第七章(9)
是故空中無色 無受想行識
元々、判断力は当てにならない。
特に人間の判断は当てにならない。
判断できる、と勘違いしている人間が多い。
マトモな判断ができたら、危機的な現状にならない。
だからブッちゃんは、ここから更に丁寧に話す。
いかに、いろいろが当てにならないか、を話す。
判断できない人間の段階だもの。
真実や真理を追い求めても判断できない。
無駄じゃないけど、捕まえられない。
出来るのは、追い求める事じゃない。
手放す事なのだ。
方向を向く、という事は大切だろう。
楽になれる方向と一致しているのなら。
だが、真実や真理を捕まえられると思ったら、
その時点で方向が狂う。
ブッちゃんは、自らの修行体験で知っている。
そして「無」という鍵を手に入れた。
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