生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

生き生き箕面通信695 ・ロシアの北方領土領有戦略に前原外交は完敗

2010-11-01 06:26:28 | 日記
おはようございます。生物多様性会議で「名古屋議定書」が採択されたことは、議長国(開催国)日本の国際貢献の一環として誇りに思います。関係者の努力に拍手を送りたい気持ちです。「あっぱれ!」
生き生き箕面通信695(101101)をお届けします。

・ロシアの北方領土領有戦略に前原外交は完敗
 ロシアのメドベージェフ大統領は、本日、国後島に”侵攻”する見通しと伝えられています。日中間が尖閣問題でぎくしゃくしている間隙をついて、いよいよロシアが「好機到来」と動き出しました。

 すでに国後島には大統領専用車が運び込まれ、警備担当者が訪問直前に行う安全確認も終え、準備は万端、あとは大統領の到着を待つだけという状況だそうです。

 これに対し、前原外交はどう対応しようとしているでしょうか。「粛々として毅然と対応」する一環として、外務省を通じ訪問中止を申し入れただけでした。

 ロシア側は、申し入れがることは先刻想定済み。そんな申し入れは拒否して、大統領が”上陸”してしまえば、北方4島の実効支配が世界に印象づけでき、「わが方の外交的大勝利」と読み切っています。

 前原外交は、手も足も出せません。指をくわえて見ているだけです。これが前原外交の「粛々と毅然と」の実態です。

 中国は、前原外相を狙って、菅首相と温家宝首相との会談をキャンセルしました。もっとも、その後日本側のすり寄りで10分の”懇談”が形ばかり行われましたが。

 中国国内の事情が大いに影響している面がうかがえますが、「前原拒否」では一致しているようです。

 民主党内は、枝野氏など前原グループは意気軒高のようですが、日本全体にとっては極めてまずい状態に陥りつつあります。

 前原氏はできるだけ早く更迭する必要があると思っています。