今朝、ブログをアップしたのですが、行方不明になりましたので、再送せざるを得なくなりました。ご了承をお願いします。
おはようございます。
生き生き箕面通信224(090703)をお届けします。
・新聞をもっと面白くするために
日本はもちろん世界の歴史が大きく流れを変えようという「面白い時代」になってきました。この
時代の流れをセンス良くとらえて記事にすれば、「生きた歴史」を読んでもらえる新聞になると思い
ます。ところが、その「面白い新聞」をみずから、面白くなくしているのが実態だと感じます。惜しい
ことです。
第一、いま政治のニュースといえば、毎日、毎日、解散はいつだ、総選挙はどうなる、という
ばかりで、コップのなかのやっさもっさの書き流し、垂れ流しが目立ちます。選挙は国の政治の
方向を決めるのが目的ですから、それにそう材料を提供することに懸命でなければならないはず。
そうした鋭い、面白い時評、ジャーナリズム精神あふれる記事は見当たらない。政治記者の
目線が低い次元にとどまり、この国の姿に対する熱い、それでいながら冷静な思いが少しも
感じられない。
来年は、1960年に成立したいわゆる「60年安保」からちょうど半世紀。しかし、同条約と
同時に結ばれた「日米地位協定」は、不平等のまま、日々多くの問題のうえに実効力を発揮し
続けています。そもそも半世紀も経つのですから、周囲の情勢も大きく変わっています。米ソ
対立を前提にした安保条約は、冷戦終結の情勢を受けて、根本的に見直すべきですが、
そうした問題を提起することも怠っています。これではジャーナリズム消滅ですし、そんな新聞が
面白くないのは当然です。逆にいえば、きちんと問題を提起できれば、非常に面白い新聞が
できるのですが。
もっといえば、「アメリカにもの申す」というジャーナリズムです。アメリカのやってきたことは、世界を
物騒にしていることが多すぎはしませんか。冷戦が終結したら、本来、「平和の配当」を享受で
きていて当たり前のはずです。軍事予算に回していた膨大なおカネが、世界の平和の構築、
経済的に恵まれなかった人のもとに届くはずでした。しかし、現実はアメリカが戦争を追及し、
むりやりテロとの戦争だ、といいつのってきました。そして、本当にテロを誘発するようなことばかり
してきました。
日本はその後ろについてやってきましたが、もうこの辺でいいではないですか。やはり「アメリカさん、
それはおかしいですよ」とモノ申しましょう。その道は、険しく、辛いこともあると思いますが、日本が
本当の日本になるには、いまその選択をすべきだと考えます。それが新聞を面白くする方法なの
ですが、どうも同意は得られないですかね。
おはようございます。
生き生き箕面通信224(090703)をお届けします。
・新聞をもっと面白くするために
日本はもちろん世界の歴史が大きく流れを変えようという「面白い時代」になってきました。この
時代の流れをセンス良くとらえて記事にすれば、「生きた歴史」を読んでもらえる新聞になると思い
ます。ところが、その「面白い新聞」をみずから、面白くなくしているのが実態だと感じます。惜しい
ことです。
第一、いま政治のニュースといえば、毎日、毎日、解散はいつだ、総選挙はどうなる、という
ばかりで、コップのなかのやっさもっさの書き流し、垂れ流しが目立ちます。選挙は国の政治の
方向を決めるのが目的ですから、それにそう材料を提供することに懸命でなければならないはず。
そうした鋭い、面白い時評、ジャーナリズム精神あふれる記事は見当たらない。政治記者の
目線が低い次元にとどまり、この国の姿に対する熱い、それでいながら冷静な思いが少しも
感じられない。
来年は、1960年に成立したいわゆる「60年安保」からちょうど半世紀。しかし、同条約と
同時に結ばれた「日米地位協定」は、不平等のまま、日々多くの問題のうえに実効力を発揮し
続けています。そもそも半世紀も経つのですから、周囲の情勢も大きく変わっています。米ソ
対立を前提にした安保条約は、冷戦終結の情勢を受けて、根本的に見直すべきですが、
そうした問題を提起することも怠っています。これではジャーナリズム消滅ですし、そんな新聞が
面白くないのは当然です。逆にいえば、きちんと問題を提起できれば、非常に面白い新聞が
できるのですが。
もっといえば、「アメリカにもの申す」というジャーナリズムです。アメリカのやってきたことは、世界を
物騒にしていることが多すぎはしませんか。冷戦が終結したら、本来、「平和の配当」を享受で
きていて当たり前のはずです。軍事予算に回していた膨大なおカネが、世界の平和の構築、
経済的に恵まれなかった人のもとに届くはずでした。しかし、現実はアメリカが戦争を追及し、
むりやりテロとの戦争だ、といいつのってきました。そして、本当にテロを誘発するようなことばかり
してきました。
日本はその後ろについてやってきましたが、もうこの辺でいいではないですか。やはり「アメリカさん、
それはおかしいですよ」とモノ申しましょう。その道は、険しく、辛いこともあると思いますが、日本が
本当の日本になるには、いまその選択をすべきだと考えます。それが新聞を面白くする方法なの
ですが、どうも同意は得られないですかね。