おはようございます。
生き生き箕面通信2065(140819)をお届けします。
・「放射能汚染水は完全にコントロールされている」と大見え切った安倍さまの完全なウソッぱち
東京電力という企業がとうとうバンザイして、放射能汚染水を太平洋にたれ流す段取りです。漁業関係者に説明したうえで放出しようとしています。
漁業関係者が納得しなくても、汚染水は溜まる一方であり、いずれ溢れだしてしまう。東電には、汚染水を止める手立てはない。お手上げのバンザイです。
戦時中に日本軍は、全員死亡の玉砕覚悟で「バンザイ」と叫び声をあげながら壕を飛び出し、敵陣に突っ込まざるを得ませんでした。バンザイ突撃。そのほとんどは敵陣にたどりつくまでに敵の銃弾を浴びて、バタバタと犬死にさせられたのでした。
フクイチ(福島第一原発)は、今も高熱を出し続けているメルトダウンした燃料棒や、プールに保管している燃料棒を冷やし続けなければならず、日々、大量の冷却用水を注ぎ込んでいます。山側からの地下水も流れ込み、放射能汚染水が際限なく増え続けています。
それを汲み出しては大型のタンクに溜めてきましたが、それももう限界。タンクを設置できる場所がなくなってきました。
山側からの地下水の流れ込みを防ぐため、地下水バイパスを建設したり、また原子炉建屋の地下などに溜まった汚染水の海への流出を防ぐ凍土壁も建設しようと試みていますが、いまのところまったく成功のめどがつきません。
安倍という男は、東京にオリンピックを招くため、「放射能は完全にコントロールされており、日本は安全だ」と自信たっぷり風に強調して見せました。何のことはない、実際はこの体たらく。世界に向かって、完全にウソをついたわけです。
一国の宰相が人々の前でこれほどのウソを平気でつくとは、誰も想像しません。日本人は真面目で正直という評判を得ていました。「日本人はいい人が多い」というのが、定評でした。その素晴しい評価を、安倍という男はめちゃくちゃにしてくれたのです。
一国の総理大臣の立場にある人間が、ウソつきで信用できない。東京電力というかつては一流にランクされていた企業も、原発関連の発表にはウソが目立つ。むしろ、ウソばかりで塗り固めてきたともいえるほどです。だから、信用度は、最低です。国際機関からも、日本は正しい数値を発表せよ、と勧告を受けるみじめさ。
日本人全体の名誉に関わるアベと東電のウソ。失った国益は計りようもありません。国民がこうむる被害も図りようもありません。情けなくて涙が止まりません。
*お知らせ
私たち「生活フォーラム関西」は、生活の党の小沢一郎氏を大阪に招き、「小沢一郎が語る世界の中の日本と政権交代への道のり」をテーマに講演会を開きます。ぜひ、お申し込みをお願いします。要領は次の通りです。
・開催日時 : 9月13日(土)午後6時半から
・開催場所 : 北区区民センター(関西テレビ北隣り)
・アクセス : JR「天満駅」、地下鉄堺筋線「扇町駅」すぐ
・資料代 : 500円
・申し込み先 : (メール) info@mei-getsu.com
(Fax ) 06-6720-8051
(Tel) 090-8467-8877(山岸)
・主 催 : 生活フォーラム関西
(代表世話人・前衆院議員 渡辺義彦)