水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

「風間陽水の依頼簿(カルテ)・394」

2014-11-16 18:30:22 | Weblog



カルテ番号 あ・28 6度目(1)

「センセ~、どうしよ~」
いつもなら、テンションが高いはずの愛田恵子が沈んだ声で電話してきた。
愛田恵子は陽水より120歳ほど年上だ。
現在は銀座のクラブのオーナーママをしている。
陽水と同じ長寿族で、偶然出会った。
発動(46歳)前は幕末の京都伏見寺田屋でお登勢という名前だった。
今は、変わった名物ママとして、気ままに過ごしている。
あるいは、気ままに過ごしている役を演じている。

「愛田さん、どうしました?」
「あ!そうだった。温泉に行くからね~」
と、突然電話を切った。
これでは、全く何の事かもわからない。
この人は、いつも突然、騒がしてくれる。
とはいえ、伊達に180年も生きてきたのではない。
幕末から幾度もの戦争を体験してきているのだ。

数時間後、風間陽水の治療院に愛田恵子が顔を出した。
いつもの愛田恵子の車ではない。
レンタカーだった。
「センセー、元気~」
いつものテンションの高さで、玄関から声をかけてきた。
あの電話は何だったんだ?

(登場する人物・組織・その他はフィックションです)


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