当時は気候ももっと温暖だった。
植物繊維の布を一枚まとっているだけだ。
それで充分暮らせた。
昼の仕事で汗を出す。
同じく昼のうちに河川で身体を洗う。
心身をさっぱりと清めて昼の部が終わる。
夕方からは焚き火を囲んでディナーパーティだ。
毎日、全員でディナーパーティだ。
歌と踊りと語らいの食事だ。
皆で楽しく食べれば、何倍も美味しくなる事を知っていた。
現代より、ず~と智慧を活かした暮らしだった。
現代より、ず~と豊かな暮らしだった。
お金や財産を貯めるという概念は無かった。
何でも皆で協力し、分け合えばいい。
分け合う方が、ず~と豊かに暮らせると知っていた。
毎日、水で余計なモノを清めていたのだ。
心身の澱は溜まらない。
残るのは、大らかな心と明るい心。
楽しみと愉しみが生きる意味だと知っていた。
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。)