水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

「風間陽水の依頼簿(カルテ)・1144」

2017-01-01 20:59:22 | Weblog



カルテ番号 り・1(12)

車が首都圏から離れると、より気持ちが軽くなった。
力石静は漠然と感じていた事を運転しながら考えている。
私はうつ病ではないのではないか?
危険察知だったのではないか?
そうだとすれば、場所に関係していたのではないか?
具体的にいえば、神奈川県や東京。

神奈川や東京に不安を感じるのなら・・・
地震だろう。
もうずっと以前から知られていた。
関東大震災の周期内。
いつ起きても不思議ではない。
でも、誰も信じたくなかった。
知らないふりをして、毎日生きてきた。

力石静の母方の祖母。
実に勘が鋭い人だった。
いや、鋭いという言い方は違う。
勘以上の何かが働いていた人だった。
それを知っている近所の人が、困ると来ていた。
いわゆる、失せ物を言い当てるのだ。
物だけではない。
行方知れずの人も、ほぼ言い当てる。

(登場する人物・組織・その他はフィックションです)
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