生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

2063 ・安倍という首相さまの虚言症候群に、「カツッ!」

2014-08-17 08:44:09 | 政治

おはようございます。
生き生き箕面通信2063(140817)をお届けします。

・安倍という首相さまの虚言症候群に、「カツッ!」

 安倍氏は敗戦の日の8月15日、全国戦没者追悼式で次のように誓いの言葉を述べました。

 まず、「歳月がいかに流れても、私たちには、変えてはならない道があります。今日は、その、平和への誓いを新たにする日です」と、意義を話しました。

 そのうえで、「歴史に謙虚に向き合い、その教訓を深く胸に刻みながら、今を生きる世代、そして、明日を生きる世代のために、国の未来を切り拓いてまいります」と誓いました。

 その言やよし。立派です。あっぱれ、を差し上げたいところです。

 しかし、本当にそうしてきたでしょうか。

 平和を誓う言葉の陰で進めさせ始めたのが、沖縄・辺野古での新鋭米軍基地の建設でありました。式辞を述べるまさにその前日に、国民の税金をふんだんに使って基地建設の具体的な調査をはじめたのでした。

 辺野古基地は、沖縄の県民がいわば島をあげて「建設反対」の声を上げ続けてきたものです。辺野古の市長選でも、石破・自民党幹事長が「我々が推す市長候補を当選させてくれたら500億円の振興費を出す」と、露骨な利益誘導したにもかかわらず、それを蹴飛ばして現在の稲峰・名護市長を選んだのは、まだ記憶に新しいところです。

 沖縄では11月に県知事選があります。現知事の仲井間氏が再選をねらって立候補の意思を示しました。しかし、その再選を危ぶむ安倍氏ら一派は、知事選前に既成事実を造っておく挙に出たのです。

 この基地は、中東紛争へ介入するためのとっておきの基地です。それも、ともかくイスラエルを支援するための基地です。アメリカ本土から直接出動するのは、米国民の世論の手前、はばからなければならないため、いったん沖縄に派遣し、1段階おいて中東に出動させるための貴重な基地です。

 日本が間接的ながらアメリカの尻馬に乗って、中東紛争に加担するための基地です。

 安倍氏はまた、武器輸出三原則を事実上廃止して、武器輸出を可能にしました。日本は「死の商人」の仲間入りしたわけです。

 安倍氏が強力に推進する政策として原発再稼働も挙げられます。世論調査では、国民の半数以上が「再稼働反対」の意思を明らかにしているのですが、「日本の原発は世界一安全」というお念仏を繰り返して、ともかく再稼働させようとしています。

 地震列島の日本に安全なところなどあるはずがないにもかかわらず、「原発推進」です。そして、「原発輸出」はアベノミクスの重要な柱の1本です。

 これらが、「歴史に謙虚に向き合い、平和をめざして未来を切り開いていく」という安倍氏の誓いの正体です。

 平気でウソをつく、この虚言症。言うことと、為すことがまったく違ってもみじんも恥じることがない。

 「カツッ!」

◇お知らせ

 

 私たち「生活フォーラム関西」は、生活の党の小沢一郎氏を大阪に招き、「小沢一郎が語る世界の中の日本と政権交代へのみちのり」をテーマに講演会を開きます。ぜひ、ご参加をお願いします。要領は次の通りです。

 ・開催日時 : 9月13日(土)午後6時半から


 ・開催場所 : 北区区民センター(関西テレビ北隣り)

 ・アクセス : JR「天満駅」、地下鉄堺筋線「扇町駅」すぐ

 ・資料代 : 500円

 ・申し込み先 : (メール) info@mei-getsu.com

                         (Fax ) 06-6720-8051

              (Tel)     090-8467-8877(山岸)

  ・主 催 : 生活フォーラム関西
         (代表世話人・前衆院議員 渡辺義彦)