第九章(9)
無眼界乃至無意識界
「般若波羅蜜多心経」だ。
どの部分をとっても「般若」を顕している。
その「般若」は、誰にでも理解できるモノだ。
そして、誰でも活用できるモノだ。
そうでない理屈など「般若」の名に値しない。
眼界から意識界までの十八界。
「無」を付ける事で「般若」となる。
「こだわるなよ」という訳で「般若」となる。
「愉しめよ」という意味で「般若」となる。
経の文字は実に簡潔だ。
簡潔だからこそ、意味は広く深い。
相手によって、話し方が違う。
表現が違う。
違って、当たり前なのだぜ。
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。)