水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

「迷想中・迷走中・596」

2022-08-21 21:49:41 | Weblog



ある気功師・202

故師匠も精力的にセミナーを再開した。
脳内出血の後遺症が少し残っていた。
少し足を引きずり、杖をついていた。
言葉も少しだけ影響があるようだった。

私は無理してでも、より参加した。
はっきりとはわからないが、その必要を感じていた。
この頃から気持ちの準備ができていたようだ。
そして、その年の12月に巨星は消えた。
だが、悲しみはなかったし、ショックもなかった。

そうだったのだ。
何故、昨年から狂ったように故師匠を追いかけたのか。
私の将来が決まる前から追いかけていたのか。
本妻も子供達も仕事も忘れて追いかけたのか。
故師匠が消えるなんてわからなかった。
それでも、追いかけたから何とか間に合った。


(本館は、HP「気の空間・氣功療法院」検索
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「迷想中・迷走中・595」

2022-08-20 21:16:06 | Weblog



ある気功師・201

特別講師の皆さんはどの人も魅力的だった。
その中の一人に伊藤真愚先生がいる。
東洋医学とはいえ、日本独自の東洋医学を伝えた。
通常東洋医学というと中国医学、通称、中医学だ。
もちろん陰陽五行論の優れた部分は応用する。
だが、和法という日本的な医学を伝えてくれた。

禅という哲学を軸にした死生観。
「氣」という部分も大きく扱っていた。
いろいろな療法、いろいろな医学哲学がある。
その中でも伊藤真愚先生の講義は印象に残った。
龍村師匠も何回かのシリーズでお招きしていた。

その伊藤真愚先生も60代で亡くなった。
真面目で一つの道に優れた功績を遺す人達。
自分の生命を削って新たな道を創る。
不真面目で努力が嫌いな私は長生きしそうだ・・・


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「迷想中・迷走中・594」

2022-08-19 21:34:55 | Weblog



ある気功師・200

通常の講座の他にもセミナーがある。
龍村師匠主宰で開かれる事もある。
第三医学ともいわれる民間療法。
日本だけでなく、世界で実績ある療法だ。
そういう療法の第一人者のセミナーだ。

時には音楽療法。
今は亡き宮下冨美夫氏もその1人だ。
ヒーリングミュージック、ヒーリングセラピスト。
映画のガイアシンフォニーにも使われている。
龍村一族とは縁が深いので何度も講師として来てくれた。
間近で直接演奏していただくと、その威力に驚く。

時には合気道。
時には頭蓋仙骨療法。
時にはホメオパシー。
それらの第一人者が直接教えてくれるのだ。
とても貴重な体験になる。


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「迷想中・迷走中・593」

2022-08-18 21:37:32 | Weblog



ある気功師・199

仁監督とは駅まで一緒に帰る事があった。
いろいろお話をしてくれた。
シリーズ四番の時は僅かながら寄付もさせていただいた。
出来上がってから新宿で上映会に招待された。
確か映画の最後には名前も入れてもらった。

当時、監督は独身だった。
一時、コマーシャルの監督もしていた。
その縁で知り合った宇野千代さんとの話。
東大寺修復の西岡さんとの話。
その他、独自の道を歩く名人達の話。
とても心に響く話ばかりだった。

後にシリーズ二番に出演していた二人に会った。
一人は佐藤初女さん。
そして、もう一人は龍村師匠と行ったインド。
ダライ・ラマ法王との謁見。
私はこの頃からとんでもないラッキーと縁があったのだ。


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「迷想中・迷走中・592」

2022-08-17 21:09:02 | Weblog



ある気功師・198

毎月2回の龍村塾。
座学と実技が基本。
講師は龍村師匠だけじゃない。
例えば龍村師匠の長兄は映画監督だ。

ガイアシンフォニーというドキュメンタリー映画。
「地球交響曲」をシリーズで撮り続けている。
まだ三番を作った頃だ。
大手の映画館に配給しない映画だ。
自主上映という形式をとっている。

龍村仁監督が時々講師に来てくれた。
映画の出来るまでの貴重な体験話。
ドキュメントだから、常に予定通りなんて無い。
その時々での不思議な現象も沢山ある。
監督からでないと聞けない貴重な話ばかりだ。


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「迷想中・迷走中・591」

2022-08-16 20:58:49 | Weblog



ある気功師・197

いろいろ学んで家に帰った私。
生駒で治療師になると宣言しちゃった私。
すぐ今までの土産店の改装に踏み切った。
場所柄、とても不便だが治療院に改装だ。

暮らしていけないだろう、と反対もあった。
だが、そういう問題ではないのだ。
もうやるしかない状態が出来てしまった。
何しろ、特別な体質に変わってしまったのだ。
すでに私を必用としている人達がいるのだ。
私の意思とは離れたところで勝手に決まっていた。

あぁ、運命か何か知らないが、こういう風になるんだ。
私の意思とか将来の計画とか関係なく動いてしまう。
それなら、もうジタバタしても仕方ない。
自分の人生などより、もっと強い何かがあれば仕方ない。
私はあきらめが早く、未練は薄い性格だった。


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「迷想中・迷走中・590」

2022-08-15 21:10:15 | Weblog



ある気功師・196

こういった超一流というより頂点の人達。
共通する特徴がある。
控え目、穏やか、にこやか、優しい。
自分をアピールする意識が無いから、控え目だ。
他人と比較する意識が無いから、穏やかだ。
自分が好きな道を楽しんでいるから、にこやか。
真に自立しているから、我を出さず他に優しい。

足立氏は直観力がずば抜けていた。
その能力だろうが、故師匠に進言した。
半年は人前で活動しないで下さい。
そうすれば助かり、そうでなければ半年後に死ぬ。
そういう言葉はしない足立氏だ。
苦しいながら、特別に言ったのだろう。

故師匠も超特別な感覚の人だった。
誰もその行動が読めなかった。
故師匠も理由不明のまま走っていた。
ある意味、自分勝手・・・
そして、三ヶ月後に活動を再開した。
その三か月後、足立氏の言葉通りになった。


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「迷想中・迷走中・589」

2022-08-14 21:57:49 | Weblog



ある気功師・195

ここでは故師匠の現況も聞いた。
脳内出血で入院したが、一ヵ月で退院したらしい。
その後はある施設で療養しているらしい。
少し後遺症があるが、かなり良好のようだ。

皆が心配し、関心をもっている。
いろいろな情報が入ってくる。
故師匠は特別なカリスマ性がある。
その為、特別な能力の人達が接してくる。
山崎の施設にあるオブジェの作者の足立氏もその1人だった。

もとは故関英雄博士の(ある意味)教え子だった。
関博士は特殊な能力開発の塾を開催していた。
そこで開花したのだろう。
足立氏は超特殊な人になった。
そして、故師匠にも惹かれていった。


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「迷想中・迷走中・588」

2022-08-13 20:56:32 | Weblog



ある気功師・194

山崎の療養所では何日も泊まっている人と話をした。
故師匠のビデオや生駒の講師だった人のビデオ。
もちろん関連の本なども揃っていた。
難病で療養している人達の日常はヒマではない。
生駒研修所とは違うのだ。

生駒ではプログラムがあり、スタッフが準備してくれる。
次々にする事が目白押しで忙しい。
講義や気功の時間外も龍村師匠が主体で修行となる。
掃除は清掃行法、食事だって食行法となる。
そういうプログラムが無い山崎療養所。
だからこそ、自分主体で毎日を組み立てる。

単なる安く泊まれる施設ではないのだ。
病を克服するのに、一番大切な事を学ぶのだ。
そうでないと難病は回復できない。
自分が病と対面し、病と付き合う。
そして病によって自分に気づく。
私はとても大切な部分を学んだ。


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「迷想中・迷走中・587」

2022-08-12 20:51:53 | Weblog



ある気功師・193

現像した写真には生駒研修所で撮った数枚にも氣が写っていた。
龍村師匠、故師匠の父上(当時87歳)、管理人夫人。
全て、私が一緒で他の人に撮ってもらったものだ。
全て、私がとても嬉しく思える人達との写真だった。
もちろん、白い氣だ。

この事がきっかけとなったのかどうかは知らない。
その後、私は意識して氣の写真を簡単に撮れるようになった。
時代がデジタル写真になり、簡単に確かめる事ができるようになった。
銀塩フィルムよりもデジタルのほうが写りやすいようだ。
他の人達も写った経験が増えたようだ。

ここなら、と思った場所では、ほぼ必ず氣の写真が撮れた。
集めるつもりなら何万枚も撮れる。
ただし、携帯カメラのデジタルは思うように撮れない。
構造的に何か違うのかもしれない。
撮れるなんて普通だった。
すると、興味が無くなった。
興味が無くなると、撮れる割合が少なくなった。
これは金粉現象でも同じだった。
興味がある時は、毎日、毎回金粉が出せた。
だがそれが普通になったら、興味が無くなった。
今は、出すのに苦労する・・・


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