生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

2068 ・国際社会はイスラエルを「人道上の罪」で断罪すべきではないでしょうか

2014-08-22 08:10:57 | 政治

お早うございます。
生き生き箕面通信2068(140822)をお届けします。

・国際社会はイスラエルを「人道上の罪」で断罪すべきではないでしょうか

 イスラエル軍が昨日8月21日、停戦期限切れを待ちかねるかのようにガザ地区110か所以上の空爆を再開、ガザ保険省発表の死者数は7月8日以降で2075人になりました。

 ガザという狭い地域に多くの人を閉じ込めておいて、空からロケット弾を容赦なく打ち込む。小さな赤ちゃんも、幼い子供も見境いなし。まさにジェノサイド(絶滅を狙う大虐殺)です。

 イスラエルという国は、ご存じのようにユダヤ人が第2次世界大戦後に建国しました。この大戦中、ユダヤ人がヒトラー・ドイツによって、ジェノサイドされたのもご存じの通りです。

 ユダヤ人は、ヒトラーによるユダヤ人虐殺を特別にホロコーストと呼び、関係ドイツ人を「人道上の罪と戦争犯罪」で執ように追い詰め、復讐しました。

 大量のユダヤ人を強制収容所に送り込んだアイヒマンを追い詰め、裁判にかけて絞首刑にしたことは、映画「ハンナ・アーレント」で描かれました。この映画では、虐殺という重大犯罪も「悪の凡庸さ」で行われるということが明らかにされました。

 いまは、ネタニヤフというユダヤ人が、パレスチナ人をジェノサイド(ホロコースト)しているわけです。それを国際社会は「悪の凡庸さ」でとらえているのでしょうか、「日常化した虐殺」が現実に行われています。

 私たちにできることとして、イスラエル製品を買わないなどのイスラエル・ボイコット(BDS)運動が提唱されています。インターネット投票で国際世論形成を働きかけているAvaazチームの呼びかけです。デズモンド・ツツ元大司教も賛同しています。

 インターネット上に次のような内容がアップされました。引用します。

 「デズモンド・ツツ(Desmond Tutu)元大司教はイスラエル紙に論説を発表し、人々の良心に力強く訴えました。ノーベル賞受賞者であり反アパルトヘイトの伝説的活動家でもある彼は、 イスラエルによるパレスチナの土地の違法占拠や抑圧に加担する事業への投資を停止・ボイコットするよう企業に呼びかける私たち170万人の訴え に、論説を 通じて賛同しましました。ツツ元大主教はその愛に満ちたメッセージの中で、イスラエルの人々(同国市民の87%がガザ空爆を支持)にこの恐ろしい 現状か ら*自分たち自身*を解き放つよう呼びかけたのです。

論説はこ ちらからご覧ください
<https://secure.avaaz.org/jp/tutu_to_israelis_free_yourselves/>。

*論説はイスラエルの新聞の独占記事ですが*、いまだにこのような見解には問題があると考える一部の国の政府に、そうではないこと示す 強力な呼びかけであり世界に伝える必要があります。それを実現する唯一の方法は、人々がこの記事を分かち合うことです。*さあ、皆で彼の言葉 をシェアしましょう!*

*私たちのキャンペーンは、確実に勢いを増しています。*英コメディ俳優のラッセル・ブランド(Russell Brand)はキャンペーンを支援する動画を作成し、私たちが投資を停止するよう呼びかけている企業は、Avaazチームに接触し話し合いに応じるよう求 め始めています。

 英国政府がイスラエルへの武器売却を再検討する最中、同国のAvaazメンバーたちはキャンペーンを発信し、武器売却を直ちに終 了するよ う呼びかけてします。

 さらに驚くことに、あの米国政府ですら、予定されていた短距離空対地ミサイル「ヘルファイア」のイスラエルへの輸送を中止し たので す。

 キャンペーンによる圧力は効いています --では、さらに圧力を高めていきましょう!署名がまだの方は、今からでもキャ ンペーンに賛同し
<https://secure.avaaz.org/jp/israel_palestine_this_is_how_it_ends_loc
/>

 またこちらから*対 象企業にメッセージ
<https://secure.avaaz.org/jp/israel_palestine_this_is_how_it_ends_pa_3/>
を送り続けましょう*。そして、みなさん自身の身近なところでキャンペーンを発信し、パレスチナに対す る抑圧から利益を得る事業に投資しないよう地元自治体や大学に呼びかけることもできます。こちらか らキャンペーンを発信
<https://secure.avaaz.org/jp/petition/start_a_petition/>しましょう!

 偉大なる非暴力の指導者のひとり・ツツ元大主教と再び共に立ち上がることができるのは、私たちにとっても大変すばらしいことです。「他方」に責任 を押し付 け悪者扱いすることに成功した過激派によって引き裂かれた世界では、非暴力こそが改革の力となるのです -- 正義のために強く、毅然と立ち上がる力です。

 そして、その力は、恐怖心と無知という私たち共通の敵の犠牲になることを拒むすべての人々への愛から生まれる のです。私たち皆の運命、そして自由は決して切り離せないということを受け入れる愛です。それは、ガンジーからツツ
元大主教まで、偉大な指導者た ちが私た ちに教えてくれた大切なスピリットであり、私たちはどのキャンペーンでもその想いを実践することに努めているのです。

 希望を込めて

 リッケン、アレックス、ファディ、ジェレミー、アナ=ソフィア、アリ、そしてAvaazチーム

 PS - このキャンペーンの目的は、イスラエルとパレスチナの間に永続的な平和の土台を作り、ユダヤ人とパレスチナ人双方が安全に暮らせる母国を築くことです。

 反 ユダヤ主義もパレスチナ人に対する差別も、他のいかなる形の憎悪と同じように不快であり、立ち向かわなければなりません。

 結局のところ、双方の過激派は手 に手を取って平和な未来を脅かしているのであり、私たちが成すべきことは、イスラエルとパレスチナ両国の人々を救うために必要なアクションを起こ すため、 理性あるあらゆる立場の人々と力を合わせることです。キャンペーンが偏っていると感じられる方は、Avaaz の回答と説明
<http://avaaz.org/jp/israel_palestine_this_is_how_it_ends_qa/?TuTu>をご覧ください。

 *お知らせ 
 私たち「生活フォーラム関西」は、生活の党の小沢一郎氏を大阪に招き、「小沢一郎が語る世界の中の日本と政権交代への道のり」をテーマに講演会を開きます。ぜひ、ご参加をお願いします。要領は次の通りです。
 ・開催日時 : 913日(土)午後6時半から
 ・開催場所 : 北区区民センター(関西テレビ北隣り)
 ・アクセス : JR「天満駅」、地下鉄堺筋線「扇町駅」すぐ
 ・資料代 : 500
 ・申し込み先 : (メール) info@mei-getsu.com
                         (Fax ) 06-6720-8051
              (Tel)     090-8467-8877(山岸)
  ・主 催 : 生活フォーラム関西
         (代表世話人・前衆院議員 渡辺義彦)