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生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

1337 ・野田ドジョウの野垂れ死に――解散・総選挙へ

2012-08-07 06:54:05 | 日記
おはようございます。

生き生き箕面通信1337(120807)をお届けします。



・野田ドジョウの野垂れ死に――解散・総選挙へ



 「出すぞ、出すぞ」と自民党。野田内閣への不信任決議案です。参院

へは首相問責決議案を用意しています。野田首相が解散の時期を明

確な形で約束しない限り、本日8月7日にも二つの決議案を提出する構

えです。ここまで煮詰まってくれば、野田首相は「政治生命を賭ける」とし

てきた消費増税法案の成立と取り引きする格好で、解散・総選挙へ向か

わざるを得ないようです。



 しかし、民主党内は、選挙を避けたい空気が占めています。輿石幹事

長自身が、その筆頭です。幹事長の第一の仕事は選挙に勝って政権を

取ることだから、負ける戦に突っ込むわけにはいきません。いま総選挙

をすれば、民主の大敗北は間違いないと見られています。となると、野

田首相も「解散権」という宝刀を抜くことができるか、ビミョーです。解散

できずに、内閣総辞職。内閣を放り出す。つまり、野垂れ死にです。



 ただ、「歴史に名を残す」という、自分の名誉が最優先の野田ドジョウに

してみれば、増税法案は何としても成立させたい。だから、「やぶれかぶ

れ解散」に突っ込む可能性も。



 大政党の陰に隠れて目立ちませんが、「国民の生活を第一」など自公

を除く野党は、衆院への内閣不信任決議案を出すことに迷いはないよう

です。これが提出されれば、すべての法案に優先して審議されることに

なります。他の法案はすべて審議がストップ。一事不再議の原則がある

以上、自公も態度を明確にしなければならない。法案成立に協力するは、

解散・総選挙ははぐらかされるはでは、自民の谷垣総裁も自分の立場が

持たない。結局、解散第一の選択にならざるを得ないでしょう。



 問題は私たち有権者です。総選挙となれば、本当に私たち庶民の暮ら

しを守ってくれる政党を育てたいものです。いま永田町にあるのは、党利

党略ばかり。国民はそっちのけ。これも結局は、私たち有権者が政治に

あまり真剣でなかった報いです。時間はかかるけど、私たちの民意に寄

り添う政治家、政党を育てる努力をしましょう。



 ぼく自身は、前から旗職を鮮明にしているように、小沢新党を応援して

いきます。