潮風に誘われて

立ち寄って頂き有難うございます。
趣味や特技、好きな分野のこと、毎日行っていることを綴っています。

沙羅双樹の花

2013年06月30日 | 観光地
源平藤戸合戦ゆかりの藤戸寺で平家物語でうたわれた沙羅双樹の花と言われている
夏つばきが見頃を迎えている事を知り、昨日朝早くに出かけて来ました。

この辺りは源平藤戸合戦の古戦場で、戦いの褒美としてこの地をもらった佐々木盛綱が、
殺してしまった漁師の男を弔った寺なんだそうです。



6月28日~30日まで客殿が一般開放されて、沙羅の花と源平藤戸合戦を偲ぶ会
併せて能面師・大月光勲氏の作品約20点が展示されていました。

寺に残された源平合戦ゆかりのものが多く展示されていました。(能面は撮影禁止でした)



客殿から見る沙羅双樹の花は白く可憐な花を咲かせていました。



花びらはあくまでも薄く向こうが透けて見えるような感じです。

朝に咲いて夕方には散ってしまう一日花で、与えられた一日だけの生命を精一杯咲き
つくしているようにみえました。

苔の青さに浮き出てくる白い花は印象的でした。


朝咲いて夕方には花を落とす姿が世の無常の象徴とされているのだそうです。

祇園精舎の鐘の音 諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。
おごれる人も久しからず、唯春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびぬ、偏に風の前の塵に同じ。




HP完成打ち上げ

2013年06月28日 | ランチ
デジタルミュージアムで開催の
難波由城雄先生写真展「岡山後楽園の四季・前期」
に行ってきました。


パンフレットに掲載されている写真をスキャナしました。


アルミ複合版にUV印刷をした壮大なパノラマ写真、誰もが知っている後楽園ですが、
私たちの知らない後楽園が写しだされています。(;°°)ワーッ!(O_o)WAO!
カメラの世界って奥深いな~って思いました。

写真展鑑賞の後は全日空ホテル1階の、「café urbano」でランチです。

ホームページ完成に乾杯という事で一寸リッチに。

ハーフ&ハーフ(お肉・お魚・小パスタのワンプレート。アイス付き)がメインで
後はバイキングでした。



皆さんとお喋りをしながら食べるとついつい食べ過ぎ。



いつも食後の苦しさを思い、恐る恐る食べているのに・・・・。

体調が少しずつ快方に向かっているいる証拠かな~。



宅急便

2013年06月26日 | 
梅雨に入ってからも雨が降らず、水不足による深刻な影響はさまざまな場所に
及んでいましたが、大雨警報が出るほどの雨・・・・・。

雨の中、埼玉の娘から宅急便が届きました。

わくわくした気分で箱を開けると中には色々な詰め込まれていました。


新茶、カプセルの青汁、お菓子等々・・・・・。

「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす」と歌われる狭山の新茶。「
摘みたてのお茶を飲むって実は贅沢なことですよね~。
せっかくあけたので・・・・
新鮮なうちに新茶をこれからは毎日のようにじっくり満喫したいと思います。

孫が研修旅行に箱根に行ったお土産。
豆腐ラング・ド・シャ



薄くサクサクに焼き上げられた生地に豆腐クリームをサンドしてあります。
白い恋人みたいな感じで サクサク感がいいかな~
ラング・ド・シャはハズレがないですね

川越で有名なお菓子や亀屋の小江戸時の鐘
川越の名所である時の鐘が焼印されています。
さつま芋味ですが、白餡とミルク餡が混ざりあってしっとりまろやかな洋風な
味わいでした。









体調OK

2013年06月23日 | ランチ
4月からの体調不良で食事に出かける機会を失っていましたが、友達に誘われ
久しぶりに中華料理を食べに出掛けました。

お店はメイン道路から少し入ったところの住宅地にある
中国食彩厨房 龍の髭




久しぶりの訪問です。
日曜日のお昼だからでしょうか家族ずれが多かったです。

ランチは、デザートを含めて9品。


今日のメニュー
・牛肉の四川風炒め
・白身魚の生姜あえ
・イカマヨネーズ
・中華風刺身
・ヒジキあんかけ豆腐
・餃子
・野菜スープ
・野菜サラダ
・デザート(青大豆きなこのプリンとキウイ)
・白飯
これで950円はお得です。

料理はどれも味付けは控えめな印象ですが、これが上手に味付けされていました。
酸味と甘味を控えめにしてあり、決して薄いと感じるのではなく、それが味付け
として繊細に感じました。

毎週水曜日は白米ではなく、発芽十八雑穀米だそうです。

トイレに行くと、店主さんの言葉が壁にかけてありました。

<ちょっと ひとこと>
当店では食材調味料はオリジナルにこだわり続けております。
可能な限り減農薬野菜を使い、千屋牛は新見市千屋の牧場から直接仕入れ、醤油は昔ながらの
手作り醤油を使っています。
油は100%サラダ油で、できるだけ使用量を減らして体に優しく美味しくを心がけています!
それが私の信念でもあります!

伝統的料理は私の基礎であり、その味を守りながらもジャンルにこだわらず、絶えず新しいものに
チャレンジして独自の料理を追及し、お客様に満足して頂ける様努力していきます。
                                        店主
店主さんのこだわりを理解出来、テンション上がりました。




市民講座

2013年06月20日 | 勉強会
15日の日曜日、岡山市北区の岡山コンベンションセンターで日本消化器病学会 中国支部による
「第71回 市民公開講座 『消化器がん診療の最前線』」
が開催され、友達と出席して来ました。

プログラムは
講演1「食道・胃がんについて」
西村守氏(岡山市立市民病院 消化器疾患センター センター長)

講演2「膵癌診療の最前線」
加藤博也氏(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 消化器・肝臓内科学[第一内科] 助教授)

講演3「肝細胞癌の診断と治療」
狩山和也氏(岡山市立市民病院 肝臓内科部長、肝疾患センター 副センター長)

講演4「大腸がん治療の最前線」
赤在義浩氏(岡山済生会総合病院 外科 診療部長、消化器外科 部長)

講演5「ストーマケア ~明日からの第一歩~」
荻野香央里氏(岡山市立市民病院 看護部 皮膚・排泄ケア認定看護師)
でした。

画像や映像を大型スクリーンに投影して説明がありました。



がんは周辺の組織に浸潤するだけでなく血液やリンパ液の流れにのる可能性があるので、
時間経過とともに、全身へ広がっていく可能性が高くなるそうです。

そういった観点から考えると、外科的切除と抗がん剤治療、放射線療法を駆使してがんの
完治をめざすためには、早期発見し、早期に治療を開始することが重要です。

早期発見・早期治療のためには、やはり年に1回の受診がいかに大切かということを
改めて感じました。

講演内容に関する印刷物が全くなかったのがとても残念です。



市民講座

2013年06月16日 | 勉強会
15日の土曜日は岡山市民病院で開かれた市民公開講座へ出席してきました。

今回の公開講座は「糖尿病について」でした。

内科医による講演とスタッフによる運動指導、試食会がありました。

糖尿病は21世紀の今、「国民病」となっているそうです。

国民に糖尿病を知ってもらうためにインスリンを発見した2人の内の1人の
誕生日、11月14日は世界糖尿病デーに当てられ、それを記念して世界中の
各地の建物の一部が、糖尿病啓発のシンボルカラーである青に、ライトアップ
されているそうです。

糖尿病は初めは痛くも痒くもないのですが、糖尿病と診断されると苦行を強いられ、
放置していると恐ろしい合併症が静かに確実に体の中を蝕んでいくそうです。

主人が糖尿病と宣告された今、この病気と向き合う「難しさ」、「辛さ」、「なめて
かかる気持ち」が痛いほど解りました。

糖尿病を予防するレシピで作られた食事を頂きました。



主菜はヘルシー酢豚、副菜は大豆サラダとほうれん草の胡麻和え、デザートは果物
でした。

デンプン質をなるべく減らし、カロリーを控えめにすることが必要で、油が多くなって
しまう揚げ物は避けるようにとのことです。

糖尿病治療の基本は食事療法と運動療法です。
主人と2人3脚で頑張って日々の生活を送って行きたいと思います。





金沢銘菓

2013年06月12日 | お土産
今日の岡山はじっとしていてもじっとりと汗ばむ気温でした。
高梁では35.6度と真夏日を記録したらしいです。

諏訪湖方面から金沢方面へ旅行に行って来た友達が、お土産を持って来て
下さいました。



白山スーパー林道は今の時期でも雪で一部が通行止めだったとか。

加賀の和菓子はみな美味しいと思っていますが、今日頂いた銘菓加賀の一つは
音羽堂の加賀紫雲石もとてもおいしかったです。

皇室からも支持され、皇太子殿下が土産で購入した事でも有名になったとのこと。



白い薄手の和紙に包まれ、ネジってある紙を解くと3cm×2cm×1㎝の
ブロックサイズです。


二つに切ってみると、小豆がギッシリ詰まっていてキラキラ光っています。



きんつばと見た目は似てますが、お味は全く別物でした。
シャリッとした薄皮の中には涼しげな寒天、その中に上品な甘さのふっくらとした
大納言小豆が閉じ込められてます。

加賀の繊細な味わいです。

あと一つは金沢は全国生産99%を占める金箔の生産地だそうですが、その金箔を
「金平糖」に塗して作った金箔専門店 箔座株式会社の「金ぺいとう」です。

黒砂糖、白砂糖、抹茶の三種類の味の金ぺいとうです。



さすが加賀百万石の金沢銘菓です。
絢爛豪華ですね~。

お砂糖だけの優しい甘み それぞれの味がしっかり主張し合っています。

茶の道の盛んな土地柄、お抹茶のお干菓子としても使われているそうです。









白い花

2013年06月10日 | 
友達の家の庭は今の時期になると白い花で埋もれています。

アナベルと柏葉紫陽花が丁度見頃です。

アナベルは咲き始めはライムグリーンですが、咲き進むと純白の花を手毬状
に咲かせる品種です。

私はこのライムグリーンの時の方が好きです。



初々しくって、新鮮で、むしろ真っ白よりも何色にも染まるるのかな~って
感じがします。
白は、真っ白であればあるほど、強い意志を感じるんですけどね。
この若々しいお花は、まさに乙女色に感じます。


普通の紫陽花は大きくなっても強く剪定してしまうと翌年花が咲かなくなって
しまいますが、このアナベルは株元まで剪定してもOKなんだそうです。


もう一つは柏の葉に似ていることから命名されたという柏葉紫陽花



他の紫陽花の名前は隅田の花火、ブルーダイアモンド、乙女の舞、伊予の十字星、
花まつりなど、改良された種類には魅力的な名前がつけられています。

名前は花の魅力を引き立て、想像力を働かせてくれるというのに、葉っぱから名前
を決めるなんて、少々かわいそうな気がします。



コンサート

2013年06月02日 | イベント
昨日2日の日曜日、黒住教婦人会主催で開かれた黒住教 立教200年記念の
村上彩子ソプラノコンサート

に行って来ました。


館内には現代美術家・高橋秀が献納された作品11点が展示されています。
素晴らしい現代美術の作品に囲まれてのコンサートです。



ソプラノ村上彩子さん ピアノ小林亜子さん


2007年よりコンサートの依頼は400回を超え、来場者は7万人を超えるそうです。

複雑な思いの親子関係の生い立ちから、東京芸大合格まで7年間の挑戦、実家の全焼火事・・・など、
歌曲の合間に彼女の夢を叶えるまでの赤裸々な人生経験や平和、人権、教育、命、
親子の愛をテーマの朗読を笑顔でお話しいただきながらコンサートは進みました。

芸大受験で何度も入学試験不合格でくじけそうになった時に訪れた無言館
学徒動員で戦場に散って行った画学生たちが万感の思いで描き残した絵画をみて再起されたとか・・・

観客席のあちこちでハンカチを目にする姿が多く見受けられました。

いざマイクを置いて「歌」になると、迫力ある透明なソプラノの歌声が黒住教宗忠神社武道館に
響き渡りました。

村上さんは本当に嬉しそうに楽しそうに全身で音を奏でていて、夢をかなえた喜び 歌う喜びが
ストレートに伝わってきました。
歌うことは祈ることかと信じ歌います

今日は「夏は来ぬ」「蘇州夜曲」おばあちゃんと一緒にうたった「赤とんぼ」後半は「月の砂漠」
震災地の悲しい思いを思い出し「さみしい樫の木」「シャボン玉」「約束」『花が咲く』
黒住昭子会長より指導を受けたという中国語を交えながらの「里の秋」そして「黒住教立教200年奉祝歌」
など披露してくださいました。

奏者と観客の距離が近かったこともあるでしょうけど、声に思いがのってるというか、音でメッセージ
が伝わってくるというか、ただ”綺麗な音”だけではないものが振動とともに伝わってくる・・・・

すばらしい歌声に圧倒され心に響いたコンサートでした。

「回り道をしたけど、いろんな経験をしてきた自分だからこそ歌えるものがあるはず」。
不屈の彼女は心に誓っているようです。