源平藤戸合戦ゆかりの藤戸寺で平家物語でうたわれた沙羅双樹の花と言われている
夏つばきが見頃を迎えている事を知り、昨日朝早くに出かけて来ました。
この辺りは源平藤戸合戦の古戦場で、戦いの褒美としてこの地をもらった佐々木盛綱が、
殺してしまった漁師の男を弔った寺なんだそうです。
6月28日~30日まで客殿が一般開放されて、沙羅の花と源平藤戸合戦を偲ぶ会、
併せて能面師・大月光勲氏の作品約20点が展示されていました。
寺に残された源平合戦ゆかりのものが多く展示されていました。(能面は撮影禁止でした)
客殿から見る沙羅双樹の花は白く可憐な花を咲かせていました。
花びらはあくまでも薄く向こうが透けて見えるような感じです。
朝に咲いて夕方には散ってしまう一日花で、与えられた一日だけの生命を精一杯咲き
つくしているようにみえました。
苔の青さに浮き出てくる白い花は印象的でした。
朝咲いて夕方には花を落とす姿が世の無常の象徴とされているのだそうです。
祇園精舎の鐘の音 諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。
おごれる人も久しからず、唯春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびぬ、偏に風の前の塵に同じ。
夏つばきが見頃を迎えている事を知り、昨日朝早くに出かけて来ました。
この辺りは源平藤戸合戦の古戦場で、戦いの褒美としてこの地をもらった佐々木盛綱が、
殺してしまった漁師の男を弔った寺なんだそうです。
6月28日~30日まで客殿が一般開放されて、沙羅の花と源平藤戸合戦を偲ぶ会、
併せて能面師・大月光勲氏の作品約20点が展示されていました。
寺に残された源平合戦ゆかりのものが多く展示されていました。(能面は撮影禁止でした)
客殿から見る沙羅双樹の花は白く可憐な花を咲かせていました。
花びらはあくまでも薄く向こうが透けて見えるような感じです。
朝に咲いて夕方には散ってしまう一日花で、与えられた一日だけの生命を精一杯咲き
つくしているようにみえました。
苔の青さに浮き出てくる白い花は印象的でした。
朝咲いて夕方には花を落とす姿が世の無常の象徴とされているのだそうです。
祇園精舎の鐘の音 諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。
おごれる人も久しからず、唯春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびぬ、偏に風の前の塵に同じ。