潮風に誘われて

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麦秋

2017年06月05日 | 農家
今日のお散歩の途中にあった麦畑が黄金色に色付き収穫の時期を迎えようと
しています。
あたりがみずみずしい若葉の色に染まる初夏、秋を迎える穀物があります。
それは、収穫をひかえて黄金に色づく麦。
まさに「麦秋」の季節です。


気持よく乾いた麦たちに目線あわせると・・?
お客さまは、ナナホシテントウでした。


青い空には、ぽっかりと白い雲が浮かんでいます。
今年も変わらない田園風景は非常にきれいで心が癒されます。

映画ファンなら、小津安二郎監督の同名の映画を思い起こされる方も多いでしょう。
そのラストシーンも、一面に広がる麦畑でした。

早春に出てきた芽を踏みつける「麦踏み」は、日本独特の作業といわれます。
これは、霜柱が根や株を持ち上げて「凍霜害」になるのを防ぎ、耐寒性をつけて
根の張りをよくするためで、麦踏みをしない足腰の弱い茎は実を結んだときに折れ
やすく、麦踏みをする日本の麦は、背は低いけれど茎が太く丈夫に育つのだそうです。

強い麦にするため、甘やかすことなく鍛えて、時にはほめる。
麦作りが子育てにたとえられるのは、親心に通じるものがあるからかもしれません。

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