ある気功師・297
法王との謁見は政府関係者、宗教関係者以外は基本的にない。
約束したとはいえ、とても異例の事である。
実際に謁見できるかどうかは不明だった。
それは法王が普通の人ではないからだ。
約600万の国民の全責任を負う立場だ。
全世界の仏教の長としての立場もある。
中国から亡命し、今はインドで間借りしている立場だ。
多くの業界の指導者へのアドバイスをする立場だ。
呑気に私達とお話しする立場ではないのだ。
そういった不確かな現状を踏まえたうえでのツアーだった。
謁見できなくても、いや、できる確率は少ないツアーだ。
それでも、亡命政府があるダラムサラを訪れる意味はある。
行く前に幾冊かのチベット関係本で勉強させてもらった。
私自身は、今回のツアーにとても興味があった。
(本館は、HP「気の空間・氣功療法院」検索
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