潮風に誘われて

立ち寄って頂き有難うございます。
趣味や特技、好きな分野のこと、毎日行っていることを綴っています。

麦秋

2017年06月05日 | 農家
今日のお散歩の途中にあった麦畑が黄金色に色付き収穫の時期を迎えようと
しています。
あたりがみずみずしい若葉の色に染まる初夏、秋を迎える穀物があります。
それは、収穫をひかえて黄金に色づく麦。
まさに「麦秋」の季節です。


気持よく乾いた麦たちに目線あわせると・・?
お客さまは、ナナホシテントウでした。


青い空には、ぽっかりと白い雲が浮かんでいます。
今年も変わらない田園風景は非常にきれいで心が癒されます。

映画ファンなら、小津安二郎監督の同名の映画を思い起こされる方も多いでしょう。
そのラストシーンも、一面に広がる麦畑でした。

早春に出てきた芽を踏みつける「麦踏み」は、日本独特の作業といわれます。
これは、霜柱が根や株を持ち上げて「凍霜害」になるのを防ぎ、耐寒性をつけて
根の張りをよくするためで、麦踏みをしない足腰の弱い茎は実を結んだときに折れ
やすく、麦踏みをする日本の麦は、背は低いけれど茎が太く丈夫に育つのだそうです。

強い麦にするため、甘やかすことなく鍛えて、時にはほめる。
麦作りが子育てにたとえられるのは、親心に通じるものがあるからかもしれません。

れんげ畑

2013年04月29日 | 農家
春~春~
春、茶色い田んぼがレンゲ畑へと姿を変えると昔を想い出します。


小学生の頃には(60年前?)レンゲ畑はそこらじゅうに在って、学校帰りには女の子は
レンゲの首飾りを作ったり、男の子はおすもうをしたりしたものです。


このレンゲは農家が毎年植えているもので、土づくりが目的だそうです。  
レンゲなどのマメ科植物の根には根粒菌という微生物が共生し、根粒菌は空気中の窒素を
取り込み、栄養分に変えて植物に供給するのだそうです。

花が満開になった時期に、栄養をため込んだレンゲを田んぼにすきこむことで、豊かな土壌
ができるとのこと。

自然の仕組みをうまく利用した人間の知恵ですね。  

近年では田植えの時期のちがいや化学肥料の普及などによるからでしょうか。
レンゲを植える農家もずいぶん減り、一面ピンクのじゅうたんを敷いたような光景は珍しい
ものとなりました。

レンゲ畑が数少なくなるのはとても寂しいですね~。

かかし

2012年10月02日 | 農家
あちこちで見かける赤い彼岸花も、そろそろ色褪せ終わりに近づいてるようです。

圧倒的に赤い彼岸花が多いですが黄色や白もあります。
我が家の庭に毎年咲いている黄色い彼岸花、大好きです。


彼岸花は植えっぱなしでも、毎年秋 のお彼岸の頃になると地面の中から可愛いつぼみが
出てきて綺麗な花を咲かせます。

花の命は短くて…彼岸花はあっという間に花が終わりますね。

ITボランティアの友達に近くの田んぼにかかしが立っていることを聞き、買い物の足を
少し伸ばして行って来ました。

今まさに田んぼの稲穂は『 実るほど頭を垂れる稲穂かな 』という状態です。
稲穂を見るたびにそんな稲穂のような人間になりたいなと思います。



案山子といえば伝統ある山田の中の一本あしのかかし・・・が主流でしたが・・・
今は時代を反映したより「リアル」な案山子が睨みを利かせるようになって来ましたね。
ξ\(^。^ ))))) オーホッホッホッホッホ~♪


見事なかかしたちに魅了されて 不思議な世界に引き込まれ行きます。
頭を垂れて稲刈りの日を待つ稲穂、稲刈りの日までしっかり守ってくださいね。
そして作った方に拍手





大きなニンニク

2012年06月19日 | 農家
一年中色々と使うニンニクにも、ちゃんと旬があって、5月から6月頃になると
毎年近所の農家のお家で頂きます。



それにしても、なんと巨大な・・・。



1つの重さが約400g前後のものが多いです。

皮をむくと、中からタマゴのような大きなにんにくの粒が出てきます。



これは、大きい種類のニンニクなのだそうですが、グルタミン酸が多いので
旨みが強く、匂いが強くないのが特徴だそうです。

ニンニクには酸化した脂質を分解して血行や新陳代謝をあげ、老廃物を排出してく
れる働きがあるらしく、美肌つくりにもとても大事なんだそうです。 

韓国の女性のお肌がきれいなのも、ニンニク効果という説もありますよね。  
おいしくて、美しくなれて、老化も防いでくれるニンニク。

収穫されたニンニクはそのまま私たちの食卓に届くわけではありません。
スーパーに並ぶニンニクを”生”だと勘違いしていましたが、生のままでは日持ち
しないため、収穫されたニンニクは大半がその日のうちに水分を30%ほど飛ばして
貯蔵性を高めた乾燥品なんだそうです。
だから生ニンニクが食べられるのは収穫後のごく短い期間だけ。
生産者からでなければなかなか手に入りません。

我が家の料理には欠かせない調味料となっています。

ここは何処~!!

2012年05月27日 | 農家
麦が実って黄金色に輝き、まさに麦秋(ばくしゅう)。
車の窓から見えるのは笠岡市の干拓地の黄金色になった麦畑です。



麦にも種類があって、食用の六条大麦や、ビールの原料となる二条大麦。
ここのはどちらなんでしょうかね。

ふと目をやると巨大な牧草ロールが広大な農地のあちこちに、ごろり、
ごろりと転がっております。
笠岡干拓地の風物詩でしょうか。



ちょっとのどかで、どこかの国の、どこかの牧場にいる雰囲気がしました。
北海道旅行をした時に美瑛や富良野で同じような風景を目にしたな~。

果てしない大空と、広い大地のその中で・・・。
つい口ずさんだ大好きな歌



乾いた牧草の匂いがしてきそうです。

牧草ロールは、計136ヘクタールの農地で栽培されている4種類の牧草を
刈り取った後、3日ほど乾燥させ、ロールべーラーという機械で巻いて完成
なんだそうです。



このロールが白いビニールでラッピングされ発酵したおいしい牧草は、牛さん
の毎日のご馳走になるのかな~。

隼人瓜

2011年10月29日 | 農家
従妹の見舞いに病院へ行った帰り、友達の所によると
隼人瓜が最盛期を向かえていました。



原産地はメキシコ南部で最初に鹿児島に渡って来たの
で薩摩隼人にあやかってはやとうりと名付けたそう
です。
「千成瓜」と言われるほど沢山の実をつけるそうですが、
葉に隠れて見つけられないことがよくあって大変だとか。

洋ナシのような形をしていて淡い緑色です。



スーパーなどではあまり見かけませんよね~。

可愛いうすクリーム色をした1㎝ほどの小さい花が咲いて
います。

雌花と雄花の違い、ipeibabaにもすぐ解りました。
雌花の下には小さい実が・・・・。

  クリックしてください。大きく見えます。

癖がなく、皮も柔らかく便利野菜だそうです。

食感は大根に似ていて漬物に多く使われるそうですが、サラ
ダやお味噌汁に入れても美味しいらしいです。

切ってみると瓜だというのに種は一つだけでした。



酢の物にしてみましたが、酢の酸味と隼人瓜の食感と風味が
よく合っていました。

稲穂

2011年09月05日 | 農家
台風12号は日本海で熱帯低気圧になったそうですが、あち
こちで雨の被害が報じられています。

被害に合われた皆様には謹んでお見舞い申し上げます。

台風一過、青空とはいきませんが、吹く風は涼しく稲穂が顔を覗
かせ本格的な秋が近いことを知らせてくれているようです。

稲穂の緑が緑の絨毯を敷き詰めたようでとても綺麗です。



よく見ると花が咲いています。
稲穂には沢山のエイがあって各々に花が咲きますが、2時間ほど
しか咲かないそうです。



まだ青々としている稲穂もやがて頭を垂れ、黄金色に変わってく
ることでしょう。

秋には豊かな実りが待ち遠しいです。

東北のお米が地震、原発に加えて大雨で昨年のお米も値上がりし
ているそうですね。
今年のお米はどうなることやら・・・・・。

農薬散布

2011年08月26日 | 農家
早朝からラジコンヘリの軽快なエンジン音が響き、朝に弱いipeibaba
ですが目を覚ましました。

稲穂が出る前の病気予防と害虫の発生を抑制する為の重要な作業
工程です。

先進したりバックしたり、ラジコン操作の腕の見せ所ですね。
凄い..素晴らしいテクニックです。
まるで自分の手足のように2.5m~3m程あるヘリコブターを操ります。
自分にはない特殊技能の持ち主の仕事ぶり、見ていて飽きません。



魚毒性が少なく人体への被害もない薬品に替わっているいるそうです。

ヘリの重さも大きさもさほどではなく、2人で持ち上げ軽トラックへ載る
ほどです。



家族でナイアガラホースで散布しておられる所もありますが、少々負担
が高くてもこれに限りますね~。

ジャンボかぼちゃ

2011年01月22日 | 農家
主人が現役の頃、会社の同僚だった人が新聞に載って
います。(・_・)エッ......?

巨大かぼちゃを作り、地域の賑わいを復活させる計画とか。

もともと彼らの地域はかぼちゃの生産がとても盛んです。

昨年から巨大かぼちゃの試作栽培を始めているそうです。
色々と工夫を重ね記録更新するように栽培したいとのこと
です。
どこの地域にもこのように活性化の工夫をされているので
すね。

先日青空市場に行ったときに店頭にジャンボの野菜が並べ
てありました。
それも面白くペイントされて・・・・。

(写真の上でクリックしてください。)
 

ジャンボかぼちゃが出来るようになると、ハロウィンの季節に
は引く手あまたとなるのではないでしょうかね~。



今年かぼちゃが実る時期には、一度お邪魔してみたいです。

新米

2010年11月09日 | 農家
不安だったHTML.・CSSの講習が始まりました。(@_@;)



ほんの入り口でしたが、テキストに従い講師がゆっくりとよく
解るように説明をして下さったので、理解まではできなくても
どうにか付いてだけは行けました。( ̄―+ ̄)ニヤリ

この先はどうなるのかまだまだ不安ですが・・・・・。

知人が今年も又30㎏入りの新米を下さいました。
一応遠慮はするのですが、安いものだからと言いながら・・・・。
毎日どうでも必要な物です。
とても助かります。
今年の米袋はとても楽しい絵になる袋です。\(◎o◎)/あっ!



先日NHKのプロフェッショナル番組で1kg1,500円もするお米
の生産農家のことを取り上げていました。(・_・)エッ......?

噛めば噛むほど甘みが出るとか。
いかにおいくしいとはいえ毎日のこと、そんな贅沢は出来ません。
味オンチでは「よ~わからん」の一声かも。

今年の異常気温のせいで、米の品質は極度に悪いとか。
そうなれば値段がすごく安いそうです。

生産者は頭を悩まされています。
機械代はおろか肥料代すら残らない。
保有米とと自家製の野菜を食べれば死にはしないが、肉も魚も
買えない。
生かす殺さずと言いますが、これでは死ねと言っているようなも
のだと・・・・・・・・。o(`へ')○☆パンチ!

農業をしなくなる人が多くなり、田畑が荒れ放題になったらこの
先どうなるのでしょうか。

わが子、孫の時代のことを考えると不安が頭をかすめます。