポンジの中にもしっかり練り込まれていました。



そして、味の方は、きっと誰もが容易に想像できると思いますが、一言でいえば・・・
苺が無い、フワフワのショートケーキといったところでしょうか。
酸味があってナチュラルなストロベリー感が良かったです。

藤戸饅頭

2013年07月02日 | スイーツ
本日は半夏生です。
夏至から小暑までの期間を3つに分けた最後の期間なんだそうですね。

先日お参りした藤戸寺の沙羅双樹の木の根元には、びっしりと半夏生が群がり
涼しげな白色の葉が心を和ませてくれました。


近くを流れる倉敷川に架かる盛綱橋の上には源平合戦の藤戸の戦いで功を立てた
佐々木盛綱が馬に乗った銅像が建てられています。



藤戸といえば忘れちゃいけないのは藤戸饅頭ですよね。

橋の袂にある本店は古い佇まいで、立派なお店です(築100年以上は経っているらしい)。 
お店の内部も、本当に古びた様子で、古色蒼然と言う言葉が浮かんでくるぐらいです。



店は「ALWAYS 三丁目の夕日」のロケ地にもなったそうで、古き良き時代の懐かしい
空気を感じました。

地元の麹を使用した酒粕をしぼって作る甘酒と小麦粉が原料、こしあんは北海道十勝産の
薄皮まんじゅうです。

竹の皮に包まれていて美味しそうな雰囲気が漂っています。

薄皮からは、若干お酒の風味を感じることができました。



こだわりは原料にとどまらず、どこでもは買えないことと800年以上の老舗でも、販売の商品は
「藤戸饅頭」一点のみという七代目の信念があるようです。