潮風に誘われて

立ち寄って頂き有難うございます。
趣味や特技、好きな分野のこと、毎日行っていることを綴っています。

れんげ畑

2013年04月29日 | 農家
春~春~
春、茶色い田んぼがレンゲ畑へと姿を変えると昔を想い出します。


小学生の頃には(60年前?)レンゲ畑はそこらじゅうに在って、学校帰りには女の子は
レンゲの首飾りを作ったり、男の子はおすもうをしたりしたものです。


このレンゲは農家が毎年植えているもので、土づくりが目的だそうです。  
レンゲなどのマメ科植物の根には根粒菌という微生物が共生し、根粒菌は空気中の窒素を
取り込み、栄養分に変えて植物に供給するのだそうです。

花が満開になった時期に、栄養をため込んだレンゲを田んぼにすきこむことで、豊かな土壌
ができるとのこと。

自然の仕組みをうまく利用した人間の知恵ですね。  

近年では田植えの時期のちがいや化学肥料の普及などによるからでしょうか。
レンゲを植える農家もずいぶん減り、一面ピンクのじゅうたんを敷いたような光景は珍しい
ものとなりました。

レンゲ畑が数少なくなるのはとても寂しいですね~。

ギンギアナム

2013年04月25日 | 鉢植え
今年は4月に入っても寒さを感じる日が多かったですが、ようやく春らし
い季節がやってきました。

気温が低くても季節が来れば庭のお花はちゃんと咲いています。(~▽~@)♪♪♪

花径1.5~2cmの小さな花を沢山咲かせるギンギアナムという、
多花性のランの一種です。

花が小さくてあまり目立たないギンギアナムは、とても丈夫で育てやすい
のが魅力です。
寒さにも強く、手間のかからないランです。


特別な管理をしなくても鉢いっぱいに硬い葉が茂り、毎年小さな花を沢山
付けて楽しませてくれ、どんどん増殖する強い植物です。
花期が長いのも嬉しいですね。

胡蝶蘭は「すぐダメにする」という方も、このギンギアナムなら、きっと
失敗しないと思いますよ。

こうやってアップで見ることが少ないので、画像にして見てみるとまた違った
趣があります。
小さくても「ラン」を思わせる花の形をしています。



蕾がロボットの手のような形をしているようでちょっとした発見です。



花が満開になり、花粉を飛ばす時季には、ジャスミン系の強烈な香りを漂わ
せ、玄関に一鉢置くだけで、やさしく甘い香りで癒されます。

MRI

2013年04月24日 | 日常の出来事
主人が白内障と緑内障の手術をして5ヶ月になります。

緑内障があった左目は少々違和感はあるものの、よく見えるようになったと喜
んでいました。

毎月定期検診に眼科に行っていますが、4月の検診で
虹彩血管新生
が両目に起きているとの診断でした。

糖尿病のある人に起きるとのことですが、主人の場合は血糖値もヘモグロビン
の値も最悪状態ではありません。

岡山医大に診察に行ったところ、頸部の血管が細くなっているのではないかと
いうことでMRI検査をすることに・・・。


医大で検査するには2ヶ月待ちという事で、無理やり岡山大学の関連施設の
岡山画像診断センターに予約をしてもらい行って来ました。


待合室は太陽光をふんだんに取り入れ明るい雰囲気にしたセンターです。


結果は画像が医大の方に転送されるとか。
どうか原因が見つかりますようにと祈るのみです。



Bella Vista

2013年04月21日 | ランチ
式典が終わり、久々に表町を主人と歩いてみました。

普段は人通りが少ない表町も凄い人です。
色とりどりのチューリップやオランダ料理を楽しむ「オランダフェスティバル2013」
が表町商店街一帯で始まっているとか。

一帯は色とりどりのチューリップなどで彩られ、華やかなムードです。
上之町時計台周辺ではオランダの伝統的豆料理「エルテンスープ」などが販売され、ビール
の販売ブースが並び、アイドルグループ「ハニーブランチ」などのステージも繰り広げられ
ていました。



お祝いをして頂いたその嬉しい気分で岡山プラザホテルの9Fにある
Bella Vista

へ食事に。

ルディックサーモンのポワレは脂がのった身とパリパリの皮がとても美味しかった。
牛フィレ肉のステーキは表面を炙っただけでとても柔らかく、口の中で蕩ける感じでした。

たぶん岡山の食材使ってるんでしょうね~。


すぐそばの岡山城や後楽園を見下ろしながら食事ができます。



桜の花は終わり、新緑の緑色の木々がとても綺麗でした。



金婚式

2013年04月20日 | イベント
岡山シンフォニーホールで開催された山陽新聞社主催の
金婚夫婦お祝いの集い
に、招待して頂き出席して来ました。
852組のご夫婦が出席でした。

会場では、岡山フィルハーモニック管弦楽団の1963(昭和38)年の流行歌
「いつでも夢を」「こんにちは赤ちゃん」など四重奏で式典が始まり、 
越宗孝昌社長がお祝いの挨拶、金婚夫婦の一組として参加した高谷茂男
岡山市長も祝辞を述べられました。



半世紀の郷土の歴史や世相を振り返るビデオ「ともに歩んだ50年」が始まると
自らの人生を重ねながら鑑賞しました。

苦楽をともにした半世紀の重みをかみしめました。

山あり、谷ありの50年という長い歳月を健やかに、今日のこの良き日を迎えられた
ことを心から嬉しく思いました。

民謡歌手田中みずほさんのステージでは歌に合わせて手拍子を打ち、フィナーレは
全員で唱歌「ふるさと」を合唱し、会場は和やかなムードに包まれました。

今日の会場の様子が号外で配られました。
さすが新聞社です。



お祝いの品として祝辞状と記念品を頂き、会場で撮影した2人の記念写真と63年元日付の
山陽新聞1面(複製)も後日、届けられるとのことです。




過ぎてみれば良い思い出ばかりです。
今日を新たな出発の日として、これからも夫婦の絆を更に深めて行きたい思います。

八ッ橋

2013年04月16日 | お土産
最近は、普通の八ッ橋はどこでも買えますが、やはり京都のお土産で買ってきてもらう
八ッ橋が一番美味しい様な気がします。

本家西尾の生八ッ橋。
さくらは今の季節限定らしいです。



桜餅につかう桜の葉が入っていてほんのり桜の風味でとても春を感じる味でした。
混ぜ込まれた葉には、かすかな塩分があり、それも風味の一助になっているように思いました。



箱の中に八ッ橋のルーツを紐解く八ッ橋誕生物語のマンガが入っていました。



八ツ橋の名前の由来は三河国八ツ橋という悲しい内容の故事にあるとのことです。
元禄時代、この故事に感銘した西尾家の先祖が橋の形に似せた米の粉のせんべい菓子を
作って八ツ橋と名づけたことなど書かれています。


 
八ツ橋のルーツなんて全然知りませんでしたが、相当な歴史の重みを感じます。

木の芽和え

2013年04月12日 | 料理
早朝、兄嫁さんからたけのこを掘って来たから取りに来るようにと電話があり、
頂いて来ました。

いつもの年では3月中旬には掘りたてのたけのこが口に出来るんだけどな~。
兄が高齢になり山に入らなくなり竹藪は荒れ放題のうえに、いつまでたっても春
の気温が訪れないのが原因らしいです。

掘りたてのたけのこは1時間以内に煮立てるとアクだしをしなくてもおいしく、おい
しくいただくことができるのです。


たった今、土の中にあったものを料理して食べるって、とても贅沢なことです。

たけのこ、まさに旬です。

瀬戸内海では旬のやりイカが捕れています。



この季節にしか味わえないものを料理するって楽しいです(^_^)
旬のものはシンプルに味付けするだけで十分に美味しくいただけます。

筍との相性が抜群の木の芽。
この時期は我が家でたくさん摘めるので、色々なものに乗せたり添えたり混ぜたりして
いただきます。

一口大に切ったたけのこ、松かさにして切ったやりイカを薄味で煮ます。
木の芽をうらごしし、白味噌、砂糖と混ぜて作った木の芽みそで和えます。


季節の味と香りをいただく食材で夕食の食卓に一品を添えることが出来ました。


キンカンの甘露煮

2013年04月04日 | 料理
毎年この時期になるとあちこちの庭先で、美味しそうに黄色く実ったキンカン
を目にします。

ゆらゆらと冬の陽射しに揺れながら
 金柑の実はきらり輝き

先日、友達から沢山の金柑をいただき、早速に甘露煮を作りました。


昨年から甘露煮を作るのに白砂糖は使っていません。
以前より白砂糖の害についての知識は持っていましたが、一時期のように全く使わ
ない生活にこだわりすぎても、辛い部分があるので、神経質にならないようにして
いました。

2008年に亡くなられたそうですが甲田医院院長の甲田光雄医師が書いておられる
「現代医学の盲点をつく」を読んでみて白砂糖を使うのはやめようと思ったからです。

黒砂糖、ハチミツとレモン果汁、天然塩(少量)だけにしました。



作りながら、途中で何回も味見が入りますが、これが最高の気分です。
キンカンはそのままでも美味しく食べられる果物なのです
ビンに入るまでに、私の胃袋に何個消えたのでしょうか・・

「人の口に入れた思いやりだけが、自分の身につく」という言葉が思い出されます。



旬のものを、手作りするのが1番美味しいです。
家じゅうに広がる酸っぱくてあまーい香りは、とても幸せだな~。



高野山土産

2013年04月01日 | スイーツ
毎年、高野山に参詣に行く友人が、今年もお参りに行って来たそうです。
高野山は世界遺産にも登録されている有名な霊山です。
約1200年前に弘法大師によって開かれた真言密教の修行道場で、全国に広がる
高野山真言宗の総本山です。

お遍路さんや信者の方々をはじめ、世界中から大勢の人々が訪れているそうです。

高野山のお土産ですが、友人のお土産はいつも決まっています。
みろく石は、奥之院のほとりにある触れると弥勒菩薩様と縁を結べる大変ありが
たい「みろく石」にちなんだかさ國を代表する銘菓だそうです。


似ているかどうかは別にして、多少いびつな感じにしていて、石っぽく仕上げてあります。

中の餡はほどよく固いところもあればやわらかいところもあり、しっとりとした皮で
包まれていて、割とサックリした食感です。

あずきがゴロゴロしていてとても素朴な甘さが美味しいです。
お茶と一緒に食べると最高ですね。