おはようございます。
生き生き箕面通信181(090521)をお届けします。
・五度、ガザの”抹殺”阻止を願って
「パレスチナ自治政府のアッバス議長は、ファイヤド首相を首班とする新たな『暫定内閣』を承認した」と、本日の読売新聞が長谷川由紀記者のエルサレム発で伝えています。
その内閣は「ハマス抜き」で、ハマス側は「内閣は違法であり、協議を阻害するものだ」と反発を強めています。つまり、アッバスさんは、ハマス嫌いだから、近くオバマさんと会わなければならない前に既成事実を作ってしまおう、と考えたようです。
アッバスさん、あなた姑息ではないでしょうか。ハマスとの対立を強めれば強めるほど、パレスチナ側の統一が遠のくのだから、イスラエルとの和平交渉もできない。なにはともあれ、ハマス側と統一政府を作らなければ、結局、ガザの”見殺し”に手を貸すことになります。今の今も、ガザでは、何の罪もない人々が攻撃され殺されています。ネタニヤフ氏の「民族浄化」。あなたは、パレスチナの人間でありますが、意識してハマスとの対立を演出しているように見受けられます。
アッバス氏の能力不足(失礼)と姑息な権力維持策は、客観的にはガザにおける歴史的な「アパルトヘイト」(人種隔離による人権阻害)と「ホロコースト」(イスラエルによる大虐殺)を放置することになっています。
オバマ大統領は近く、ワシントンでエジプトのムバラク大統領、続いてアッバス議長とも会談し、6月にはエジプトを訪問して中東政策の包括演説を行う予定です。本気で中東和平に動こうとしているように見えます。なんとか和平を実現していただきたい。お願いします。
心配なのは、今のイスラエルは、国ごと特殊な精神状況に陥っているように感じられ、オバマさんへの刺客を差し向けかねない。
しかし、身の危険を冒しても、中東和平は達成しなければなりませんよね。それが世界のリーダーたる者の”ノブレス・オブリージュ”でしょうから。
生き生き箕面通信181(090521)をお届けします。
・五度、ガザの”抹殺”阻止を願って
「パレスチナ自治政府のアッバス議長は、ファイヤド首相を首班とする新たな『暫定内閣』を承認した」と、本日の読売新聞が長谷川由紀記者のエルサレム発で伝えています。
その内閣は「ハマス抜き」で、ハマス側は「内閣は違法であり、協議を阻害するものだ」と反発を強めています。つまり、アッバスさんは、ハマス嫌いだから、近くオバマさんと会わなければならない前に既成事実を作ってしまおう、と考えたようです。
アッバスさん、あなた姑息ではないでしょうか。ハマスとの対立を強めれば強めるほど、パレスチナ側の統一が遠のくのだから、イスラエルとの和平交渉もできない。なにはともあれ、ハマス側と統一政府を作らなければ、結局、ガザの”見殺し”に手を貸すことになります。今の今も、ガザでは、何の罪もない人々が攻撃され殺されています。ネタニヤフ氏の「民族浄化」。あなたは、パレスチナの人間でありますが、意識してハマスとの対立を演出しているように見受けられます。
アッバス氏の能力不足(失礼)と姑息な権力維持策は、客観的にはガザにおける歴史的な「アパルトヘイト」(人種隔離による人権阻害)と「ホロコースト」(イスラエルによる大虐殺)を放置することになっています。
オバマ大統領は近く、ワシントンでエジプトのムバラク大統領、続いてアッバス議長とも会談し、6月にはエジプトを訪問して中東政策の包括演説を行う予定です。本気で中東和平に動こうとしているように見えます。なんとか和平を実現していただきたい。お願いします。
心配なのは、今のイスラエルは、国ごと特殊な精神状況に陥っているように感じられ、オバマさんへの刺客を差し向けかねない。
しかし、身の危険を冒しても、中東和平は達成しなければなりませんよね。それが世界のリーダーたる者の”ノブレス・オブリージュ”でしょうから。