水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

エスカレーター・2

2005-04-24 18:16:17 | Weblog

我家は何かにつけ、控えめだ。
(ワシの仕事量が筆頭だ? 放っといてもらおう!)
子供達にも常々言う。
「遠慮しないでヘマをするんだよ。
テストは全力を出すものじゃないぞ。」

でも油断すると100点ばかり取ってくる。
油断は誰にもあるから叱りはしないが
「う~m、イマイチだなぁ。92点でよかったな」
もちろん、ワザと間違えるのはイヤラシイと教えている。
自然体でヘマをするのも結構難しいのだ。

そんな控えめなポルシェカスタムに乗って、
ワシは新幹線の駅へと向かう。
寒冷地からは気温がみるみる上がる。
桜の蕾が少し膨らみ、やがて一つ二つ開く。
新幹線駅に近づく頃には満開の木も出てきた。
そこで一句。

満開に すぐなる桜は ラテン系

ちょっと優しく(暖かく)されると、
すぐ開いてしまう桜は恥じらいが無い。
しかも・・・満開まで開く・・・。
ワシもオープン系だから相性はいいが、
桜が日本的というのは間違いだろう・・・。

色彩は単一だが、桜花が皆で開く様はリオのカーニバル。
その下で行われる傍若無人な宴会も、
狂祭(カーニバル)というほうが相応しいと思わないか?
桜は人を(少し)狂わせるのだ。
西行や梶井基次郎が指摘したとおりだと思う。

そんな「春の哲学」を思考しながら駅に着く。
コマギレの田畑と雑林と数軒の民家。
何もない山に寄りかかった新幹線駅は、
政治家達の欲望から生まれた孤独な駅だ。
タヌキや猿や熊に混じって人も来るが・・・。

無駄使いしか出来ない政治家を選ぶのは国民だ。
本当の迷惑はタヌキや熊や小生物達だ。
何しろ選挙権も無いのに好き放題されている。
人間達は、地球上で、かなり勝手に生きている。
ごめんね、タヌキさん熊さんタニシさん・・・。

ここから東京駅まで1時間20分。
「移動する空間は冥想場に適している」
ワシ以外でこれを指摘した人を知らない。
(ワシは独自で気づいたが、指摘している人もいると思う)
これには「冥想」のシステムに関係した理由がある。
だが、ワシのいいかげんな雑記で書くのはなぁ・・・
講座でなら話すことにしよう・・・。

だからワシは移動する時間がとても愉しいし貴重だ。
プロフェッショナル・ヒーラーとしても必要な場だ。
いいかげんでもスケベでもプロはプロの日常がある。
毎日、何処かで必ず設けなければならない時間と場だ。

それが出来なくなったら、プロから降りる。
というより・・・愉しいモノを手放すはずない。
だから、多分、一生プロ・ヒーラーでいられるだろう。
これはワシの天職だし、その他の生き方をしたいとは思わない。
(来世、オナゴに生まれたら、別の生き方をするぞ)

テーマの「エスカレーター」は未だ出てこない・・・・


(本館は http://iiki.desu.jp/  「氣の空間・氣功療法院」
コメント
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