岡山市民劇場の観劇に行って来ました。
今日のお芝居はアーネスト・トンプソン作の「黄昏」でした。
物語は、アメリカ東北部のニューイングランド地方にあるゴールデンポンドという
美しい湖の傍にある別荘で、人生の黄昏を迎えた老夫婦と8年前に家出した娘、そし
てその娘の恋人とその連れ子との心の交流を描いたとても美しい作品でした。
夫を名優・津嘉山正種さんが演じてますが、何気ない日常会話が多いので、下手を
すると飽きそうな作品ですが、そうならず見入れたのは彼の持つキャラクターから
にじみ出るものなのかもしれないですね。
へそ曲がりの父親を剛直に演じ、娘テェルシーやその恋人ビル・レイの前で見せた
インテリのプライドを、義理の孫となるビリー・レイの前では何なくかなぐり捨て、
愛きょうたっぷりに演じるこの落差に人間味を感じました。
ひねくれものの夫と快活な妻が湖のほとりで過ごすひと夏の出来事。
娘とのこじれた関係も最後には和解して、素直じゃないけど愛情とユーモアのある夫
とそれを大きな愛で包む妻が愛しかったです。
良作でした
今日のお芝居はアーネスト・トンプソン作の「黄昏」でした。
物語は、アメリカ東北部のニューイングランド地方にあるゴールデンポンドという
美しい湖の傍にある別荘で、人生の黄昏を迎えた老夫婦と8年前に家出した娘、そし
てその娘の恋人とその連れ子との心の交流を描いたとても美しい作品でした。
夫を名優・津嘉山正種さんが演じてますが、何気ない日常会話が多いので、下手を
すると飽きそうな作品ですが、そうならず見入れたのは彼の持つキャラクターから
にじみ出るものなのかもしれないですね。
へそ曲がりの父親を剛直に演じ、娘テェルシーやその恋人ビル・レイの前で見せた
インテリのプライドを、義理の孫となるビリー・レイの前では何なくかなぐり捨て、
愛きょうたっぷりに演じるこの落差に人間味を感じました。
ひねくれものの夫と快活な妻が湖のほとりで過ごすひと夏の出来事。
娘とのこじれた関係も最後には和解して、素直じゃないけど愛情とユーモアのある夫
とそれを大きな愛で包む妻が愛しかったです。
良作でした