生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

生き生き箕面通信712 ・恥をかき続けた哀しきピエロ「菅直人」

2010-11-18 06:37:31 | 日記
おはようございます。「ノーベル平和賞授賞式に駐ノルウェー大使が出席します」と仙石官房長官が昨夕の記者会見で明らかにしました。批判が出ると、あわてて繕うというお得意の”ドロナワ対応”です。
生き生き箕面通信712(101118)をお届けします。

・恥をかき続けた哀しきピエロ「菅直人」

 今朝の新聞に、週刊新潮(本日発売=11月25日号)の広告として「恥をかき続けた哀しきピエロ『菅直人』総理」という見出しがあるのが目に留まりました。副見出しは「『APEC』来日首脳も苦笑い」とあります。

 横浜で開かれたAPECで菅首相と胡錦濤・中国主席との首脳会談が行われましたが、その時の写真を見た多くの人が「なんだ、こりゃ」という印象を持たれたのではないでしょうか。菅さんは、メモを片手にそのメモを読むのが忙しいのか、相手の胡錦濤氏の顔をろくろく見る余裕もないといった印象でした。

 わずか20分ほどの超短時間”会談”です。通訳の時間もありますから、話せる内容など、ごく基本的なことに絞られており、それは日ごろから懸案として何度も検討されてきた問題だけです。それをメモを見ながらでなければ話もできないということでは、今後、少し込み入ったことなど当意即妙にさばいていくことなどとてもおぼつかない。

 外交とは、「武器を使わない戦争」です。どちらが国益をとるか、国益を賭けた戦争です。相手の目を見て、眼力で相手を圧倒するくらいの芝居ができなければなりません。もちろん、胆力が眼力を支えます。それをにこやかに、穏やかにやりきるソフトパワーが求められる高度なお芝居です。メモを見ながらでは、話になりません。

 胡錦濤氏は、当然のことながら、メモなど全く持っていません。そして、菅さんがメモを読み上げている間、「ははあ、日本の総理はそんなものか。中日間の大事な問題を話し合える相手じゃないな」と、見切ったことでしょう。

 菅さんは、他の首脳との会談でも同じことをやったのでしょう。どの首脳もあきれたに違いありません。週刊新潮が何を書いているのか、ぼくも読んでいませんから分かりませんが、見出しを見ただけでも、「やはり週刊誌ダネだよね」と思ってしまいました。

 要するに、菅さんには自信がないのです。総理大臣になってこれをするのだというものがないスッカラカンです。何にもないから、だから、メモ頼みになるのです。しかし、他国の首脳から軽く見られながらの「外交」がどれほど国益を損なうか、いってみれば「バカにされ外交」は害あって益なしです。