水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

「風間陽水の依頼簿(カルテ)・1307」

2017-06-13 19:20:42 | Weblog



カルテ番号 わ・9(44)

洋子は先週からその言葉を思い出してはドキドキしていた。
ドキドキというよりも、ワクワクしている。
雰囲気から嫌な話や困る話ではないと判る。
「何を言われても大丈夫です。
先生が話す事なら、きっと良い話だと思っています。
そうでなければ、責任を取ってもらいますから」
洋子は何かに包まれるように安心していた。

院長は静かに話し始めた。
「この世の生物には沢山の種類があります。
大きく分けても、植物と動物。
動物だけでも、小さな昆虫や魚、蛇、鳥もいます。
そして、恒温動物といわれるネズミ、猫、熊、人間。
それぞれの種は、おおよその寿命があります。
アポトーシスといって、細胞の再生寿命ですね。

例えば人間種。
細胞的には120年から160年といわれています。
まぁ、環境やその肉体の使い方、栄養の取り方で短くなります。
現代は、本来の約半分くらいで多くの方が寿命を迎えていますね。
最近の日本では、100歳も珍しくなくなりましたが。
ところが、アポトーシスが通常の何倍もある場合があります。
といっても、突然変異ではありません。
特別でもないのです」

(登場する人物・組織・その他はフィックションです)
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