第九章(6)
無眼界乃至無意識界
毎日、生活している。
暮らしている。
それが、生きている状態だ。
日々の営みがあって、生きている。
それは、病床にある状態でも同じだ。
健康で働く事も、悩みで閉じこもる事も生活だ。
その人が生きているなら、それが現状の生活だ。
生活は同一ではない。
その本人だけしか認識できない世界だ。
十八界というのは、日々の生活の事だ。
つい、眼根と色境と眼識を同一だと思ってしまう。
それは、他のモノ達とも同一だと思ってしまう。
だが、生活は一人一人違う世界だ。
そして、その全てが、とても不確かな世界だ。
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。)