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生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

生き生き箕面通信220 ・丸腰国家・コスタリカの外交力に期待

2009-06-29 06:28:37 | 日記
おはようございます。
生き生き箕面通信220(090629)をお届けします。

・丸腰国家・コスタリカは近隣ホンジュラスのクーデターにどんな外交力を発揮するのでしょうか
 今朝飛び込んできたのは、中米ホンジュラスのクーデター。軍隊がセラヤ大統領を拘束したうえ、コスタリカに連行したと外電が伝えていました。

 ホンジュラスは、コスタリカから見ればニカラグアをはさんで隣組みたいな関係です。狭い中でひしめく中米同士、ある国のもめ事は飛び火しがちだっただけに、どのように治めていくのか、強い関心を持っています。なにしろ、非武装のコスタリカは、軍隊を持っていないことで信用され、これまでもしばしば外交力を発揮して中米の安定に大きな貢献をしてきた実績があるのです。

 それゆえに、コスタリカは「平和の輸出国」「民主主義の輸出国」といわば賞賛されてきました。

 今回は、内政干渉ではなく、地域の問題としてかかわる手がかりをどこに見出すのか、そして勝手に連れてこられた他国の大統領をどう遇して最終的にどう解決へ導くのか。

 憲法9条を持つ日本も、コスタリカのような外交力を持ちたいものだと願います。「平和の輸出国」あるいは「民主主義の輸出国」。しかし、麻生の太郎さんにはそんな感覚はなさそうです。それでもご自分では「外交の麻生」だそうです。わたしたち有権者が、「平和の輸出国」を願って、そうした国づくりを掲げる政党を支持するようにすれば、そんな国を作ることもあながち有り得ないことではないのですが。今回は、なにやら人気のある知事が、大きな影響力を及ぼしそうですが、もっと大事な次元がそれほど関心も向けられずに打ち棄てられているように感じます。