東京ではこの2~3日、高原にでもいるような涼やかなありがたいお天気でした。その前にはお湿りもあって、ぐったりとした街角の木々も嬉しそうな緑色を取り戻していました。
この天気で土用の丑といっても実感がありませんが、やっぱり鰻ですね。以前はそんなにおいしいとも思っていなかったのですが、歳をとったのかおししいと感じるようになりました。
でもピンキリで、スーパーでトレイにラップしてあるようなのはやたらふやけたような感じです。
やっぱり専門店で買ってきてたべるのがいいですね。実はおととい一度買って晩ごはんで食べているのですが、今日も俄にに食べたくなり、、、。
昨年、志茂の川栄さんで買っておいしかったので、おとといは明店街の川栄さんの本店で買ってやっぱりおいしかったので、今日も行ったのですが売りきれになっていたので一番街のまるます屋さんで買ってきて食べました。
まだ大学を卒業してはじめて社会人になった頃、勤め先の先輩に「あなたはうなぎのようだ。」と言われたのです。なぜかというと「ぬるっとして、摑みどころのない人だ。」と言われたのを憶えています。別にそれに気を悪くしたわけでもないのですが、うなぎを食べながら思い出しました。
余計な話ですが戸板康二さんの本に出てくる面白い話。
吉行和子さんが劇団時代(民芸?)、地方の巡業で他の劇団員の人たちと汽車で移動していたとき、、、ある駅でうなぎの駅弁をみんなで買って食べたときの会話。他の人が「このうなぎ養殖かしら?」 吉行さん「あら、うなぎは和食でしょう。」と言ったそうです。面白くて忘れられない話です。
昔、漫画なんかで鰻が買えないかた丼飯を持って焼いているそばで臭いだけ嗅いで食べているなんて話よくありましたね。今日はうなぎだ!なんて大喜びする人とか、、。庶民には手が出ない高級品だった感じでしたね。家でも親がスーパーのを買ってきて食べる機会はあったのですが、若い頃はそんなにおいしいとも思っていなかったんですが、最近は、、、。不思議です。おととし静岡の三島で食べた鰻で開眼したのかもしれません。
したっけ。
ウリ坊さまも鰻はお好きなのですね。
愛知のほうの開き方とか味付けとかは東京と違うものなのですか?
「うなぎのようだ」と言われた話ですが先輩の方は実感半分だったと思います。
でも自分としてはそんなに気の悪いものではありませんでした。子供の頃から変な子と言われていたので、無意識に変わって見えるのだろうということに慣れてしまっていたからです。
そうですか?私はこの歳になっても自分自身が未熟な感じがして恥ずかしいくらいなので、若い人の立ちまわりを見てよくやるな、よく言えるな、と感心するのです。ただひとつ抵抗があるのは、道端とか駅の通路とか電車の車内とかで何も敷かずにべたっと座っているのは、あれは一種の格好よさを狙っているのだろうかと不思議に思えることです。結構きたないと思うのですが、、、。
ところで、職場の先輩・・・冗談で言われたのでしょうか???ちょっと、酷いですね。
でも、ウリ坊も新入社員の時は、かなりいじめられました(苦笑)
今は、パワハラ、セクハラ・・・等、かなり若い人が守られていてうらやましいです。
その分、今の若い人は、職場でも強く叱られることがないので、考えが甘いところがあります。
若い頃、厳しい先輩にあたるほうが、結果として良いのかも知れませんね。