西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

日野原重明さん100歳

2011-10-05 | 時論、雑感
今日、日野原重明さんが満100歳になったようだ。朝のテレビで歩く姿などを見たが、また話しぶりを聞いたが、総じて「100歳」とは思わせない元気ぶりだ。

しかし、前に95歳の頃に見た時の印象と比べると、首というか顔が前傾していて流石に「年寄りだな」と思わせる。奥さんも生きてはいるが、認知症で、「寝たきり」の状態で、日野原さん自身「(奥さんの)最期への足音が聞こえる」という。

日野原さんは年間150回にも及ぶ「講演」などを行っていて、2020年までの「10年間手帳」に予定を書き込んでいるが、もう2020年の予定も入っている、とのこと、これだと110歳までも生きないといけないことになる。日本人(男性)の最年長記録更新を「狙っている」とも、どこかで語っていた。

まあ、そういうことも「励み」に日々精進しているのだな、と思った。食事メニューもシンプルなものだし、階段もできる限り昇り降りしているようだ。

日野原さんと言うと、「生活の質」を大切にし、希望により自宅で最期を迎えるのを理想としている。「成人病」と呼んでいた癌や脳卒中、心筋梗塞などを「生活習慣病」と呼ぶことを提案したことでも有名。(今は、そのように呼ばれている)

聖路加国際病院を建てる時、患者の個室から外界の「ゆったりした」庭が見えるように「設計提案」したことも記憶に残っている。

文化勲章をもらった時「長生きのご褒美だ」との感想を述べたことも覚えている。

「個性ある長生き」、見習いたいものだ。

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