「温泉氣功・9」

○○法には三位（さんみ）というのが、もれなくではないが付いてくる。
三蜜などともいうが、三つのモノを合わせて使う。
理想的なのは、三つが融合し合う姿だ。
三位一体（さんみいったい）などともいう。

保健気功法では、調身・調息・調心などという。
調身は型、動きを他の二つに合わせること。
調息は呼吸を、型やイメージに合わせること。
調心はイメージを、型や呼吸に合わせること。
心は通常コントロールできないから、イメージを使う。

理想は三位一体だが、イキナリそんなの無理。
それに、三位一体にとらわれると先に進めないことがままある。
皆が一緒に踊る、太極拳体操みたいになるのだ。
目的がズレ、浅い格好だけのモノになる。
中身が無いとはいわないが、折角のモノを活かしきれていない。




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「温泉氣功・8」

保健気功法に小周天・大周天というのがある。
天は宇宙（自然）を表す。
小さな宇宙を人体。
大きな宇宙を大宇宙（自然）。
そこに氣が周るのが保健気功法だ。

気功法も狭くとらえる人と広くとらえる人がいる。
氣は意識に連動して、狭ければ狭い範囲に影響する。
広ければ広い範囲に、深ければ深い範囲に影響する。
律儀モノなのだ・・・

小周天を任脈や督脈に限ってしまう人もいる。
好きにすればいい。
だが、ワシはいいかげんモノだ。
決まりを無視するところに、面白味を感じる。
体内に限る気功法は全て小周天。
天氣と地氣を体内を通して巡らすなら、大周天とした。





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「温泉氣功・7」

そこで温泉の氣（生命力）を一度に数倍受け取れる方法だ。
特にたいした事じゃない。
気功なら、普通だ。
ただ、温泉の氣、と誰も言い出さなかっただけだ。
ワシが温泉地に昔から住んでいるから思いついただけだ。

温泉気功・・・
金があったら登録商標取ればいいのだが・・・
何しろ、ワシと貧乏女神は生涯を誓い合った仲・・・
い、いや、ワシは誓った覚えがないのだが、相手が勝手に寄り添う・・・
無下に断るのも悪いし・・・

中身はたいしたことがない。
昨年の樹木気功と仕組みは同じだし・・・
講師もたいしたことがない。
だが、効果や応用はかなりのモノだと思うぞ。
宣伝が上手い誰かがやれば、かなり売れるだろう・・・
ワシでは埋もれるのが関の山・・・





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「温泉氣功・6」

仕方ないとはいえ、ボンクラの東大医学部の失態。
その後地元の群大医学部に丸投げ。
当然、その重要性にも気付かず今日に至る。
世界に先駆けて、温泉の医学的発見は埋もれたままだ。
世界中で様々な宝の価値が解らないまま埋もれているものだ。
医学的証明とその使用法はともかく、その力を秘めている温泉。

昔は温泉に行くというのは数日以上の日程だった。
時には湯治が数年にもなった。
現代はそんな余裕がない。
人の時間は速く短くなった。
何事も速く短くなることに価値を付けた。

ゆっくり１０日間以上温泉に入れるならいい。
身体も心もほぐれるだろう。
ところが現代は１日か２日が主流だ。
それでは温泉の効果がほとんど受けられない。
入った時の感覚と、温泉に来たという気分だけ。
もったいない・・・




９月１８日（水） 温泉気功みなかみオンパクでの私のセミナーです。
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「温泉氣功・5」

現代科学的の理由だけでは説明できない効能。
日本の西洋医学の基礎を教えたベルツ博士。
天才の一人だろう。
その博士が日本政府からの報酬全てを委託して研究をたのんだ。
自分はドイツに帰るからだ。
委託先は自分が教えた帝国大学。
研究は温泉。

天才の直観は通常に理解されない。
帝大（現東大）とはいえ、凡才の集まりだ。
意味が理解できなかったのだろう。
それは、現代でも同じだ。
現代でも、温泉の凄さは研究不足だし、理解不足のままだ。

人は理解できなくても、経験で判断する。
長い間、温泉に親しんできた日本人だ。
理解も分析も関係ない。
いいものは、いい。
それによって、回復も元気も出る、と知っている。




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「温泉氣功・4」

皮の厚さは40～65Ｋｍ。
地球全体からみれば薄皮だ。
それでも人間からみれば深い厚みと思える。
そこに多種多様な鉱物がある。
マントルという液体に含まれていた鉱物が冷えて固体になる。
それぞれが結晶をつくったり、混合したりした岩だ。
細かい岩を、人間的には土という。

水はモノを溶かす性質がある。
そして、情報（固有の波動）をコピーする性質もある。
温泉という水は、上ってくる過程で様々な鉱物と接する。
接して独自の鉱物の成分と情報を溶かして湧き出る。
温泉は、単に水を温めたモノではない。
単に成分を溶かしただけでもない。
成分と情報（波動・氣）を溶かせているのだ。

その成分と情報が相乗効果となり生物の生命力に影響する。
元々、生物は地球の成分の一部だ。
生きていくのにミネラル（微量鉱物）が必要なのも当然。
大地の氣が生命力を応援するのも当然。




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「温泉氣功・3」

流れる高温溶岩（鉱物）のマントルの表面が冷やされた皮。
動くから隙間も出来る。
隙間から上るマントルをマグマという。
地上まで出ると、火山という。
出なくても、いつ出るか予測はつかない。
僅かな皮の話だ。
そこに温泉が生まれる。

地球は大量の水を含む星だ。
水素と酸素という可燃性元素が結合したモノだ。
マントルにも多く含まれている。
マグマにも含まれている。
そして、表皮の大地にも含まれている。

水は液体、固体、気体と姿を変えている。
それらは、温度や圧力で姿が変わる。
その一つが大地内の地下水だ。
その地下水が近くのマグマ熱で熱せられる。
圧力と膨張力で地上に出ると・・・温泉になる。




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「温泉氣功・2」

そもそも温泉とは。
一定温度以上（日本では２５℃）の湧水。
温泉法の指定する成分１８種のうち、規定値以上の溶解が一つ以上。
そのどちらか満たせば温泉と認めている。

地球の真ん中には核（コア）があり、距離は6300Ｋｍ。
温度は６０００度といわれている。
地表はおよそ１００分の1の36Ｋｍの厚さだ。
コアと地表の間はマントルといわれる流れる高熱鉱物。
温度は３０００度。
地表下で１５００度。

つまり、地球は９９パーセントのドロドロの超高温の星。
僅か１００分の１の皮の上に生物がひしめいている。
当然、そのプレートという皮もマントルの影響で動く。
危い状態で、奇跡のように生きていられる。
くだらない戦争などしていられる身分ではないのだ。





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「温泉氣功・1」

１7日から、みなかみ町オンパクのイベントが始まる。
今年からオンパク（温泉博覧会）に名前がついた。
ｃｏｃｏｉｒａ・・・ココイラ。
こちらの方言で、このあたり、この付近という意味だ。
ワシのセミナーもプログラムに入っている。
１８日だ。

昨年までは、樹木気功と温泉ヨガをした。
今年は温泉氣功。
ここでの氣功は保健気功だ。
自分で自分の生命力を高める気功だ。
それを、温泉に応用した。
もちろん、ワシのオリジナル。
日本でも、ここだけ。

ｃｏｃｏｉｒａは温泉集中地域だ。
幾つもの温泉が湧き出ている。
せっかくあるのだ。
もっと活用しよう。
昔なら、充分に日数をかけて温泉に来ていた。
だが、現代は忙しい。
余裕など無いのだ。
そこで、少ない機会でも温泉の効能を数倍に受け取れる方法にした。
一度で数回以上の温泉の氣を受け取る方法だ。
今なら、申込みも、まだ間に合う・・・と思うぞ。





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「浄化・25」

浄化は調和。
浄化はやわらかさ。
浄化は明るさ。
浄化はいいかげん。

正しさの主張。
聖への渇望。
真実の追求。
そうしたモノは浄化の邪魔だ。
個人的な趣味にしてくれ。

自分の内部に有る闇（病）。
邪悪な想念。
浄化したいのなら、調和という方法だ。
消そうとか、無くそうとかしても無駄だ。
より深部に隠れてしまう。
認め、上手く融かす。
他の想念と同格に扱う。
適当に楽しむ。
それが、浄化になる、とワシは思うぞ。




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