潮風に誘われて

立ち寄って頂き有難うございます。
趣味や特技、好きな分野のこと、毎日行っていることを綴っています。

新鮮な野菜

2014年06月30日 | 料理
兄が亡くなり、新鮮な採りたて野菜が口に入らなくなるか・・・・・と思っていましたが、
神はよく見通しです。

思いもかけない所から大地の恵みを受けて栽培している沢山の野菜が届きました。


一生懸命に栽培をされ、届けてくださった農家の方には頭が下がります。


都会の方ではきゅうりや茄子のヘタに「とげ」があるなんて知らない人も結構いますが、
採りたてのものは手で持つとチクチクしてとっても痛いです。
新鮮な証拠ですよね。

頂いた野菜を使って和洋折衷の料理です。

旬のものを旬に食す・・・・・
食感と風味がBESTでとても美味しくいただきました。

津山までドライブ

2014年06月26日 | 観光地
先日の新聞の地方版に津山市にある衆楽園のスイレンが見ごろになっている、「早朝に花が開く
ので午前中の鑑賞がお薦め・・・・」と出ていたので主人と行って来ました。
初めての訪問です

なにより嬉しい事は入園料は無料だし、駐車場は公園入り口前に10台ほど置くことが出来ます。

衆楽園は津山城の北側に位置しており、庭園は南北に長い敷地で、大半を池が占めています。
別邸跡の古い建物群はなく、それらを再現した余芳閣・迎賓館・風月軒・清涼軒ほかが建っています。


南北に細長い池一面を覆いつくすスイレンの葉、そして純白の可憐な花が咲いています。


ピンクのスイレンの花は少なく、迎賓館前の北の池に咲いています。

美しい植物以外にも池の錦鯉や白鷺にも出会えます。


庭園は京都の仙洞御所によく似ており、島の配置や水面に映る島影の美しさ、四季折々の樹木の枝ぶり
にも、洗練された美を感じることができました。

市街地の中にありながら園外の喧騒とは離れた幽玄な世界を醸し出しています。

衆楽園のスイレンは、8月頃までは咲いているそうです。







市民講座

2014年06月23日 | 勉強会
市民病院市民公開講座 「あなたのための健康・栄養教室」が 6月21日(土)11時~ から開かれ、
参加して来ました。

講演が始まるまでの時間帯を利用して、血圧・血糖・体脂肪・呼気一酸化炭素濃度の測定を
してもらいました。
全て結果はOKでした。

今回の講演テーマはは内科医師による
「中性脂肪とコレストロール脂質異常症について」
でした。

脂質異常症は、大きく分けて
・LDL(悪玉)コレステロールが多いタイプは高LDLコレステロール血症
・HDL(善玉)コレステロールが低いタイプは低HDLコレステロール血症
・中性脂肪(トリグリセライド: TG)が多いタイプは高トリグリセライド血症(TG血症)
の三つああるそうです。

脂質異常症は放っておくと大変なことになるため、脂質異常症をコントロールして動脈硬化の進行を
食い止めることは、心臓や脳などの重い病気を予防し、長生きにつながるばかりではなく、認知症や
寝たきりの予防にも有効であることが明らかにされています。

現代人の食事は、慢性的にカロリー過多になっています。
慢性的な食べ過ぎによってエネルギーが余ると、中性脂肪となってどんどん蓄積されていきます。

内臓脂肪は、運動によって減らすことがでます。

中性脂肪を効率よく減らすことが大切とのことです。

内科医師の講演内容の一部ですが、ガイドラインによるリスク区分に応じて目標値を設定し、それを
達成できるように、まずは食事と運動といった生活習慣の改善を行っていきたいと思いました。

リハビリスタッフによる簡単な運動指導、そのあと試食会でした。

カロリー控えめ繊維たっぷりレシピ
主  食:雑穀ご飯(精白米・十五穀米)
主  菜:アジのカレームニエル、キノコのソテー、ブロッコリーの塩茹で
副  菜:サラダ(水菜・きゅうり・大根・ニンジン・コーン)
副  菜:トマトスープ(ウインナー・水煮大豆・玉ねぎ・ニンジン・ホールトマト・グリンピース)
デザート:フルーツ(キウイフルーツ・オレンジ)

エネルギー:571Kcal、たんぱく質:29.2g、脂質:13.7g、塩分:2.5g、食物繊維9.7gの食事でした。

脂質異常症の原因は体質、環境など色々あるけれど、まずは食事のコントロールを・・・・
食事に心を配って食生活を適正に保つことが重要だという事をしっかり勉強出来ました。






養って貰いました

2014年06月21日 | 頂き物
旬の魚を釣っておいしく食べるをモットーに釣りを楽しんでいる知人よりママカリが届きました。

先日頂いたママカリは吉井川産でしたが、今回は瀬戸内産です。

我が家ではママカリは七輪で炭焼きにして、熱々を三杯酢に漬けて食べますが、
焼き上げるには60分以上煙との格闘でした。

「魚は金持ちに焼かせろ。餅は貧乏人に焼かせろ」という格言を思い出しました。
どちらも炭火で焼くのが最高なのは同じです。

「餅は貧乏人に焼かせろ」ということは、ホームレスは飢えていて早くお餅を食べたいので、
ひんぱんに「まだかな? まだかな?」と裏返します。
そうすることによって熱が均等にゆっくり中心部まで伝わるのです。

一方、魚は片面が焼けるまで触らないのがいいのです。
何度も裏返すと皮がはがれてしまいます。
こげ具合と熱の伝わり方がちょうどいい加減に火力を調整するのが魚焼きの最大のコツとのことです。

晩春から初夏にかけてと、秋になってアミが獲れる季節に、これを食べて肥りおいしくなりますが、一般
的に初夏のママカリの方が、骨も皮も秋の物より柔らかくおいしいと言われているそうです。


食事はご飯がいいですか?パンが良いですか?と聞かれて、日本人であればご飯と答える人 多いんじゃない
でしょうか。

そういうipeibabaもご飯と答えます。
しかも炊き立てホクホクとくれば言うことなしです。

そんなご飯好きにピッタリのちりめん山椒を遠くから友人が持って来て下さいました。


ちりめん中毒という言葉が存在するほど、熱狂的なファンの多いちりめん山椒です。
ピリッと香りの利く実山椒がたっぷり入り、しっとりとした風味のちりめんは、 なにものにも変えがたいほど
ご飯に合います。
食欲がないときなど、最後の手段として「ちりめん山椒」をご飯に添えるというのもうなずけます。

ちりめんじゃこと実山椒のピリリとした風味を活かして、柔らかくあっさりと仕立ててありました。

娘が京都の大学に行っていた頃に食事に行き、出されたのを初めて食べて夢中になった記憶があります。

ママカリを下さったDさん、ちりめん山椒を下さったKさん、とても美味しく頂きました。

これでビールが頂けると最高なんだけどな~





ノアザミの花ことば

2014年06月14日 | 
6月はアザミの花の季節です。
ノアザミの花が田んぼの岸にひっそりと咲いているのを見つけました。

淡紅色のもの静かな花ですが、どこか俗世間から離れて一人自分の志を守っているような気品を
感じさせてくれます。

アザミといえば針山のようなトゲが印象的です。
美しい花ですがきれいなものにはトゲがあるといわんばかりに守られています。
アザミの花言葉は「触れないで・独立・満足・安心」です。
アザミはスコットランドを救った花だと言う事で、スコットランドの国花とされているそうです。
確か、お金にもアザミが描いてあるとか聞いたことがあります。
「触れないで」という花言葉はそのままですよね。
花に手が触れると痛い思いをするということなんでしょうね。

けれども、このトゲにはギリシャ神話でこの様な言い伝えもあるそうです。
ギリシャ神話では、ヘルメスとニンフの間に生まれた美しい羊飼いの話で登場します。
この羊飼い、凄くもててるのに誰かを愛する事がありませんでした。
それを見たアフロディテは、彼の所に美しいニンフの少女を送りました。
でも一時はお気に入りだったんですが、しばらくすると、ぽいっと彼女を捨ててしまいました。
それに怒ったアフロディテは、羊飼いを盲目にして、羊飼いはショックのあまり河に身を投げて死ん
でしまいました。
そんな彼の死を悲しむ人は大勢いたようで、アザミの花はその時にできたものとされていて、アザミ
の花についている棘は、その羊飼いの悲しみを表しているとの事です。

「独立」という花言葉はギリス北部のスコットランド地方にちなんだものとのことです。
スコットランドはイギリスの一地方ですが、独立国家のようでもあります。

今ブラジルで開催されていますが、ワールドカップのサッカー代表チームはイギリスというチームは
存在しないですよね。

試合の前にはそれぞれの国歌が歌われますが、スコットランドで最も歌われるのが「フラワー・オブ・スコットランド」
このフラワーというのはスコットランドの国花「アザミ」なんだそうです。

13世紀にスコットランドがノルウェーの来襲を受けた時、アザミに助けられたのでスコットランドの人は
アザミを愛しているんだそうです。

夜襲をかけようと城に近づいたノルウェーの兵士がお城の周りに生い茂るアザミのトゲを踏んでしまい、痛さ
に思わず声を上げてしまいました。
その声でスコットランド兵も飛び起きて、夜襲を撃退できたわけですね。
アザミはスコットランドを救った偉大な恩人として国を象徴する花になったそうです。
「満足」「安心」という花言葉もこのエピソードから生まれているそうです。

エピソードによって全く違う印象の花言葉ですが・・・
テーマが攻撃的なところは共通しています。














竹田城

2014年06月08日 | 旅行
いまや日本のマチュピチュとして人気急上昇中の竹田城跡へ友達4人で梅雨の合間を
縫って日帰り旅行をしてきました。

竹田城は兵庫県朝来市の標高353mの古城山に築かれています。

この竹田城は、但馬守護だった山名宗全の有力家臣のひとり、太田垣が室町時代中期
の1431年中盤に築城したとされています。
以来、さまざまな城主が入れ替わりましたが、現在残っている遺構は、最後の城主、
赤松広秀が整備したと言われ南北400m、東西100mの縄張りで、その姿は虎が伏せてい
るように見えることから別名虎臥城と呼ばれ、現在も築城したときの石垣がほぼその
まま残っているそうです。

赤松氏は関が原合戦で西軍に味方したために、広秀は切腹となり慶長5年に廃城となった
と言われています。

駐車場の端に”竹田城の山門”があり、ここが大手門への登城口です。

門を潜っていったん階段を降り、舗装された道をすこし歩くと、雰囲気のある石碑が、
ここにお城があったことを知らせてくれました。
山の頂上へ向かう歩道は息が切れるほどの急坂で、絶景を期待して歩きましたが、徒歩で
20分は以外に遠く感じました。

城側の山を見上げてみると、それはもう見事な竪堀が何本も見えてきます。


急坂でかなりバテましたが、登城したときの達成感は「辿りつけた」でした。


竹田城やふもとの城下町のことを観光ガイドのさんの詳しい説明を聞きながら散策しま
した。

観光客が多すぎて石垣が傷み立入禁止の場所が多く、地面には水はけを良くするために
土嚢が置かれその上に保護マットが敷いてあります。


北千畳から南千畳への一方通行となっていて、ロープが張られ、ロープ外は立入禁止で、
天守台も立入禁止ゾーンになっていました。

でも、北千畳・二ノ丸から、南千畳が見下ろせ、南二ノ丸からは天守台を見上げる事が
でき、石垣群の見事さは想像どおりでした。


この石垣は近江穴太衆の手による穴太流石積み技法を用いた“野面積み”とのことです。
石材は全て花崗岩で山麓付近から集められたと考えられ、最大のものは5tと推測されて
いるそうです。


心地よい風の吹き渡る竹田城跡は思ったより広く、石垣の石組が実に素晴らしく感動しま
した。

一つ残念だったのはマチュピチュの様な景色の見れる天守閣が立ち入り禁止になっていま
したが、保護のためには仕方がないですね。

頂上の石垣の上に立ったときの城下を見下ろす景色の爽快感は素晴らしいものがあります。


映画「天と地と」や「魔界転生」のロケ地にもなっていまるそうです。

遥か豊臣秀吉の天正年間に想いを馳せ、見事な城郭、天守閣を想像しながら、武士達の息吹
を想いうかべ感じながら見学しました。

竹田城跡が最も美しいのは、10月下旬から12月中旬の良く晴れて冷え込んだ朝だそうです。

山麓を流れる円山川からの朝霧が石垣の裾まで迫り、柔らかな絨毯のように広がり、雲海
を下に見下ろせる事もあるそうです。

今回は、昼間に行ったので,雲海を拝むことはできませんでしたが、自然を感じる事ができ
日頃の運動不足を解消できそうな場所でした。


ネットから写真を拝借しました。


標高350mあまりの山の上に残る古城の石垣の威容が雲海に浮かビ上がるさまはまさに
天空の城ですね。

一度雲海に包まれた竹田城を見てみたいと思います。

 





鉢植えの花

2014年06月05日 | 鉢植え
春先からオンシジウム、君子ラン、キンキアナムなどずっと楽しませてもらっていますが、
今は冬に温度を入れてやらなかった為、少し季節遅れに花を付けたデンドロビウム、セッコク
が満開になり部屋の中に彩りを添えています。


鉢植えの最後で目を楽しませてくれるのが、このクジャクサボテンです。
サボテンといっても棘はなく、細長くて平べったい肉厚の葉のような感じでオレンジ、エンジ、
白の3色が競い合うように咲いています。


多肉質の長い茎に鮮やかに咲いた大輪の花が、羽を広げた孔雀の姿のように美しく見えることから
「クジャクサボテン」の名前が付けられたという人もいるようです。

しかし色調の多様さと色彩の輝きは、本家の孔雀には遠く及ばないですが・・・・・。

有名な「月下美人」に似ていますが、華やかな姿と香りで辺りを魅了していた月下美人は一晩で
咲いてしぼんでしまうのに対し、こちらは香りはほとんどなく2~3日は花が楽しめます。

華やかな花も綺麗ですが、オシベとメシベも美しいですよ。
大きな花の中に白い花が咲いた様な白鳥が舞う様な可憐な感じです。

この花が咲き終わると、玄関前の一等地から、庭の中の木陰へと移されて、肥料をもらい来年
の出番待ちとなります。




早朝から

2014年06月04日 | 料理
広島地方気象台は4日午前、中国地方(山口県除く)が梅雨入りしたとみられる
と発表 しました。


季節の物を色々と頂いていたので、朝早くからちらし寿司を作りました。

伝えていきたい祖母から母へそして私への料理は「ちらし寿司」です。

具だくさんのお寿司の上に、錦糸卵や具が散りばめられて、出来上がりはまるで
キャンバスに色とりどりのお花畑を描いたように見えます。

昔はお祭りやお祝いなどの日の料理だけあって、ちゃんと作ろうとすると、とても
手間がかかります。
酢魚などは前日の夜から用意し、穴子を蒲焼きにしたり、椎茸を甘辛く煮含めたり、
ひとつひとつの具に味をつけていくからです。

今でもそうですが、昔から多めに作ってご近所にお裾分けする風習がありました。
同じちらし寿司でも、作る時期やお宅によって具や味が少しずつ違うから、それも
また楽しみでいただくととっても嬉しかったのを覚えています。

6月27日は岡山のちらし寿司の日が生まれるきっかけとなった
備前岡山藩主・池田光政の命日だそうです。

質素倹約を奨励し、庶民の度を過ぎて贅沢なことを度々禁じた備前岡山の池田光政が、
汁物以外に副食を一品に制限する「一汁一菜令」を布告したことが、岡山名物のバラずし
を生んだそうです。


お昼には知人から吉井川で捕れたという「ママカリ」を頂きました。

お店で売っているのと違い、目が澄んでいます。

あまりの美味しさに自分の家のご飯を全部食べてしまい、まだ食べ足らないので隣の家まで
ママをカリに行ったということからついたママカリと言う名の由来はあまりにも有名ですよね。

我が家では七輪で炭焼きにして、熱々を三杯酢に漬けて食べます。
炭で焼くと香ばしいので 七輪を出して軒下でウチワ片手に焼きました。
今のママカリは脂のノリがいいから 煙の凄いこと・・・・
都会では無理ですが田舎だからできることですよね。
 


カルシュウムたっぷりで岡山名物の焼きママカリの三杯酢漬けの完成です。
とても美味しく頂きました。